2015年05月20日
投票率
先日、大阪都構想の是非を問う住民投票が行われました。
投票結果は廃案となりました。
僅差で橋下さんが敗れたのですが、選挙結果をみる限りでは橋下さんは政界引退表明しているのだけれども、決してこれで終わりでもなさそうな気がします。
投票自体は投票率が66%越えていたということと、そのうちの半数近くが賛成をしていたことは、まだまだ議論すべきことなのではと思います。
100対0なんて結果はどこぞの独裁政権以外では有り得ないことですが、都構想を賛成している方が投票された中で半数近くいる以上は、この結果を真摯に受け止めることはとても大事なのでは。
大阪を変えたい、そう願っている人たち。
大阪はこのままでいいんだ、と思ってる人たち。
今回の投票においては、他府県の住民には投票権がありませんでしたので結果を受け止めるしかありませんが、この大阪の都構想をはじめ日本を変えていくことを願うのは、子供たちのために残せる街にして欲しい。若者が作り上げる社会にしてほしいという思い。
既得権益にしがみつく権力を持った人間たち。その権力に肖ろうとする者たち。
選挙などの投票が行われると、必ずといって話題になるのは「若者の投票率の低さ」「若者が投票しないのがいけない」などといった老者の言葉。
ではなぜ、投票率が低いのかといった議論などはほとんどありません。
あったとしても、「若者は政治に興味がない」とか、「遊びに忙しい」とか.....。
世界を見渡したとき、スウェーデンは最も投票率が高い国の中に入っています。
スウェーデンの特徴としては若い世代が政治に参加することがあげられます。
参考記事
【保存版】スウェーデンの若者の投票率が高い理由 10記事 まとめ
ではなぜ、若者が政治に参加する意思が強いのか......。
それは教育にあるようです。「学校選挙」という模擬的な選挙を学生時代から行うことで、選挙のありかたや仕組み意義などを理解するようになるのです。しかもそれを国が支えることによって充実された内容となります。この他にも政治教育が積極的に行われているのです。
お時間のある方は是非ご覧になってみてください。
そして、日本。「若者は政治に興味が無い」のではなく、「政治を知らない」といった言い方が当てはまるように思います。授業では「参政権」は教えられます。「国民の義務」も教えられます。でもそれだけなのです。
「若者は政治に興味がない。」ことを仕向けたのは学ぶべき期間(義務教育中)に教えなかった当時の大人なのです。
年月が経ち、歳をとって家庭を持ち生きていくことを実感したり、労働を通じて社会の仕組みを理解し始めてようやく政治や選挙に興味を持ち出す。これが日本の実情ではないでしょうか。
実際に統計では今から何十年前でも投票率は若くなるにしたがって低くなっているとのことです。
もっと選挙や政治について教えるべき大人たちが子供たちに教えない以上、いつの時代も「若者は政治に興味ない」風潮は決して変わらないのでは。
そう思うと、秋元康率いるアイドルグループAKBが行う総選挙というイベントは、以前は「わざわざTV特番でやることか?」とも思いましたが、最近は若者に選挙というものを形は違えど身近に感じさせることに役立っているのかな〜。とても社会に役立っているのかも?と思うようになりました。
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投票結果は廃案となりました。
僅差で橋下さんが敗れたのですが、選挙結果をみる限りでは橋下さんは政界引退表明しているのだけれども、決してこれで終わりでもなさそうな気がします。
投票自体は投票率が66%越えていたということと、そのうちの半数近くが賛成をしていたことは、まだまだ議論すべきことなのではと思います。
100対0なんて結果はどこぞの独裁政権以外では有り得ないことですが、都構想を賛成している方が投票された中で半数近くいる以上は、この結果を真摯に受け止めることはとても大事なのでは。
大阪を変えたい、そう願っている人たち。
大阪はこのままでいいんだ、と思ってる人たち。
今回の投票においては、他府県の住民には投票権がありませんでしたので結果を受け止めるしかありませんが、この大阪の都構想をはじめ日本を変えていくことを願うのは、子供たちのために残せる街にして欲しい。若者が作り上げる社会にしてほしいという思い。
既得権益にしがみつく権力を持った人間たち。その権力に肖ろうとする者たち。
選挙などの投票が行われると、必ずといって話題になるのは「若者の投票率の低さ」「若者が投票しないのがいけない」などといった老者の言葉。
ではなぜ、投票率が低いのかといった議論などはほとんどありません。
あったとしても、「若者は政治に興味がない」とか、「遊びに忙しい」とか.....。
世界を見渡したとき、スウェーデンは最も投票率が高い国の中に入っています。
スウェーデンの特徴としては若い世代が政治に参加することがあげられます。
参考記事
【保存版】スウェーデンの若者の投票率が高い理由 10記事 まとめ
ではなぜ、若者が政治に参加する意思が強いのか......。
それは教育にあるようです。「学校選挙」という模擬的な選挙を学生時代から行うことで、選挙のありかたや仕組み意義などを理解するようになるのです。しかもそれを国が支えることによって充実された内容となります。この他にも政治教育が積極的に行われているのです。
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そして、日本。「若者は政治に興味が無い」のではなく、「政治を知らない」といった言い方が当てはまるように思います。授業では「参政権」は教えられます。「国民の義務」も教えられます。でもそれだけなのです。
「若者は政治に興味がない。」ことを仕向けたのは学ぶべき期間(義務教育中)に教えなかった当時の大人なのです。
年月が経ち、歳をとって家庭を持ち生きていくことを実感したり、労働を通じて社会の仕組みを理解し始めてようやく政治や選挙に興味を持ち出す。これが日本の実情ではないでしょうか。
実際に統計では今から何十年前でも投票率は若くなるにしたがって低くなっているとのことです。
もっと選挙や政治について教えるべき大人たちが子供たちに教えない以上、いつの時代も「若者は政治に興味ない」風潮は決して変わらないのでは。
そう思うと、秋元康率いるアイドルグループAKBが行う総選挙というイベントは、以前は「わざわざTV特番でやることか?」とも思いましたが、最近は若者に選挙というものを形は違えど身近に感じさせることに役立っているのかな〜。とても社会に役立っているのかも?と思うようになりました。
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