2019年02月14日
大腸CTアカデミア 従来のシェープインデックスによるCADとの違いは!?
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
福井赤十字病院 地域がん診療研修会
2019年3月1日(金)19:00から開催されます!
ナガイチは
「大腸がん早期診断のために必要な大腸CT検査
科学的にそして楽しく考える」
という講演をさせていただきます。
お近くの方は是非、ご参加くださいね。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
PubMedから、今日のつぶやき − 424 −
Chen Y, et al. 3D Convolutional Neural Network Framework for Polyp Candidates Detection on the Limited Dataset of CT Colonography. Conf Proc IEEE Eng Med Biol Soc 2018;2018:678-681.
論文
「大腸CT検査のポリープ検出のための
3D畳み込みニューラルネットワークフレームワークを利用した
限られたデータでの検討。」
のご紹介です。
【結果・考察】
大腸CT検査における
3D畳み込みニューラルネットワークフレームワークによる
ポリープ検出の感度は97%であり、
1撮影(体位)あたりの偽陽性は20個であった。
最近のコンピュータ支援診断のアルゴリズムの違いによる
成績をTable 1に示す。
(ラインコミュニティ限定でアップしました)
直接比較できる症例データが入手できなかったため
間接手的な比較となっている。
従来のシェープインデックス
(ラインコミュニティ限定でアップしました)
等の技術によるアルゴリズムと比較して、
偽陽性が少なくなっているのが特徴である。
より多くのデータで学習することにより
精度の向上が期待される。
(感想)
現時点ではこのアルゴリズムによる診断は
まだまだ実用化には乏しいと思われます。
この研究チームによる続報が出ていますので、
次回はこの続報をお伝えします。
まだまだ未熟ではありますが、
マスボリュームデータで学習させることによる
のびしろは大きいですね。
ただ、アルゴリズム的にはかなり改良する必要があり
日本勢にもまだまだ先導できるチャンスはあると考えます。
いずれにしても、この研究チームは
上海の若手研究者です。
この論文のファーストオーサーも若いですね。
(ラインコミュニティ限定でアップしました)
かれらのパワーに刺激を受け、
われわれも頑張りたいところです。
原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/30440487
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
◆メルマガ「大腸CT検査アカデミー」無料購読募集中です◆
ライン参加者の皆様も過去の記事を読むのに便利ですよ〜
☆☆大腸CT検査ってなあに? 〜大腸がんをへらせるの?〜☆☆
Q&A方式で、一般の方の素朴な疑問に答えます!
ご質問もお待ちしています。
◆ラインコミュニティ「CTC Academy」の参加募集◆
メリット
・画像が共有できる!
・最新の情報を入手できる。
・仲間と意見を交換できる。
・待ち時間に気軽にみられる。
・配信されたことがすぐに分かる。
☆彡 入会希望の方はご連絡下さい
【100名の仲間がいるよ!】
(恐れ入りますが、ラインコミュニティは医療関係者の方に限定させていただいております)
■読影トレーニングに関して重要なお知らせです。■
ここ数年、ボランティアで読影トレーニングを行ってきましたが、
自身の業務が膨大になってきたこともあり、
残念ながら永続的に続けることは困難となりました。
2017年の春から予告しておりましたように、
ボランティアによる読影トレーニングの実施は
2017年末で終了いたしました。
何卒、ご理解のほどよろしくお願い致します。
●お願いとお断り●
本ブログの無断転用および複製を禁止いたします。
著者に無断で各種メディアに貼り付ける
などの行為は著作権違反となります。
読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。
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(感想)
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まだまだ実用化には乏しいと思われます。
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のびしろは大きいですね。
ただ、アルゴリズム的にはかなり改良する必要があり
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原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/30440487
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