本を読む.
カント『人倫の形而上学の基礎づけ』.
自由な意志の働きから道徳の原理となる定言的命法が導かれることが示される.
ところで, カントは誰でも理性を持つ限りにおいて, 欲望のただ中にあったとしても善い行為をしたいと望むものであると言っている.
しかしそうだろうか.
たとえば自分は酒浸りだった頃, 酒が生活の全てで, 金が無くなった時は酒を手に入れるために大切な本も売ったし (非常に後悔している), コンビニで酒を万引きしようかとも考えた.
理性を持っていたとしても, 判断がとんでもない方向に行くことはある.
それから数学をやる.
与えられたモナドに伴う Kleisli 圏から関手の随伴が構成できて, その構成された随伴から導かれるモナドは最初のモナドと一致するという定理を証明する.
証明の細部は読者への練習問題となっている.
計算するが, 最後に結論を導くところでうまく行かない.
途中で区切りを付けて朝食をとる.
キャベツと目玉焼きとソーセージとコーヒー.
計算の続きをやるがあまり進展せず.
昼までやったが行き詰まる.
午後からアルコール依存症の自助グループに行く.
今日のテーマは「自分に負けるな」.
酒に関する限り, と言うより人生の他の場面でも, 自分は負け続けてきたというような話をした.
帰宅して食事.
鶏肉と白菜の鍋.
夕方から気分が沈んでくる.
良くない.
布団に入る.
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