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2020年02月05日

ホールガイザーの紹介です。その2。

昨日の続きです。
ホールガイザーが完成するまではかなりの時間がかかりました。

音を小さくする為に木槌で叩かないようにすれば良いのですが、まずどうして叩かないといけないのかです。
下に敷いているゴム板が固いので、強く叩く必要がある訳です。
それでは、叩く必要が無いゴム板の代わりを探せばいいのです。

それから、いろんな材料を探しました。コルク板、発泡ポリエチレン板、発泡ポリエステル板、発泡塩ビ板、等、それ以外も探してみましたが、実際使ってみるとうまく行きませんでした。

逆に目打ちを打つ側で、プレス機を使って音を止める方法も考えましたが、作業にかえって時間がかかりうまく行きませんでした。

最終的に考えついたのが、下に敷くものが何であれ抵抗があるので、いっそのこと下を空間にしてしまえば解決する事でした。

基本、直線の穴開けが多いので直線の溝をつくる。そうすると穴開けも溝に沿って目打ちが落ち込む事になり、革の穴開けの抵抗だけになり、直線も正確な穴開けが出来ます。

これにより、木槌で叩く必要が無くなりよって音もほとんど出なくなり、押し付ける程度の力で良くなりました。
さらに、上から押さえるカバーを付ける事により、革を押さえたままになり次々穴開けしても、目打ちが刺さった革が上には引っ張られません。
よって、さくさく穴開けが出来ます。

ついでに、押さえカバーの直線の縁に沿って穴開けが出来ますので、直線が綺麗です。

以上の内容から、楽に、楽しく、静かに、早く、綺麗に、正確に、穴開けが出来る様になりました。

プロフィールの写真のホールガイザーは、業者さんに依頼して作って頂いたものです。
デザイン、製作、販売はすべてお任せしました。

ただ、ここまでに至るまでは、かなりの試作品を作りました。
下記の写真が過去に作った試作品です。
CIMG0375.JPG
10数個は作りました。用途別に作りました。材質、大きさも変えたりしました。
延べ1年位はかかったと思います。

特許出願書類は自分で作成しましたので、割と安くつきました。
紹介が遅れましたが、私はNPO法人発明商品化協会の理事をさせてもらっています。
ホールガイザーの名前は、理事長に付けてもらいました。
穴開けのホール、ガイドのガイ、レザーのザーを組み合わせた造語です。

ホールガイザーはヤフーショップ「王様のアイデア」で販売してもらっています。

話が長くなりましたが、最後まで読んで頂きありがとうございます。

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