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2021年07月21日

なぜ首都直下型地震の予測がつくのか


それは、断層のずれを精度よく計測するGPS測量技術とIT技術が融合した測量技術の進展のためだ。

日本の測量機材と技術はここ15年ほどで驚くほど向上し、

平成16年から公共測量の分やでは世界測地座標系での測量が義務となり、

道路や橋、トンネルなどを公共施設設計したり工事する場合、世界測地座標を用いることが標準化した。

起点、終点、中心線などの位置、土地の境界点も1ミリ単位で計測が可能となった。

それはGPS機械の精度の向上、IT技術と融合した測量技術の向上があり、

その測量方法が15年ほど前から公共工事では標準であり、土地登記を行う法務局も

球面補正の世界測地座標による境界座標での登記申請しか登記の受付をしない状況である。

ここ数年では狭い区域での地形情報としてドローンを利用した三次元技術も相当浸透してきた。

よって、20年前のように山頂に登って測量機材を設置しての三角測量はほとんど行われないようになった。

また、地球は楕円体であるので、球面補正で距離や角度を設定する測量と技術が標準化した。

尚、位置情報取得には空中に人工衛星4つ以上と通信を行って、精度管理を行う規定がある。

こうなると、日本全国に存在する、基準点の定期的な平面的な伸長、高さがミリ単位観測できるため、

断層の動きを知ることで、首都直下地震や日本全国での地震の予測の精度向上につながっているのだ。



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