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ジャック
趣味は園芸と写真、読書です。映画(主にDVD)を見るのも好きです。このサイトでは読んだ本のことや見たDVD、TVドラマなどの話を書きたいと思っています。
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2011年11月03日
ビブリア古書堂の事件手帖 2 栞子さんと謎めく日常




三上 延著 
出版:アスキー・メディアワークス
発売 : 角川グループパブリッシング


ビブリア古書堂の事件帖の第二弾です。
ビブリア古書堂の事件手帖と言うタイトルなのに主人公はなんと本が読めない就活中の男、五浦大輔と言う男です。そして事件の謎を解くのは探偵さんではなくビブリア古書堂の若き店主、篠川栞子です。
彼女は本さえ読んでいれば満足、そしてその知識たるや辞書並みの知識量です。そんな彼女が解いていくのは殺伐とした殺人事件ではなく、本にまつわる謎を解いていくものです。
今回の謎は坂口安吾「クラクラ日記」、アントニィバージェス「時計仕掛けのオレンジ」。福田定一「名言随筆 サラリーマン」、足塚不二雄「UTOPIA 最後の世界大戦」の4つです。
坂口安吾以外は誰だろう?と思いながら読んでいくと、有名な作家の初期作品だったりして意外とそう有意味でも勉強になります。
 一話目の「時計仕掛けのオレンジ」はどこかで聞いたタイトルだな・・。と思いました。先日亡くなった漫画家 和田慎二さんの漫画になかった?不思議の国のアリスやローマの休日を題材にした漫画もあったし・・。で調べて見たら、神恭一郎の事件簿 1巻に「愛と死の砂時計」、2巻に「オレンジは血の匂い」と言うのがあり混同していたようです。
栞子さんの豊富な知識量と分析力で謎を解いていくのですが、クラクラ日記では栞子さんと彼女の母親の謎について語られます。母親はある日クラクラ日記を栞子さんに渡し、失踪してしまいます。クラクラ日記はある女性が家族を捨て坂口安吾の元に言ってしまうことから、栞子さんは母が自分たち家族をすて誰か他の男の人の所に行ってしまったと思い心の棘となってしまいます。まだ、ビブリア古書堂にお母さんがいた頃に起こった事件「UTOPIA 最後の世界大戦」に絡む話から五浦大輔は栞子さんの母さん若い頃のことを知ってしまいます。また、栞子さんがそんな母親に良く似ていることから「誰とも結婚しない」と五浦大輔に言い切ってしまうことになってしまいます。
人が10人いれば10の人生、100人いれば100の物語があるように、古書1つ1つに様々な思いが出てきます。そんな思いや出来事を栞子と大輔の稚拙な恋を交えながら楽しく読ませてくれます。本好きな人間や読んだ本を大切に本棚に入れている人間にとってはとても親近感のある一冊です

生姜紅茶販売はヘルスケアショップそよ風


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Posted by ジャック at 16:25 | 書籍 | この記事のURL
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