2018年11月02日
『ペンタゴン・ペーパーズ』誰を守るのか!何を選ぶのか!貫くべき信念とは・・・この映画、とても良いです!
(✿✪‿✪。)ノコンチャ♡〜 本日はちょっと一息映画でも観ましょうか〜〜と、ツタヤレンタルした作品のご紹介です(o^―^o)ニコ
これがもう、ジーンとくるというか、ハラハラするというか、スッキリするというか・・・
いつの時代だって国民が知りたいのは真実で、全ての真実を政治的・戦略的な理由で明かさないのが政府で、
ジャーナリストと政治家のせめぎ合いが、一社会人としてとても興味深い訳です。
さて、時はニクソン大統領時代のアメリカ合衆国、かの有名なワシントンポスト社がベトナム戦争に関する、国家機密文章(ペンタゴンペーパー)を入手!ワシントンポスト社の記者たちは一気に公表に向かって走り出した所、先に情報を入手していたニューヨークタイムズが膨大な資料の一部を記事にし暴露する。
ニクソン大統領は怒り、タイムズ社を提訴!ポスト社も記事の掲載を踏みとどまるも、情報提供者との接触によりジャーナリスト魂に火が付き、再び公表に向かって走り出す・・・
『ペンタゴン・ペーパーズ』
スティーブン・スピルバーグ監督が、「今、撮るべき作品」「今、伝えたい真実」として撮影中の他の作品を差し置いてメガホンを取った渾身作!
スティーブン・スピルバーク監督が現代に伝えたい強烈なメッセージ!とは・・・
メリル・ストリープ×トム・ハンクス!2大オスカー俳優が奇跡の初競演!
ワシントン・ポストの女性経営者キャサリン・グラハムと、ワシントン・ポスト編集主幹ベン・ブラッドリーの、上司・部下の関係を超えて描かれる熱い絆や葛藤を、臨場感あふれる熱演で再現!
<ストーリー>
なぜ、アメリカ政府は、30年もの間、それをひた隠しにしなければならなかったのかー─。1971年、泥沼化するベトナム戦争。
国防総省はベトナム戦争を調査・分析した文書、通称「ペンタゴン・ペーパーズ」を作成していたが、ある日、その文書が流出し、ニューヨーク・タイムズが内容の一部をスクープした。
ライバル紙に先を越されたワシントン・ポストのトップでアメリカ主要新聞社史上初の女性発行人キャサリン・グラハム(メリル・ストリープ)と編集主幹ベン・ブラッドリー(トム・ハンクス)は、残りの文書を入手し、全貌を公表しようと奔走する。
政府を敵に回してまで、本当に記事にするのか…報道の自由、信念を懸けた“決断”の時は近づいていた。
ちょっとググって見ました
ペンタゴンペーパーとは 「ベトナムにおける政策決定の歴史、1945年-1968年」であり、ベトナム戦争からの撤退を公約して大統領に選出されたリチャード・ニクソン政権下の1971年に作成されたこの報告書は、47巻構成(資料を含め約100万語)で、フランクリン・ルーズベルト大統領時代つまりフランス植民地時代にはじまり、フランスの撤退以降にベトナム戦争を拡大させたジョン・F・ケネディとリンドン・B・ジョンソンの両大統領政権下のアメリカ合衆国のインドシナへの政策と「トンキン湾事件」などの当時の政府による秘密工作を網羅している。
*ウィキペディアさんから参照しました*
ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書 ブルーレイ DVDセット【Blu-ray】 [ メリル・ストリープ ] 価格:3,648円 |
メリル・ストリープが演じるのはワシントン・ポストの女性経営者キャサリン・グラハムです。
この人物・・・オバちゃんですが何故か雰囲気が独特なんです!
イケイケのキャリアウーマンタイプでもないし、ワンマン社長でもないんです。
父がなき後、旦那様が跡継ぎになって経営していたけどどうやら自殺?してしまったようで・・・
ここら辺は詳しく描かれていないのですが、何の不自由もなく、経営とは無関係の世界で子育てを楽しみ、ワシントンポストの新聞を愛し、従業員やその家族を愛していただけ。
そんな彼女がある日突然、ポスト社の後を継ぐことになり、女性が軽視されてる時代の中、大きな・・・
とても重大で会社の運命がかかった決断を迫られます。
トム・ハンクスが演じるのはワシントン・ポスト編集主幹ベン・ブラッドリーです。
彼は・・・どこまで行ってもジャーナリストであり、真実を報道することが自己の使命だと信じている人物です。政治的な圧力に屈することは受け入れられず、記事の公表に向けて保身・慎重派の重役たちと言い争いキャサリンに決断を迫ります。
キャサリンは・・・公表した後のニクソン政権からの制裁を恐れています。ポスト社が潰れる事になれば・・・そこには従業員とその家族・自分の家族への責任があるからです。
それともう一つ!重要になる人物が国防長官のマクナマラです。
彼とは長年の親友であり、家族ぐるみでの付き合いのある仲です。
マクナマラ長官って・・・「13デイズ」にも登場したケネディ大統領政権の重要人物です。
国防長官としてどちらかと言うとタカ派のイメージで、軍事力信仰者のイメージです。「13デイズ」はケネディ大統領の時に勃発した「キューバ危機」を、マクナマラは軍部と共に空爆推しでケネディに迫っているシーンが多々ありました。そしてケネディ・ジョンソン大統領の下でベトナム介入政策を後押しし、南ベトナムへの〈軍事顧問団〉の増派を続け,大規模な兵力投入と軍事的拡大を押し進めたが,武力による解決に失敗。沢山の若者が勝てる見込みのない戦争で命を落とした。マクナマラはベトナム戦争を泥沼化させた人物でもあるけど、実は彼は、今後同じ失敗を繰り返さないようにコッソリと学者たちにベトナム戦争の分析記録を作らせていた。それが今回の映画の『ペンタゴン・ペーパーズ』なんです。
13デイズ【Blu-ray】 [ ブルース・グリーンウッド ] 価格:1,500円 |
う〜ん、長くなってきちゃったのでそろそろ締めないとね・・・(;^_^A
ワシントンポストの経営者であるキャサリンは公表することを決断します!
震えた声で・・・涙ぐんで・・・「えぇ・・・えぇ・・・こ・・・公表しましょう!」って。
このシーンはなんか・・・涙が出そうになりました。私なら背負えないかも・・・
従業員や家族たち、ワシントンポスト社に対する責任を・・・
彼女が決断したのは、「新聞が背負う使命」を優先したからです。その思いはきっと、国民から支持され理解されるだろうと・・・ニクソン大統領はタイムズ・ポスト社を提訴しましたが敗訴します!
その判決で述べられた判事の意見は「建国の父たちが報道の自由に対し本を与えた理由は・・・(中略)報道機関が仕えるべきは統治者ではなく国民です」
メリル・ストリープが演じるキャサリン・グラハムは、とても暖かくて「母の愛」に溢れる人物です。
決して目立たず出しゃばらず、人に押し付けずに会社を守る姿にとても好感が持てます
その反対にニクソン大統領は・・・え!ウォーターゲート事件に続くの???
う〜〜〜〜ん、次作もあるのかぁあああ〜〜〜(≧▽≦)
っと・・・ワシントンポストって「13デイズ」でも記事の掲載を見送った・・・あれ?タイムズだったかなぁ・・・男性だったからお父さんだったのか??今度見直してみよう(o^―^o)ニコ
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