2015年09月05日
長大線(補足)
長大線について若干補足が必要なことに気づいた。
一つは
「長大線が出た場合
目先出尽くし感があるので
急速に反対方向に戻ることが多く」
と書いた。
「目先出尽くし感」が生じるのはあくまでも
トレンドの「最終局面」で長大線が出た時だと
一般的に言われている。
※『魔術師リンダ・ラリーの短期売買入門』にも
「クライマックスパターン」として紹介されている
長い保合・往来相場期から抜け出た時の
長大線は、押し(戻り)も入れずに
そのまま突っ走って行くことが多い、
と感覚的には思われる。
もう一つは、
こちらの方が重要だが、
トレンドの最終局面で長大線が出た時に
目先出尽くし感から「反転」した相場は
チャートを見れば、それこそ数多く見つかるけれども、
トレンドの最終局面の長大線だからといって
必ずしも反転しているわけではないことを、
過去チャートの実例を調べて
統計的に検証されてはいないことである。
つまり、反転する場合の統計的確率も知らないのに、
「たまたま」反転したチャートを目にして
(それがたとえ何十パターンであっても)
「反転している」と思い込んでいるのだ。
なぜなら、このパターンのチャートを探す時
人は無意識のうちに
「実際に反転している」チャートパターンを
取捨選択しながら探しているからである。
もし、そのままトレンドが継続した場合
おそらく長大線は他の同方向のロウソク足にまぎれて
目立たなくなってしまい
多分、長大線と認識されずに見逃される公算が高い。
また、それまでの値動きから考えて
確かにその時は長大線だったにもかかわらず、
その後それと同程度以上の長さのロウソク足が続いた場合
もはやその線は長大線とは認識されないであろう。
上記のような注意点を考慮した上で
自分の売買ルールを確立する必要がある。
一つは
「長大線が出た場合
目先出尽くし感があるので
急速に反対方向に戻ることが多く」
と書いた。
「目先出尽くし感」が生じるのはあくまでも
トレンドの「最終局面」で長大線が出た時だと
一般的に言われている。
※『魔術師リンダ・ラリーの短期売買入門』にも
「クライマックスパターン」として紹介されている
長い保合・往来相場期から抜け出た時の
長大線は、押し(戻り)も入れずに
そのまま突っ走って行くことが多い、
と感覚的には思われる。
もう一つは、
こちらの方が重要だが、
トレンドの最終局面で長大線が出た時に
目先出尽くし感から「反転」した相場は
チャートを見れば、それこそ数多く見つかるけれども、
トレンドの最終局面の長大線だからといって
必ずしも反転しているわけではないことを、
過去チャートの実例を調べて
統計的に検証されてはいないことである。
つまり、反転する場合の統計的確率も知らないのに、
「たまたま」反転したチャートを目にして
(それがたとえ何十パターンであっても)
「反転している」と思い込んでいるのだ。
なぜなら、このパターンのチャートを探す時
人は無意識のうちに
「実際に反転している」チャートパターンを
取捨選択しながら探しているからである。
もし、そのままトレンドが継続した場合
おそらく長大線は他の同方向のロウソク足にまぎれて
目立たなくなってしまい
多分、長大線と認識されずに見逃される公算が高い。
また、それまでの値動きから考えて
確かにその時は長大線だったにもかかわらず、
その後それと同程度以上の長さのロウソク足が続いた場合
もはやその線は長大線とは認識されないであろう。
上記のような注意点を考慮した上で
自分の売買ルールを確立する必要がある。
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