2020年10月07日
大腸CTアカデミア 大腸カプセル内視鏡検査単独では課題があるが不完全内視鏡検査後であれば活用できる!?
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
大腸CT検査技師認定制度がはじまりました!!
類似の認定制度が発足したそうです。
混合しないようご留意ください。
日本消化器がん検診学会の大腸CT検査技師認定制度は
・60年以上の歴史がある学会で実施しており継続性が高いです。
・5年以上かけて十分に議論・審議されてきた制度です。
・施設認定制度があります。
・制度を運営している大腸CT検査技師認定委員会は診療放射線技師と医師の双方が参加してます。
日本消化器がん検診学会の認定をご検討ください。
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PubMedから、今日のつぶやき − 822 −
Deding U, Herp J, Havshoei AL, et al. Colon capsule endoscopy versus CT colonography after incomplete colonoscopy. Application of artificial intelligence algorithms to identify complete colonic investigations. United European Gastroenterol J. 2020;8(7):782-789.
それでは
論文「内視鏡挿入不能症例に対する大腸カプセル内視鏡検査 vs. 大腸CT検査:人工知能アルゴリズムによる全大腸検索」
のご紹介です。
【結果】
検査の完遂(全大腸の観察の可否)
大腸カプセル内視鏡検査は66名(68%)の患者で完遂した。
73名(75%)は、不完全となった大腸内視鏡検査で到達した最も近位測の腸管までは大腸カプセル内視鏡検査で観察できており、つまり重複部分が確認できた症例であった。
大腸カプセル内視鏡検査で観察が不完全となった残りの24名の患者では、5名は追加の大腸内視鏡検査で完全に検査がされており、患者は治療的結腸鏡検査に紹介され、別の19名の患者では大腸CT検査で有意な所見を認めなかった。
(感想)
現状、大腸カプセル内視鏡検査単独では課題が多いということ、少なくとも他の大腸検査と組み合わせて行う必要があることが分かります。
それでは
原文
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32731841/
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
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ご質問もお待ちしています。
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(恐れ入りますが、ラインコミュニティは医療関係者の方に限定させていただいております)
●お願いとお断り●
本ブログの無断転用および複製を禁止いたします。
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などの行為は著作権違反となります。
読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。
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