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2015年05月20日
シードルがうまい季節
シードルってご存知ですか。リンゴ酒のことです。以前、山形の上山市にある武田ワイナリーさんを訪れお話をお伺いしたことがあります。最初に土作りの苦労話やワインづくりのお話を聞き、そしてテイスティングをさせていただいて、大変良い思い出となっています。その武田ワイナリーでの最上級のワインを買って帰り飲んでみました。いや、凄い。地ワインなんて言ってはいけません。だいたい、本場フランスのワインはみな地ワインです。どこどこのシャトーのどの畑の赤、とかその隣りのシャトーの斜面の白だとか。武田ワイナリーの実力につくづく感心しました。ある時、友人3人で山形にツーリングに行き、河北町で休憩。友人が知っている地酒の店に入って、なにか良い山形の酒を買おうと物色していると、武田ワイナリーのシードルがありました。ちょうど暑い日だったので、帰ってこれを冷やしてのんだらどうだろうと買って帰りました。1〜2日冷蔵庫で冷やし、飲んでみるとこれが美味しいのなんの。
シードルというと子どもの頃、クリスマスの飲み物として子ども用シードルを飲ませられたことがあり、子ども用のサイダーだろうという先入観があったのですが、サイダーのフランス語読みがシードルでしかもリンゴ酒。のどごし爽やかで、しっかりアルコールはあり、気分は爽快になる楽しい飲み物がタケダワイナリー・シードルでした。さて、日毎に暑く暑くなります。
こんな日の昼下がりにサンドイッチか、塩パンとこのシードルでちょっとしたランチというのも洒落ていていいのではないでしょうか。おすすめしますぞ。
タケダワイナリーサン・スフルシードル発泡ドライ750ml
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2015年05月18日
月山筍の季節
月山筍(がっさんたけのこ)
出羽三山のひとつ月山。湯殿山、羽黒山とともに山岳修験の霊峰として知られ、標高1984メートル、日本百名山、花の百名山でもあり小説にもなった山です。冬期の積雪量が半端ない豪雪地帯にあることから、月山では4月〜7月までスキーができます。というよりも、本格的な冬に月山でスキーはできない。厳冬期の山をこなせるような人でなければ難しいというのが実情かもしれません。月山は夏スキーともう一つ、月山筍でも有名です。これはチシマザサの筍でネマガリタケと言われる、細い筍。この筍が出るのが5月下旬から7月の半ばころまで。地元では山菜の王者として愛されている春の珍味です。本物は、何といっても天然の月山筍で、よほど山を知っている人でなければ採取は難しいと言われています。ツキノワグマも大好物なので、筍採りの競争でひょいと薮の中でご対面などということもあるのだそうです。
みそ汁
月山筍はみそ汁で味わう。しっかりした歯ごたえと旬の筍の香りがたまりません。地元では天ぷらがイチオシとおっしゃいます。また、酒飲みは皮付きのまま七輪でしっかり焼いて熱々の皮をむきながら、ほくほくの筍を食べて酒を飲む。これが「まあづ、こでらんね」と。もし天然ものが手に入ったらぜひお試しあれ。ゴールデンウィークも過ぎましたので、月山道も通行しやすくなりました。山形の鶴岡、酒田など庄内に出かけて産直を探せばきっとみつかるはずです。
月山筍 ガッサンダケ 1Kg産直
2015年05月17日
青葉まつり本まつり
山鉾出陣。さあ、いくぞ!。
昨日は宵まつり。そして今日は青葉まつり本まつりです。すずめ踊り大流し、青葉神社神輿渡御、伊達時代行列、そして山鉾巡航と続き、仙台市の二番町大通りをねり歩きます。山鉾巡航出陣を控えそれぞれ緊張と気合いの瞬間。一番町に木遣りが響き渡り、いよいよ巡航の始まり。青葉神社の大太鼓が出発の打ち初め。続いて仙台木遣り組、伊達木遣り組が先導して仙台市の山鉾が通りに出ます。
