2020年10月28日
大腸CTアカデミア 検診目的の大腸CT検査にける腸管穿孔リスクは低いため、パンデミック下では特に有用!
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
2020年度大腸CT検査技師認定制度
申請書提出期間は
10月31日(土)(消印有効)厳守
です!
お早めにご提出くださいね!
認定証送付は2021年1月下旬頃を予定しています。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
PubMedから、今日のつぶやき − 837 −
Moreno CC, et al. CT colonography's role in the COVID-19 pandemic: a safe(r), socially distanced total colon examination [published online ahead of print, 2020 Aug 3]. Abdom Radiol (NY). 2020;1-5. doi:10.1007/s00261-020-02674-5
それでは、論文
「COVID-19の世界的大流行下における大腸CT検査の役割:
安全にそしてソーシャルディスタンスの機能を持つ全大腸検査」
のご紹介です。
【COVID-19の世界的大流行下における大腸CT検査の実施法】
さらに、検診目的の大腸CT検査にける腸管穿孔リスクは、大腸内視鏡検査よりも大幅に低く、たとえ発生しても患者の多くは外科治療を必要とせず保存加療で済む。
検診での腸管穿孔の発生は、不必要な入院、医療資源の利用、および入院中のCOVID-19患者との潜在的曝露をきたすため、平時でも望ましくないのはもちろんだがこのCOVID-19の時代では特に望まいものではない。
穿孔のリスクに加えて、大腸内視鏡検査では検査の1週間以内の入院が1.6%にみられ、30日以内の入院が2.4-3.6%にみられる。
大腸CT検査後に大腸内視鏡検査の精査加療が必要になるのは7.9-13.9%と報告され、85%以上の患者では、検診目的の大腸CT検査が陰性となり完了となる。
大腸CT検査で正常であった患者は、5年毎間に大腸CT検査を受けることが推奨されている。
(感想)
陽性となった場合には内視鏡検査を受ける必要があるのだから、二度手間で無駄だという意見もありますが、それは必ずしも的を得ていないことがお分かりになるかと思います。
それでは、また。
原文
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32748251/
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
◆メルマガ「大腸CT検査アカデミー」無料購読募集中です◆
ライン参加者の皆様も過去の記事を読むのに便利ですよ〜
☆☆大腸CT検査ってなあに? 〜大腸がんをへらせるの?〜☆☆
Q&A方式で、一般の方の素朴な疑問に答えます!
ご質問もお待ちしています。
◆ラインコミュニティ「CTC Academy」の参加募集◆
メリット
・画像が共有できる!
・最新の情報を入手できる。
・仲間と意見を交換できる。
・待ち時間に気軽にみられる。
・配信されたことがすぐに分かる。
☆彡 入会希望の方はご連絡下さい
【118名の仲間がいるよ!】
(恐れ入りますが、ラインコミュニティは医療関係者の方に限定させていただいております)
●お願いとお断り●
本ブログの無断転用および複製を禁止いたします。
著者に無断で各種メディアに貼り付ける
などの行為は著作権違反となります。
読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。
にほんブログ村
2020年度大腸CT検査技師認定制度
申請書提出期間は
10月31日(土)(消印有効)厳守
です!
お早めにご提出くださいね!
認定証送付は2021年1月下旬頃を予定しています。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
PubMedから、今日のつぶやき − 837 −
Moreno CC, et al. CT colonography's role in the COVID-19 pandemic: a safe(r), socially distanced total colon examination [published online ahead of print, 2020 Aug 3]. Abdom Radiol (NY). 2020;1-5. doi:10.1007/s00261-020-02674-5
それでは、論文
「COVID-19の世界的大流行下における大腸CT検査の役割:
安全にそしてソーシャルディスタンスの機能を持つ全大腸検査」
のご紹介です。
【COVID-19の世界的大流行下における大腸CT検査の実施法】
さらに、検診目的の大腸CT検査にける腸管穿孔リスクは、大腸内視鏡検査よりも大幅に低く、たとえ発生しても患者の多くは外科治療を必要とせず保存加療で済む。
検診での腸管穿孔の発生は、不必要な入院、医療資源の利用、および入院中のCOVID-19患者との潜在的曝露をきたすため、平時でも望ましくないのはもちろんだがこのCOVID-19の時代では特に望まいものではない。
穿孔のリスクに加えて、大腸内視鏡検査では検査の1週間以内の入院が1.6%にみられ、30日以内の入院が2.4-3.6%にみられる。
大腸CT検査後に大腸内視鏡検査の精査加療が必要になるのは7.9-13.9%と報告され、85%以上の患者では、検診目的の大腸CT検査が陰性となり完了となる。
大腸CT検査で正常であった患者は、5年毎間に大腸CT検査を受けることが推奨されている。
(感想)
陽性となった場合には内視鏡検査を受ける必要があるのだから、二度手間で無駄だという意見もありますが、それは必ずしも的を得ていないことがお分かりになるかと思います。
それでは、また。
原文
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32748251/
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
◆メルマガ「大腸CT検査アカデミー」無料購読募集中です◆
ライン参加者の皆様も過去の記事を読むのに便利ですよ〜
☆☆大腸CT検査ってなあに? 〜大腸がんをへらせるの?〜☆☆
Q&A方式で、一般の方の素朴な疑問に答えます!
ご質問もお待ちしています。
◆ラインコミュニティ「CTC Academy」の参加募集◆
メリット
・画像が共有できる!
・最新の情報を入手できる。
・仲間と意見を交換できる。
・待ち時間に気軽にみられる。
・配信されたことがすぐに分かる。
☆彡 入会希望の方はご連絡下さい
【118名の仲間がいるよ!】
(恐れ入りますが、ラインコミュニティは医療関係者の方に限定させていただいております)
●お願いとお断り●
本ブログの無断転用および複製を禁止いたします。
著者に無断で各種メディアに貼り付ける
などの行為は著作権違反となります。
読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。
にほんブログ村
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/10300191
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック