2021年05月25日
リングス動画続々UP
格闘技ランキング
前田日明氏がYoutubeチャンネルで昔のリングスの試合を続々とUPされています。
他サイトのように荒い映像ではないのは嬉しい限りです。
リングスは元々ヘビー級の選手が主の試合構成だったのですが、軽量級の選手を中心にした「リングス実験リーグ」というものが開催されました。
その中で、正道会館で成長株だった後川聡之選手と、80年代後半〜90年代前半に活躍した平直行さんが対戦しました。
リンク貼ります。
立ち技ルールと寝技ありルールをラウンドごとに交互に入れ替える試合だったのですが、寝技のラウンドになると後川選手がグルグル逃げ回るのが印象的な試合でした。
平直行氏のキャリアは空手、修斗、シュートボクシング、プロレス、柔術と多岐に渡り、まさに格闘技ジプシーです。
格闘技好きは当然の如くご存知でしょうが、グラップラー刃牙の主人公「範馬刃牙」のモデルとなっています。
久しぶりに見たらかなり風貌が変化していて吃驚。ジミー・スヌーカがステロイドを辞めた後にブヨブヨの身体で出てきた時の方が驚きましたが。
平さんは現役時代にゼンショー(すき家を運営)に一時期就職します。ゼンショーはプロレスや格闘技のスポンサーをしていた経緯があり、総合格闘技部という部署があったようです。
店に立って牛丼を出している姿も当時の格闘技通信に掲載されていました。
膝の怪我で長期療養した際にそのまま引退すれば社員としての身分は保証されたものの、ゼンショーに残っても何をして良いか分からず退職してしまったとのこと。
一箇所に留まらないところが平さんらしいというか何というか。
ファイトスタイルはスマートそのもので、正道会館主催の格闘技オリンピック(K1の前身)であまりにも綺麗な勝ち方をしたため、前田日明氏にこっぴどく怒られたそうです。(→勝って怒られるって何故だ?)
その後は膝の故障も相まってゼンショー退職後、渡米しカーリー・グレイシーに柔術を教わっていました。
2002年に引退していますが、引退試合でもオランダの選手にTKO勝ちしていますので、現役続行の意思があればもう少し続けられたのかもしれません。
今現在はストライプル(StrikeとGrappleを合わせた造語)という柔術アカデミーの代表になっており、総合も指導しています。
YouTubeも始めたようですが、「SAMURAI METHOD」と「平直行が往く!」という2つのページを持っています。「平直行が往く!」は寸劇形式の動画で、
女性「肩凝りで腕が上がらないんです〜」
平「凝り固まって動かないなら動かせば良いんですよ!」とフェイスロックのようなものを掛け「バキ バキ」と捻り上げ、女性「動くようになりました〜!」というやり取りがあります。素人は真似しないで下さいの件りはありますが、やったらとても危険です。サムネの「バキ」ってこっちのことなのか。。。。。。。。笑
それにしても、登録者数の少なさはリアル刃牙としてはまだまだ寂しいです。
平選手は現役の時に地上波での試合中継はほぼゼロに等しいのではないのでしょうか。グラップラー刃牙は知っていてもモデル本人の試合は見たことがない人も多いでしょう。
現役時代の試合を見た後は「平直行が往く!」もご覧下さい。こちらもリンク貼ります。
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