奥山市長もさあ、出発。
すずめ踊り子雀連。
今日一日、市内各所で躍って来たすずめ踊りの総仕上げは、ここ定禅寺通で。
昨日は、午前中曇りでちょっとお湿りもありましたが、今日は快晴。気温もかなり上がって行きました。
子すずめがんばれ、がんばれ。
今日は、おとうさんもおかあさんも頑張りました。
みんな晴れ晴れ。
いまころは、若い人たちは打上げでしょう。
おいしいビールと牛タンで、まずはかんぱ〜い。
2015年05月16日
会津末八 桜肉カレー
会津で「会津カレー焼きそば」を買った時に、並んで置いてあったのがこの「会津末八桜肉カレー」で、会津八一と何か関係するものかと動揺しました。けれども、会津八一は新潟の人で、会津のお隣です。会津と新潟をむすぶのは八十里越え。長岡藩の話に脱線しそうですので、カレーにもどします。
ご当地カレーというのは、日本全国津々浦々にあり本当にバリエーション豊かで、どれを選んだらよいか全く困ってしまう品々です。ただ、会津カレー焼きそばの説明書きと同様にこのカレーも次の様な文言があり、
「インドのダールカレーのような豆カレーです」とある。あれれ、これは桜肉(馬肉)を売りにしているのだろうなと思いきや、いきなり「豆カレー」とあります。そこで次は「中辛でコク、とろみ、旨味がしっかり」。さすがは餡こ屋さんだけあり、小豆のうまみを引き出しているということらしい。小豆を餡こと思って食べると全く違う結果というか、小豆を豆として食感を楽しみ、また旨味を出した良い味体験に至るのです。
結構本格的なカレー。会津と言えば名産の馬肉、この桜肉の大きな塊が2コごろっと入っていて、うまいです。値段はかなり高いので、会津愛とか会津命系の全国の皆様におすすめします。
会津のカレー焼きそば
会津の道の駅や高速道路のサービスエリアでも売ってますよ。
カレー焼きそばというと思いつくのは「焼きそばを炒めるときにカレー粉をつかう」やつです。ところが会津に出かけた時に見つけて買ったこの会津カレー焼きそばはなんと「これはカレー味焼きそばではありません。肉とキャベツを炒め、極太の焼きそば麺をまぜさらに炒めたらそこに特製ソースを加えて焼きそばを仕上げます。焼きそばを皿に盛って温めておいたレトルトカレーを掛けてまわして完了。ソース焼きそばも、とろっとしたひき肉たっぷりカレーも妥協なし。それぞれががっぷり四つでとことん主張するガッツリ系B級グルメ。さすが会津の頑固はここにも面目躍如であります」という堂々たる宣伝文句。
乗りました、買いました。そして食いました。会津の頑固にしばし首をたれつつ、ガッツリ食べて味わいました。B級グルメもここまで、やってくれます。会津おそるべし。ああ、また会津に行くべ。
会津カレー焼きそば 2人前 名店 『寿楽』
2015年05月15日
初鰹
西日本、特に鹿児島や高知の方々はもうとっくに初鰹の節は終わっておられることでしょう。でも、東北は今がその時期になりました。といっても、今の生鮮食品の保存と運搬技術ですので、東北地方でももう初鰹はとっくに堪能しているのですが。先日、気仙沼に冷凍ではなく生の鰹が水揚げされ、これが初鰹でした。生の鰹。刺身で良く、タタキもよろしく、ギリシャ風もよろしいんであります。うまいんです。好きなんです。これに合わせるのはキンキンに冷えた日本酒を。それも気仙沼、石巻の蔵元の辛口で。
鰹を買うタイミングを失してちょっと鮮度がおちたものを買っても大丈夫。ハーブにオリーブオイルとバルサミコ酢のドレッシング。もしくはニンニク、生姜、小口ネギ、新タマネギをこれでもかと乗せ、醤油とレモンをかけ回す。ポン酢でも大丈夫。うまいです。これからしばらく初鰹でぎゅっと一杯。
