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2015年06月21日
18歳選挙権
先日国会で選挙権年齢を「20歳以上」から「18歳以上」に引き下げる改正公職選挙法が公布され、18歳選挙権が実現することになりました。
施行は来夏2016年夏の参院選から適用となるそうです。
18歳に引き下げることで約240万人が新たに投票権を持つことになります。
それによって各党が早速新しい有権者の取り込みに動き出しているような記事も。
個人的な意見では、この18歳選挙権はとても歓迎すべきことだと感じています。
と、同時に高校生までの子供たちへの親を含めた政治教育の必要性も改めて感じてしまいます。
多くの識者や報道部、活動団体が発表するいろいろな記事を読んだ中で「.........。」と感じてしまった記事がありました。
PRESIDENT 2015年6月29日号18歳選挙権で日本の民主主義がアブナイ
記事の内容はそれぞれ読む人によって解釈が異なるとは思いますし意見もあると思いますが、私は正直この記事を読んで「残念」な気持ちに。
「私はかつて女子大の客員教授としてこの年代の若者にかかわったことがあるが、彼女たちが日本の将来について、きちんと判断できるとはとても考えられない。」
「現実社会をろくに知らない、働いたこともない、本も読まない、新聞も読まない若者が数多く存在している。こういう若者に権利ばかりを与えていいのか。」
こんな事を平気で書くことに、なんとも言いがたい感情が......。
「国民が政治に全く関心がないのも問題だが、特定の政治団体に近い教員から教えられた偏った中途半端な情報しかないのに「自分は政治に詳しい。意識が高い」と思っている若者はさらに問題が大きい。」
その教員を統括しているのも国なのに......。
「一票の重みを知らない人間は投票所に行ってほしくないので18歳の投票が始まるまでに、しっかりと選挙の大切さを叩き込まなければならない。」
これもどうかと.....。では現有権者のどれぐらいの人たちが1票の重みを感じているのか......。勤めている会社や団体が支持してるから、知人に頼まれたから、信心してる宗教団体が推しているから、究極はどこへ投票しても同じだから.....。といった話も聞かれます。
「少なくとも投票権がある以上、........犯罪者は少年院ではなく、刑務所へ入れる。未成年ということで得ていたあらゆる特権を剥奪すべきだ。」
たしかに少年法も改正すべき時期に来てはいますが、この選挙権とイコールで語ってはいけないのでは。しかも特権という言葉にも違和感を感じます。
中タイトルの「仙人は、なぜ老人なのか」もおかしな事です。
長く生きて知恵をつけ経験を重ねたから仙人であるわけだから、若い子供たちがなれるわけないのに。
だから、今仙人ではない若い人たちが長く生き経験と知恵を積んで仙人になるんじゃないかな。
大切なのはその仙人が後へ続く人たちを正しき道へ導き、知恵をつけさせてあげることが大切なんじゃないかな。
「人生をこれから終えようとする人間のほうが、豊かな知見を発揮できると昔の人は考えたからだろう。」
.......発揮できるというのは人々のために役立てること。決して驕るためではないはず。
「読者も、自分の18歳のときを振り返ってみれば「あの頃は頭の配線もろくにつながっていなかったなぁ」と思い当たることもあるのではないか。」
だからこそ、次世代のために過去の失敗を繰り返さないように指導する必要があるのでは.....。
「年齢を重ねるにつれ、自分の限界や物の道理がわかるようになるのは自明のことだ。未熟な高校生の参加で、日本の民主主義が成熟するとは思えない。」
.........。残念です。
久しぶりに読んであきれた内容でした。
真面目に政治について考える若者もいれば、自分の意思もなく参加する大人もいる。
政治に興味無い若者もいれば、真剣に国を憂う大人もいる。
世代、年齢では無いと思う。
筆者の言う「頭の配線を繋がっていない若者」の配線を繋いであげるのは大人であり、権力を持った人たちなのだから。
これからじゃないのかな。大切なのは。その基盤を作れるのは現有権者なのだから。
施行は来夏2016年夏の参院選から適用となるそうです。
18歳に引き下げることで約240万人が新たに投票権を持つことになります。
それによって各党が早速新しい有権者の取り込みに動き出しているような記事も。
個人的な意見では、この18歳選挙権はとても歓迎すべきことだと感じています。
と、同時に高校生までの子供たちへの親を含めた政治教育の必要性も改めて感じてしまいます。
多くの識者や報道部、活動団体が発表するいろいろな記事を読んだ中で「.........。」と感じてしまった記事がありました。
PRESIDENT 2015年6月29日号18歳選挙権で日本の民主主義がアブナイ
記事の内容はそれぞれ読む人によって解釈が異なるとは思いますし意見もあると思いますが、私は正直この記事を読んで「残念」な気持ちに。
「私はかつて女子大の客員教授としてこの年代の若者にかかわったことがあるが、彼女たちが日本の将来について、きちんと判断できるとはとても考えられない。」
