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八幡浜Diving
ダイビングを初めて40余年になります。ダイビングに関することは何でも紹介します。人生において役に立つことも紹介したいと思います。
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2024年10月05日

選挙制度改革し活性化を

 日本の国会には世襲議員が多い。
政界の新陳代謝を妨げ地元の既得権益層と繋がる事で、社会の停滞や政治不信を招いているとして、兎角「古い政治」の象徴と見做される。
元首相を父に持つ田中真紀子氏が「世襲」について語った。
世襲の良さはあるでしょう。
無名だと自分で後援組織を作り、知名度を上げて、政治資金も集めなければなりません。
でも、私はこうした事に力を入れずに済んだので、やりたい政策の勉強や議員立法に集中して取り組む事ができました。
永田町には多くの知り合いがいました。
「それなら厚生委員会だね。俺に任せてよ。だけど『龍ちゃん』って言うなよ。『橋本先生(元首相の橋本龍太郎さん)』って呼んでくれよ」って言っていました。
幼い頃から政治が身近な環境で育っていたのは大きなメリットでしょう。
海外の政府要人も訪れていたので、誰に合っても驚いたり物怖じしたりする事はありませんでした。
私が中学生になると、父は重要な来客がある時には私にお茶を出させて、後で「どんな印象の人物だったか」と聞くのが常でした。
夕ご飯の食卓で「今日はこう言う法案を通した」「大蔵大臣がこう言う予算の付け方をした」と言った話ばかりして、何時も「真紀子は如何思う」と、私の意見を聞いてきました。
又、学校を休んででも北海道の製鉄所など地方の視察へ頻繁に連れて行ってくれました。
今思い返すと、実物教育や現場教育をしてくれていた訳です。
大臣や首相の時には海外での会議へも必ず連れて行ってくれました。
勿論世襲にはデメリットもあります。
親から「地盤、看板、鞄」の所謂「三バン」を引き継ぐので、子に政治家としての資質や志がなくても立候補すると当選できてしまいます。
こう言う人たちは今の自民党には大勢います。
自民党で派閥に入ると、その縛りを脱する事はできない上に、余程の実力がない限り独自の政策立案や立法もできないのが実態でした。
地元との癒着が断ち切れないのも問題です。
後援組織、特に地元の県議会議員や市町村議に組織作りのお手伝いを依頼する事が多く、その関係は世襲議員にも引き継がれます。
そう言う地元ボスたちは対価を求めてきます。
何時選挙があっても対応できる組織作りの為に、「地盤培養行為」が求められる訳です。
「金を出さないなら、お前らを落としてやる」と地元の県議から言われた事もあります。
改革すべき点は沢山ありますが、先ずは選挙制度を改革して、世襲が強さを発揮し易いとされる、現行の小選挙区(比例代表並立)制を以前の中選挙区制に戻し、政策論議を活性化させる必要があります。
二つ目は、世襲議員は親と同一選挙区からは立候補せず、出るなら選挙を1回空ける事。
三つ目として、候補者同士の「立会討論会」を各地で頻繁に行うべきです。
そうすれば、候補者の質が有権者には手に取る様に分かります。
歴史や経済、一般常識などの基礎学力を測るペーパーテストも必要かも知れません。
親の政治資金を非課税で継承できる今の制度も見直すべきですね。
 元外相  田中 真紀子氏
                                愛媛新聞 彷徨う民主主義から
@選挙制度を改革:小選挙区制を中選挙区制に戻す
A世襲議員は親と同一選挙区からは立候補しない事。
B「立会討論会」を頻繁に行う事。
基礎学力ペーパーテストを実施する。
政治資金を課税制度にする。
政権交代して改革する事を望む。

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