墨廼江(すみのえ) 吟星四十 大吟醸 1.8L
携帯食
おにぎりは携帯食です。遠足に、運動会に、農作業に便利で簡単な食事形式です。お茶があればベストですが、水筒を片手に、もう一方にはおにぎりを持って気軽に食べる事ができます。昔、戦国時代兵卒の行動食は干し飯でした。炊いたご飯をカチカチに天日干しにしバラバラにほぐしたものを、腰の袋に詰めて持ち運びました。この干し飯を水かお湯で戻して、沢庵が味噌で食べたそうです。これは今のアルファ米など登山用の携帯食と同じですね。現代の軍隊も戦闘糧食という名で行動食を携行します。昔、沖縄で米軍が実際に使っているCレーション(コンバット・レーション)という戦闘糧食パックを買って食べた事がありますが、主食とコーヒー、デザートまでコンパクトにパッケージされ、しかもなかなかの味でした。自衛隊でもいろいろな戦闘糧食があり、一度試してみたいと思っております。写真はそれに近いものを再現し市販している缶詰です。海でカヌー遊びをして昼食にみんなで試食しましたが、ま、それなりの味でした。
でも、防災備蓄食にこういう糧食や登山用の携帯食をストックしていてもいいのではないかと思います。とにかく今の登山用携帯食は種類も豊富ですし、かさばらす保存期間が長いので置き場所にも困りません。スポーツ用品店かできれば登山、アウトドア用品店に行けば必ずおいています。その内、どこかでまた震災がおきた時に、先ず食べ物と水です。そして前にも書いた通りアウトドア用のコンロが1台あれば、なんとか当面はしのげますよ。
2015年05月14日
焼きおにぎり
味噌焼きおにぎり
おにぎらずの次は、やっぱりおにぎり。おにぎりはうまくて好きです。
海苔おにぎり、葉っぱを巻いたおにぎり。塩おにぎり。味噌おにぎり。塩やごま塩おにぎり。そして焼きおにぎり。焼きおにぎりは醤油、味噌でしょう。醤油焼きおにぎりは、焼き加減が難しくて、焼きが半端だと濡れた醤油とこげた醤油が混在し、ご飯粒がぼろぼろ崩れる危機があります。ところが上手く焼ければこんなに美味しい焼きおにぎりは無いというくらいのもの。
味噌はそのままの味噌、木の芽味噌、田楽味噌、胡麻味噌などなど、バリエが多くてほんとうにうまいんです。
おにぎりは携帯食です。携帯食から伊達藩の仙台味噌や兵糧の話までひろがりますが、今日は美味しいご飯を一番美味しく食べるひとつとしておにぎり、焼きおにぎりをおすすめします。
2015年05月13日
おにぎらず
おにぎらず。
いいネーミングです。おにぎりは握るから「おにぎり」。それを「にぎらない」から「おにぎらず」ということで。なんかはんぱな響きが却って今風なんだとおもいます。で、我が家でも作りました。ポークランチョンミートを具にしたおにぎらず。これはうまい。好きな厚みに切ったポークランチョンミートをフライパンで焼き付けて、海苔一枚の半分の上にご飯をふわっと乗せその上に焼いたPLMを乗せて、海苔をたたみラップで成形したまましばらく置きます。食べる時にラップを外すと、平たいおにぎり、いやいや「おにぎらず」が出来ているという按配です。これは、これでとてもいい旨いメシで、おにぎりの味を知っている私たちにもほとんど抵抗はないと思います。時間のない単身、独身、独り身男が考え出したのかどうか、その辺の詳細は分かりませんが、おにぎらずはかなりの発明ではないでしょうか。おにぎりという範囲をこえた具材というかトッピングと考えてしまえば、バリエは凄い。何んでも乗せて畳んでしまえばOK>KOか?。よろしく。
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