2017年02月10日
ドラマ『沈まぬ太陽』に釘付け!ブラック企業VS労働組合
先日何げに借りたDVDのご紹介
『沈まぬ太陽』WOWOW開局25周年記念連続ドラマ
これって映画もあったような?・・・ぐらいだったんだけど、ありましたねぇ
映画の方は渡辺謙主演三浦友和・ 松雪泰子・ 鈴木京香 ・石坂浩二と豪華キャストです!
価格:4,082円 |
で、何となく・・・と言うか、実は今更ながらに『真田丸』をレンタルで見てるんですよ〜
大河ドラマって日曜の夜8時・・・テレビを見れない時が多くて
レンタルなら一気に見れるから、出揃った所でレンタル開始!が、しかし・・・
面白くなってきた後半がまだ出てなかった
モヤモヤしてドラマコーナーを見てたら目にとまったのが
>【送料無料】 沈まぬ太陽 Blu-ray BOX 【BLU-RAY DISC】 価格:36,936円 |
こちらのキャストも豪華でっせ
出演 上川隆也渡部篤郎 夏川結衣, 檀れい, 小泉孝太郎
女子にはハートは付けませんよ〜
連続ドラマで結構巻数あったから、とりあえず1・2・3巻と借りて見たらまぁ面白い事!!
大学時代からの友人同士恩地(細川)と行天(渡部)の2人が、飛行機の安全性を高めることを目標として
劣悪な労働環境を改善する為に、労働組合の委員長として立ち上がる。
整備士は特にさげすまれていて、万年ヒドイ人材不足!そのくせトラブルにはすぐに対処しろって・・・
そんな時1人の若き整備士が仕事中に事故死!この事故をキッカケに組合は「賃上げ・人員増」など
を要求し、受け入れない会社に対してストライキを強行。
結果、要求を受け入れることを条件にストライキを解除し事態は落ち着いたように見えたけど・・・
社長の座を狙う常務と、その腰巾着達に仕返しとも言える『懲罰人事』でパキスタンの僻地カラチに左遷される。
仲間として一緒に活動していた行天は常務に唆され、自分が左遷されないように寝返る。
これを期に社内規則で「僻地の勤務は2年」とされているのに、恩地は日本には帰らせてもらえずテヘラン・アフリカと不遇の人事異動が続く・・・反対に常務の腰巾着に成り下がった仰天はロサンゼルスへの出世街道人事!綺麗な服着てゴルフしてご機嫌とって・・・
強力な指導者を失った組合は結局要求の半分も受け入れられず、それでも恩地と共に戦い続ける組合員も
窓際に追いやられ、さらし者のような扱いを受け、スッチーも「地獄の南回り」と呼ばれる半月以上海外と言う過酷な勤務に!
ってここまで見ました。
すっごいよ!虐めっぷりとか嫌がらせとか・・・
今でこそ「パワハラ」だとか、「過労死」だとか、従業員を守ろうって風潮だけど、昭和黄金時代の企業ってこんな感じだったかも
金と権力にまみれ、政治との癒着も当たり前〜みたいな
原作は山崎豊子による長編小説で、『アフリカ編』『御巣鷹山編』『会長室編』と3編になっていて、
御巣鷹山は、皆さんご存知の「日本航空123便墜落事故」を元にしているようですね(まだ見てないので)
私、この事故は一生忘れないだろうな〜
小学3年の夏、田舎の親戚の家で夏休みを過ごしていて見てたテレビ・・・
「飛行機墜落事故!乗客にタレント坂本九さんの名前が・・・」この速報みて衝撃が走ったのを覚えてます。
恩地始め、組合員は重大な事故が起こらないようにと訴え続けていたのに・・・
明日借りる「御巣鷹山編」と「会長室編」が非常に楽しみです
今度映画の方も借りて比べてみようかなぁ〜
そして、長編小説と言う事なので息子に読ませようかなぁ・・・と検討中!
5冊も買えないから古本で良いかと・・・
『沈まぬ太陽』(しずまぬたいよう)は、1995年から1999年に週刊新潮で連載された山崎豊子による3編に亘る長編小説である。日本航空と、実在する同社社員で同社の労働組合役員である人物の体験に基づいて脚色、再構成されたフィクション社会派作品。単行本・文庫本は700万部を売り上げ、2009年には、映画化された。さらに2016年、WOWOWにてテレビドラマ化された。
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アフリカ篇
作中の現在は1971年(昭和46年)11月13日午後(ケニア時間)より。
国民航空ナイロビ営業所に勤務する恩地を中心に物語は進行する。国民航空の労働組合委員長として経営陣と対立した結果、カラチ、テヘラン、そしてナイロビの足掛け8年に亘る「現在の流刑」にも等しい左遷人事に耐える中で、母親と死別し、家族と別れることになった経緯と作中の現在に至るまでが、回想形式で描かれる。一方、大学の同輩であり組合の副委員長として恩地を蔭ながら支えてきた行天四郎は、堂本常務の言葉によって恩地と袂を別ち、出世街道を歩むこととなる。
御巣鷹山篇
作中の現在は1985年(昭和60年)8月12日18時24分頃(日本時間)より。
10年の左遷に耐えて日本に帰国した恩地であったが、国民航空は追及の手を緩めず、恩地を更に10年の間、東京本社での閑職に追いやる。そんな中、御巣鷹山で「国航ジャンボ機墜落事故」が発生、救援隊・遺族係へ回された恩地を中心に物語は進行する。一部実在者を含む遺族の姿がオムニバス形式で随所に挿入されている。
会長室篇
作中の現在は1985年(昭和60年)12月より。
御巣鷹山墜落事故から4ヶ月後、利根川総理大臣は国民航空の再建を期し、関西の紡績会社の会長である国見正之を国民航空会長に据えた新体制をスタートさせた。遺族係として大阪に赴任していた恩地は東京に呼び戻され、国見が新設した「会長室」の部長に抜擢される。改革に奔走する国見と恩地、そして次期社長の座を狙う行天を中心として、国民航空の腐敗体質の温床となった存在と、その背後の黒幕が描かれる。
睨まれてでもハッキリ意見を言って自分の信念を貫きイバラの道を行くか・・・
はたまた信念を捨てて、ゆる〜く甘い汁を吸い、悪の道に手を染めていくか・・・
皆さんどっちに進みます?? 冷静に考えると結構「究極の選択」だと思いますよ〜
今の仕事に不満を持ってる人、「恩地よりましかも」と、ある意味勇気が出るドラマですよ〜
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ブログ書きながら是非!!オススメです(*^^)v
長いけど、オススメ出来るドラマですよ(*^^)v
WOWOWは濃厚なドラマをよく作りますね。