2021年03月04日
コレはジュリアの方が格が上がった
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リアリティ番組がきっかけだと言われていますが、亡くなられた木村花さんのライバルだったジュリアが髪切りマッチに敗れました。しかし、今回の敗戦はプラスでしかないように思います。
30年以上前にも長与千種 vs ダンプ松本が髪切りマッチをしたことがありましたが、長与選手が敗れ丸坊主にされる時のクラッシュファンの叫び声、悲壮感は凄まじいものでした。もっとも、数ヶ月後の再戦ではダンプが負けて丸坊主になったのでプラマイゼロになりましたが。
3月3日、日本武道館にて『レック Presents スターダム10周年記念〜ひな祭り ALLSTAR DREAM CINDERELLA〜』が開催。メインイベントではジュリアと中野たむによる『ワンダー・オブ・スターダム選手権試合&敗者髪切りマッチ』が行われた。
イタリアと日本のハーフである美貌で2017年の女子プロレスデビュー以降注目を集めるジュリアは、2019年10月に突然スターダム後楽園ホール大会のリングに現れ入団を表明。この出来事は関係者・ファンらを巻き込んだ大論争を引き起こし、ジュリアは一躍女子プロレス界の時の人となる。
どのユニットにも属さずに孤軍奮闘していたジュリアは、同じくハーフ美女の木村花とライバル関係に。同じく木村花とバチバチとした関係を繰り広げていた中野たむと三角関係になるが、現在は遺志を継ぐ二人がリング内外で激しく想いをぶつけ合っている。
試合はお互いの思いを確かめ合うようなビンタとエルボーの応酬に。手の内を知っているだけになかなか必殺技が決まらず、たむが掟破りのグロリアスバスターを叩き込む。
さらにジュリアの猛攻をリバースDDTで切り返したたむが、SSDからトワイライト・ドリームで叩きつけ3カウントを奪った。
勝利したたむは「私はやっとあんたに勝てた。これ以上いらない。十分、だから、髪なんか切らなくていい」と泣きながら言葉を絞り出すが、ジュリアは「私は今日、全てをかけてお前と闘ったつもりだよ?私は髪の毛もベルトも!人生も賭けてあんたと闘って、あんたが勝ったんだよ!違うか?恥かかせんなよ」とマイクを投げ捨てる。
ジュリアはたむにバリカンを渡すが、たむは手が震えてジュリアの髪を切れず。ジュリアは美容師に「かっこよくやって?」とバリカンを渡しリング上で公開断髪。
美容師が刈っているだけあって絵になる姿になり、たむは「ずるいよ、オシャレじゃん」と苦笑。ジュリアも「お前もやれば?」と余裕を見せてリングをあとにした。
ハーフはオシャレ坊主になるから得ですね、不格好な坊主ではないし。ベルトは奪われたものの、こうしてニュース記事になった時点で奪った側の中野たむは霞んでしまったわけで。
今後、ジュリアは赤いベルトを狙っていくのか??????
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