「現実社会をろくに知らない、働いたこともない、本も読まない、新聞も読まない若者が数多く存在している。こういう若者に権利ばかりを与えていいのか。」
こんな事を平気で書くことに、なんとも言いがたい感情が......。
「国民が政治に全く関心がないのも問題だが、特定の政治団体に近い教員から教えられた偏った中途半端な情報しかないのに「自分は政治に詳しい。意識が高い」と思っている若者はさらに問題が大きい。」
その教員を統括しているのも国なのに......。
「一票の重みを知らない人間は投票所に行ってほしくないので18歳の投票が始まるまでに、しっかりと選挙の大切さを叩き込まなければならない。」
これもどうかと.....。では現有権者のどれぐらいの人たちが1票の重みを感じているのか......。勤めている会社や団体が支持してるから、知人に頼まれたから、信心してる宗教団体が推しているから、究極はどこへ投票しても同じだから.....。といった話も聞かれます。
「少なくとも投票権がある以上、........犯罪者は少年院ではなく、刑務所へ入れる。未成年ということで得ていたあらゆる特権を剥奪すべきだ。」
たしかに少年法も改正すべき時期に来てはいますが、この選挙権とイコールで語ってはいけないのでは。しかも特権という言葉にも違和感を感じます。
中タイトルの「仙人は、なぜ老人なのか」もおかしな事です。
長く生きて知恵をつけ経験を重ねたから仙人であるわけだから、若い子供たちがなれるわけないのに。
だから、今仙人ではない若い人たちが長く生き経験と知恵を積んで仙人になるんじゃないかな。
大切なのはその仙人が後へ続く人たちを正しき道へ導き、知恵をつけさせてあげることが大切なんじゃないかな。
「人生をこれから終えようとする人間のほうが、豊かな知見を発揮できると昔の人は考えたからだろう。」
.......発揮できるというのは人々のために役立てること。決して驕るためではないはず。
「読者も、自分の18歳のときを振り返ってみれば「あの頃は頭の配線もろくにつながっていなかったなぁ」と思い当たることもあるのではないか。」
だからこそ、次世代のために過去の失敗を繰り返さないように指導する必要があるのでは.....。
「年齢を重ねるにつれ、自分の限界や物の道理がわかるようになるのは自明のことだ。未熟な高校生の参加で、日本の民主主義が成熟するとは思えない。」
.........。残念です。
久しぶりに読んであきれた内容でした。
真面目に政治について考える若者もいれば、自分の意思もなく参加する大人もいる。
政治に興味無い若者もいれば、真剣に国を憂う大人もいる。
世代、年齢では無いと思う。
筆者の言う「頭の配線を繋がっていない若者」の配線を繋いであげるのは大人であり、権力を持った人たちなのだから。
これからじゃないのかな。大切なのは。その基盤を作れるのは現有権者なのだから。
2015年06月07日
The Abyss
誰でも目標とする人物像を抱いていると思いますが、それが歴史上の偉人であったり身近な人物であったり、または架空の人物であったり。
その人物像を複数人抱いている人も少なくはないでしょう。
目標や尊敬する部分の良いとこ取りであったりします。
大勢の目標としたい人物。吉田松陰、本田宗一郎、松下幸之助、森信三、デールカーネギーなどは実在した人物として尊敬し、少しでもその思想に近づきたいと思います。
その他では映画など架空の世界に出てくる人物も目標となることがあります。
純粋に「格好良い生き方。」や「台詞」「立ち居振る舞い」などは影響されることも多々あります。
1989年製作された映画「The Abyss」(監督ジェームス キャメロン/作品アバター、タイタニックなど)。
この映画に出てくる主人公の「バッド」は目標とする人物として憧れる存在です。
物語は海底油田探査チームが偶然にも近くで行方不明となった原子力潜水艦を捜索することからはじまります。
主人公の「バッド」(名優Ed Harrisが演じます。)と彼の妻リンジー(Mary Elizabeth Mastrantonio)は海底油田探査基地「ディープコア」のリーダーと設計者の関係。しかし、すれ違いからか夫婦として上手くいってはいませんでした。まさに破局寸前。
無線で会話すれば口論となり、怒ったバッドはトイレに結婚指輪を捨てにいきます。でも思い直して、また便器に手を突っ込んで拾い上げるところを見るとバッドはまだまだリンジーを愛している様子。
そんな中で起こった原子力潜水艦の捜索依頼には軍の特殊部隊と妻のリンジーまでもが海底の「ディープコア」へと降りてきます。
そこで起きる様々な出来事により、(ネタばれするので詳しくは書けませんが.....。)バッドは人類が到達したことのない海底へと潜行することになるのでした。
この中でバッドが見せる「リーダー」としての言動には感動します。「こんなリーダーにならなきゃな」と思わせられます。迫りくる危機の中で仲間を信頼し仲間を守り、愛する妻を守り、最後には自分の身が犠牲になることを覚悟して深海へと一人降りていく姿には涙ものです。
DON'T CRY BABY.
