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2020年03月04日

特許取得には試作品での勉強が必要です。その1。

以前、2月4日の記事でホールガイザー(革用縫い穴開けガイド)の特許取得の話をいたしました。

今回から、特許取得する為に作って来た試作品の説明をさせていただきます。
試作品は特許では非常に大事なもので、実際に形にしないと頭で考えた事とかけ離れる事があります。
(PS 特許出願時には試作品を出す必要はありません。図面が必要です。)

発明研究会では、いつも最低限、試作品の製作を要求されます。
概要がつかめれば良いので、安い材料で大丈夫です。

今回の試作品は1番最初に作ったものです。
再度、説明いたしますがホールガイザー(革用縫い穴開けガイド)とは、レザークラフトで手縫いする場合縫い穴を開ける工程で穴開けで作業を効率よくする道具です。

試作品は10台位作りましたが、5台目まで1日1台で説明させていただきます。
あとの試作品は、出来がよくなく省かせていただきます。

1枚目の写真が、試作品1号の外観です。
試作1外観.jpg
主な材料は木材、アクリル板、アルミ角材、バネパッチン、カッターマットです。

アルミ角材はアクリル板の補強用です。
バネパッチンを使ったのは、適度に革を挟むためです。

2枚目の写真が、上ガイドを開けた所です。
上の押さえる板を上ガイド、下の受け側を下ガイドと名付けました。
試作1開けた所.jpg

3枚目の写真が、それを縦方向から見た所で目打ちが落ちる溝が分かります。
試作1開けた所縦.jpg

4枚目の写真が、実際革を挟んで上ガイドを閉めて目打ちを刺した所です。
試作1革を刺して穴開け.jpg
こんな感じで目打ちを刺して、縫い穴を開けて行きます。

5枚目の写真が、縦方向から見た所で目打ちが落ちる状態です。
試作1穴開け縦.jpg
目打ちが上ガイドのアクリル板の隙間から落ちているので正確に直角の刺さっているのが分かります。

試作品1号は革がバネパッチンで挟まっているので、左手で押しておく必要がありません。
バネの力により革同士を接着する道具としても使えます。

大きさは制限されますが、ベルト等の細長い革の穴開けは便利です。
色々使えますが作業性は、あまり良くはありませんでした。

試作品は大事です。
最後まで読んでいただき有難うございました。

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