2015年06月08日
渡辺謙、惜しくもトニー賞授賞を逃すも、妻の南果歩がツイッターで感謝
俳優の渡辺謙がアメリカ演劇界で最高の栄誉とされるトニー賞にノミネートされていましたが、惜しくも受賞を逃し、渡辺の妻で、共に現地入りしている女優の南果歩さんが自身のTwitterで「応援して下さった皆様、ありがとうございました!」とファンに感謝しました。
トニー賞は、1947年に始まり、アメリカの演劇界で最も権威ある賞と見なされていて、映画界のアカデミー賞、音楽業界のグラミー賞、テレビ業界のエミー賞、文学・戯曲におけるピューリッツァー賞と肩を並べる存在となっています。
渡辺謙さんが主演したミュージカル「王様と私」は名作の16年ぶりリバイバル公演で、今回、ミュージカル・リバイバル作品賞、ヒロインのケリー・オハラがミュージカル主演女優賞を受賞しました。
オハラはスピーチで「公私ともに、ケン・ワタナベは私の王様です」と感謝を述べ、渡辺謙さんもそれを感激の様子で見守りました。
4月16日に本公演が始まった同ミュージカルでしたが、当初、現地メディアでは、渡辺謙さんの英語力に辛口のコメントが相次ぎました。
例えば、ニューヨーク・タイムズ紙は「彼の話は分かりにくい時がある」と指摘し、ニューヨーク・ポスト紙は「英語は粗く、独唱も乱雑」と厳しいコメントでした。ただ、ウォールストリート・ジャーナル紙のように「日本語アクセントはきついが、ささいなことだ」という見方もありました。
ただ、演技力については、多くの人が認めていて、渡辺さんの英語力に注文を付けたニューヨーク・タイムズ紙も見せ場のダンスの場面を例に「肝心な時はちゃんとする」と評価しました。
ちなみに、日本人のトニー賞ノミネートは、2012年の石岡瑛子さん(衣装デザイン賞)以来3年ぶりで、俳優としては59年のナンシー梅木さん(主演女優賞)以来56年ぶりということで、ノミネートされただけでも快挙と言えると思いますが、英語力がやっぱり厳しかったんでしょうかね。
また、諦めずに挑戦してもらいたいものですね。
ちなみに妻の南果歩さんも女優さんですが、1995年に、ミュージシャン・作家の辻仁成さんと結婚されています。1男をもうけましたが、2000年3月に離婚となっています。
その後、2003年1月にテレビ東京の2時間ドラマ『異端の夏』で、渡辺謙さんと共演し、2005年12月3日に再婚したわけです。
さらに、2007年1月11日放送のNHK総合のトーク番組『スタジオパークからこんにちは』内で母親が韓国人であることをカミングアウトしています。
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