徒然珈琲

３月１９日。
数多くのミュージシャンがこの世を去っても、命日まで覚えられている人物はそうはいないと思う。
その中の一人が３月１９日に悲運の事故により２５歳でこの世を去ったRANDY RHOADS（1956−1982）ではないでしょうか。


彼がここまで伝説となったのは、OZZYとともに創りあげた楽曲の素晴らしさとそのPLAYスタイル。メロディラインの美しさと様式に拘った楽曲の数々。（Quiet Riot時代よりも）そして甘いルックスと滲みでるオーラ。

実際にOZZYがRANDY RHOADSをオーディションした時は彼がギターをチューニングしていた姿だけで決めたとのこと。そこに居合わせたマネージャーで現在のＯＺＺＹの奥方であるシャロンは彼から放たれるオーラを感じたと証言しています。
当時のOZZYバンドの写真を見るとOZZYの表情は内面から出るゆとりと希望の笑顔が多くあるように感じます。OZZYはRANDY RHOADSからととも多くの良い影響を与えられていたのでしょう。
それだけではないとも思いますが、全てに希望を持てたのは最高のパートナーとの出会いがあったからではないでしょうか。

そしてその希望を打ち砕いたのが３月１９日の飛行機事故。ひとつの若い才能が無残にも散ってしまった日。

幼少期から母親の影響でクラッシック音楽やギターに親しみ真面目に学び続け、生前には音楽を追求するためにRockギタリストからルーツであるクラッシクへ進みクラッシクギタリストへ転身することも考えていたそうです。

RANDY RHOADSの写真で見るその笑顔からは、優しさと生真面目さと音楽に真摯に取り組む姿勢が現れているように感じます。



世界中でこの３月１９日は多くの方が古いアルバムに針を落として（ＣＤがほとんどですね）いることでしょう。

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