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ジャック
趣味は園芸と写真、読書です。映画(主にDVD)を見るのも好きです。このサイトでは読んだ本のことや見たDVD、TVドラマなどの話を書きたいと思っています。
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2011年06月30日
神様のカルテ




夏川 草介著
出版 : 小学館
発行年月 : 2011.6

初めてこの本を手にしたのは越谷の書店でした。
帯には「神の手を持つ医者はいなくても、この病院では奇跡が起きる」と書いてあります。
医療ドラマ、「救命病棟24時」の大好きな私はなんとなく手をとりました。24時の進藤先生とは対極にありそうな話です。帯には他にも映画化!出演宮崎あおい?
 内容に興味を持ち最初の数ページをパラパラ。
まず、文体が変!何処となく時代が100年ほども戻ったような語り口での書き初めです。思わず“保留”の烙印を押してしまいました。宮崎あおい・・・(心残り)
 2ヵ月後悩みに悩んで・・・と言うか読みたい本がなかったので、ついに購入して読みました。
 主人公は栗原一止(くりはらいちと)信州の365日24時間診療を売りにする病院に勤務する若い内科医です。昼間は内科医として、診察をして病棟を廻り、夜は他の医者と交代で急患にあたる。あれ忙しさでは救命病棟24時とあまり変わりませんね。文体が変だったのは主人公クリハラが夏目漱石に傾倒しているために漱石の本を読みすぎて出来上がった人格ゆえらしいです。
 奥さんがハルナ(宮崎あおい)です。小柄で少女のような榛名は華奢な身体に似合わず山岳カメラマンで重い写真機材を抱えて世界の山の写真を撮りまくると言う設定です。読みすすめていくとこの榛名さんは宮崎あおいとかぶるんですね。イメージして書いたと思ってしまいそうです。
 スーパーマンではない普通の内科医が八面六臂の活躍をして患者さんと接しているにも係わらず、また“御嶽荘”と言う壊れかけたように古いアパートでの二人の生活やアパートの住人の“男爵”、“学士”などとのやり取りはなんだかぬるいお風呂に浸かっているようです。
 ほのぼのとして読み進め、何時の間にやら涙したりして、気がつけば一気に読了してしまう。そんな本でした。個人的にはクリハラとハルナの馴れ初めやロマンスをもう少し書いてくれたらうれしかったのですが、まずまずの本でした。
 映画が楽しみです。早く宮崎あおいの榛名姫に会いたいです。


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Posted by ジャック at 12:10 | 書籍 | この記事のURL
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