2019年07月01日
大腸CTアカデミア 大腸CT検査においても検査の品質管理のための標準化は絶対に必要!
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
第15回消化管先進画像診断研究会(GAIA)が
当番世話人の平山眞章先生(斗南病院)のもと
2019年9月8日(日)に開催されます!
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今回も企画しています!
是非ご参加くださいね。
事前参加申込み
受付専用メール: gaia15.sapporo@gmail.com
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PubMedから、今日のつぶやき − 514 −
Obaro AE, et al. Computed tomographic colonography: how many and how fast should radiologists report? Eur Radiol. 2019 Apr 8. doi: 10.1007/s00330-019-06175-y. [Epub ahead of print]
それでは、論文
「大腸CT検査は、どのくらいの症例数を読んで
どのくらいの速さで報告すべきか?」のご紹介です。
【考察】
直接的な比較がしやすい大腸内視鏡検査でみると
大腸粘膜面の観察時間が長ければ
病変の検出率を最大化することができると
長い期間をかけて認識されるようになってきた。
内視鏡医は大腸の引き抜き時間が
6分に満たない場合には、
それ以上の時間をかけて観察している他の医師に比べて
病変の検出率が半分以下だと報告されている。
イギリスの消化管がん検診プログラムからの報告では
10分以上かけたほうが検出率の向上につながるとも述べている。
観察時間をかけることで
内視鏡後発見癌や中間期癌を減らせることも分かっている。
(捕捉)
以前のつぶやきでご紹介しましたね。
病変がない症例における引き抜き時間は
大腸内視鏡検査の重要検査評価指標
KPI, key performance indicatorとして
イギリス、ヨーロッパ、アメリカで取り入れられている。
(感想)
KPIはマーケティングや営業などビジネスの現場で取り入れられている概念ですね。
医療現場でも品質を高めるためにはKPIを定めて
評価していくことは大切ですね。
大腸CT検査においても検査の品質管理のための
標準化は絶対に必要です。
それでは、また。
原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/30963278
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
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☆☆大腸CT検査ってなあに? 〜大腸がんをへらせるの?〜☆☆
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ご質問もお待ちしています。
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メリット
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・最新の情報を入手できる。
・仲間と意見を交換できる。
・待ち時間に気軽にみられる。
・配信されたことがすぐに分かる。
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(恐れ入りますが、ラインコミュニティは医療関係者の方に限定させていただいております)
■読影トレーニングに関して重要なお知らせです。■
ここ数年、ボランティアで読影トレーニングを行ってきましたが、
自身の業務が膨大になってきたこともあり、
残念ながら永続的に続けることは困難となりました。
2017年の春から予告しておりましたように、
ボランティアによる読影トレーニングの実施は
2017年末で終了いたしました。
何卒、ご理解のほどよろしくお願い致します。
●お願いとお断り●
本ブログの無断転用および複製を禁止いたします。
著者に無断で各種メディアに貼り付ける
などの行為は著作権違反となります。
読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。
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