2021年01月24日
青木真也 総合格闘技で久々に勝ち
総合格闘技ランキング
プロレスに身を置いて久しい青木真也が、シンガポールで開催された総合格闘技「ONE Championship」に参戦、バックチョークで勝利しました。対戦相手は岡見勇信に勝利しているほどの選手ですので噛ませ犬でもないし弱くもありません。
昨年コロナ渦の中、国内における「Road to ONE」の中心選手としてMMAの灯をともし続け、奮闘を続けた青木だが、再開後のONE本戦からは思うように声がかからず、1年8カ月も苦しい状態に。37歳、ONEで存在感を失いつつある現状を「窓際」とやや自虐ぎみに語りつつも「舐めるなよという気持ちは常にある」とナカシマ戦へ向け奮起してきた。
対するナカシマといえば元LFAウェルター級王者という北米MMAの中心にいた実績の持ち主。ONE移籍後はウェルター級で岡見勇信に勝利し、王者キャムラン・アバゾフ(キルギス)を追い込みつつも逆転TKOで初の負けを経験した。
今回ライト級に転向後の初戦となったが、階級を変えたナカシマという刺客についてこの日のABEMAでゲスト解説を務めた北岡悟は試合前に「ONEが青木真也を潰しに来ている」と警鐘を鳴らす。今までトップ戦線で戦ってきた青木への左遷宣告、敗れると文字通り「窓際族」のポストが待っているということだ。
負けられない一戦で青木は右ミドルから始動。さらにミドルキックを連発する。組み合うとナカシマが脇を差しながらケージで抑え込むいつものスタイルだが、ここは付き合わずにすぐに離れる。
試合の流れが変わったのは開始1分。青木が前に出るナカシマにカウンター気味の右を当てる。一瞬、“グラり”とナカシマの動きが止まった。それでも前に出続けるナカシマだが、打撃の打ち際を狙い青木が組み、もろ差し状態で体を崩すとバックに飛び乗ってバックチョークを狙う。
腕関節を狙うような動きを見せながら後から体重をかけつつ、足はガッチリとロック。再び腰に足を絡ませ飛び乗ると、完璧なバックチョーク。なす術もないナカシマからタップを奪った。
青木はやはり総合格闘技が似合うと思います。総合で食べていければプロレスに身を置く必要は無いのですが、コロナの影響で総合での活動範囲が無くなってしまいましたからね。
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