2020年10月08日
大腸CTアカデミア リファレンススタンダードの精度の問題
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第1回大腸CT検査教育研修会の受講には第59回日本消化器がん検診学会総会への出席が必要です。
総会視聴には、zoomウェビナーを使用したWeb開催となります。
視聴方法など詳細は下記をご参照ください。
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PubMedから、今日のつぶやき − 823 −
Deding U, Herp J, Havshoei AL, et al. Colon capsule endoscopy versus CT colonography after incomplete colonoscopy. Application of artificial intelligence algorithms to identify complete colonic investigations. United European Gastroenterol J. 2020;8(7):782-789.
それでは
論文「内視鏡挿入不能症例に対する大腸カプセル内視鏡検査 vs. 大腸CT検査:人工知能アルゴリズムによる全大腸検索」
のご紹介です。
【結果】
大腸CT検査で15名の患者に5ミリ超のポリープが検出され、そのうち14名が2回目の大腸内視鏡検査を受け、10名で病変が確認された。
大腸CT検査で11名の患者に9ミリ超のポリープが検出され、そのうち10名が2回目の大腸内視鏡検査を受け、4名で病変が確認された。
大腸カプセル内視鏡検査は40名の患者で5ミリ超のポリープが検出され、そのうち25名が2回目の大腸内視鏡検査を受け、15名で病変が確認された。
大腸カプセル内視鏡検査は21名の患者で9ミリ超のポリープをが検出され、そのうち18名が2回目の大腸内視鏡検査を受け、5名で病変が確認された。
9ミリ超のポリープが検出された19名の患者13名では、2回目の大腸内視鏡検査で病変が検出されなかった(Fig 2)。
(感想)
リファレンススタンダードとしている大腸内視鏡検査の精度に幾分か課題があるようです。
次回、Fig 2をご紹介します。
それでは
原文
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32731841/
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
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本ブログの無断転用および複製を禁止いたします。
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などの行為は著作権違反となります。
読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。
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