KNEW THIS WAS ONE WAY TICKET BUT YOU KNOW I HAD TO COME.
LOVE YOU WIFE.
毎日いろいろなニュースが飛び込んできます。悲しいこと、楽しいこと。
その中で「リーダー」として資質が問われる事件などを聞くたびに「自分ならどうするのだろう?」と考えてしまいます。
そんな時にこの「バッド」を良く思い出します。
ニュースになってしまったリーダーたちは、どんな人物になりたかったのか......。
年功序列でリーダーになっただけの人や、たまたまポストが空いて偶然にも納まってしまった人。
身近にも結構いると思います。
実在する人物でなくても、映画でも漫画でもなんでも憧れることは大事です。
「こんな人間になりたい。」と。
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その人物像を複数人抱いている人も少なくはないでしょう。
目標や尊敬する部分の良いとこ取りであったりします。
大勢の目標としたい人物。吉田松陰、本田宗一郎、松下幸之助、森信三、デールカーネギーなどは実在した人物として尊敬し、少しでもその思想に近づきたいと思います。
その他では映画など架空の世界に出てくる人物も目標となることがあります。
純粋に「格好良い生き方。」や「台詞」「立ち居振る舞い」などは影響されることも多々あります。
1989年製作された映画「The Abyss」(監督ジェームス キャメロン/作品アバター、タイタニックなど)。
この映画に出てくる主人公の「バッド」は目標とする人物として憧れる存在です。
物語は海底油田探査チームが偶然にも近くで行方不明となった原子力潜水艦を捜索することからはじまります。
主人公の「バッド」(名優Ed Harrisが演じます。)と彼の妻リンジー(Mary Elizabeth Mastrantonio)は海底油田探査基地「ディープコア」のリーダーと設計者の関係。しかし、すれ違いからか夫婦として上手くいってはいませんでした。まさに破局寸前。
無線で会話すれば口論となり、怒ったバッドはトイレに結婚指輪を捨てにいきます。でも思い直して、また便器に手を突っ込んで拾い上げるところを見るとバッドはまだまだリンジーを愛している様子。
そんな中で起こった原子力潜水艦の捜索依頼には軍の特殊部隊と妻のリンジーまでもが海底の「ディープコア」へと降りてきます。
そこで起きる様々な出来事により、(ネタばれするので詳しくは書けませんが.....。)バッドは人類が到達したことのない海底へと潜行することになるのでした。
この中でバッドが見せる「リーダー」としての言動には感動します。「こんなリーダーにならなきゃな」と思わせられます。迫りくる危機の中で仲間を信頼し仲間を守り、愛する妻を守り、最後には自分の身が犠牲になることを覚悟して深海へと一人降りていく姿には涙ものです。
DON'T CRY BABY.
KNEW THIS WAS ONE WAY TICKET BUT YOU KNOW I HAD TO COME.
LOVE YOU WIFE.
毎日いろいろなニュースが飛び込んできます。悲しいこと、楽しいこと。
その中で「リーダー」として資質が問われる事件などを聞くたびに「自分ならどうするのだろう?」と考えてしまいます。
そんな時にこの「バッド」を良く思い出します。
ニュースになってしまったリーダーたちは、どんな人物になりたかったのか......。
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