ハイバネーションは apm -Z で行える. 実行するとメモリーの内容をスワップに退避してから電源を切る.
再度電源を入れるとカーネルがブートし, その後にスワップからのメモリーイメージの復帰を行う.
ただし apm(8) の manpage には, この機能は machine dependent であるとの記述がある.
やってみた.
$ apm -Z
ある程度の時間が経過した後, システムの電源が切れる. この経過時間はメモリー内容のスワップへの退避にかかっているのだろう.
電源を入れ直すとカーネルがブートする.
その後, ハイバネーションからの復帰を示すメッセージが出力される.
ここまでは良かったが, 突然画面が乱れてしまっていつまで経ってもハイバネーション前の状態に復帰しない.
画面表示がおかしくなっているだけかとも考え, スマホからネットワークの状態を調べる.
OpenBSD のネットワークは起動していない.
仕方が無いので強制的に電源を切って再起動する.
もう一度 apm -Z を実行して, カーネルの再起動をシングルユーザーモードで行ってみる.
すると, root ファイルシステムが正しく unmount されていないというメッセージが出力される.
スワップへのメモリーの書き出しを行った後, 正しく電源が切られていないようである.
残念だが, 自分の OpenBSD / Mac Pro ではハイバネーションは使用できない.
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