タイムトラベル

現在大ブレイク中の有村架純さん（２２）に続くブレイクの予感を漂わせ、ちゅうもくされている女優さんがいます。

それは、日本テレビのドラマ「デスノート」（日曜後１０・３０）にレギュラー出演中の藤原令子さん（20）です。ドキドキするストーリー展開の中、癒やしを運ぶ存在となっています。


藤原令子さん

今秋には「内村さまぁ〜ず　ＴＨＥ　ＭＯＶＩＥ　エンジェル」（９月１１日公開）など、立て続けに出演映画３本が公開を控えている売れっ子です。そんな出演依頼が絶えない注目株の素顔とは。

そんな藤原さんのもとには現在、出演のオファーが殺到しています。

昨年の秋から年明けにかけて、３本の映画を撮影しました。「内村さまぁ〜ずＴＨＥ　ＭＯＶＩＥ　エンジェル」は内村光良さん（５１）と、さまぁ〜ずの大竹一樹さん（４７）、三村マサカズさん（４８）の３人が経営する探偵事務所に、藤原演じる女優志望の女性が転がり込むというストーリーです。

映画では、お笑いタレントが次々とコントを繰り広げる場面もあり、「私は必死に笑いをこらえているんですけど、監督さんは大笑いしていました。令子ちゃんも笑っていいよ、とか言われて、なんだかバラエティー番組の収録みたいな現場でした」と撮影を楽しんだそうです。さらには、藤原さん自身も笑いを誘うコミカルな演技を披露し、コメディエンヌとしての可能性もみせています。

続く９月２６日から公開の「合葬」では、一転して幕末の女郎を演じ、小悪魔のように主演の柳楽優弥（２５）に迫るという役柄を演じました。

また、１１月公開の「シネマの天使」では初主演を果たし、日本最古の映画館の新入社員役で、ピュアで透明感のある女性を演じています。

このように「デスノート」から始まり、秋にかけてさまざまな顔を見せていくことになる藤原さん。

「今は撮影が終わってから、自分の出演シーンを見て、“もっとこうしたら良かったかも…”と反省することが多いんです。そういうことが少しでも減って、演技をするのが楽しいと感じるようになればいいな」と成長途中の悩みをうれしそうに語ります。

藤原さんのプロフィールは、１９９４年（平６）８月１６日、岡山県倉敷市生まれ。２０１０年に高校進学と同時に上京し、同年デビュー。２０１３年の出演映画「ももいろそらを」が国際的に評価が高く、注目を集める。「大東建託」「日本コカ・コーラ」などＣＭにも出演。身長１メートル５５。血液型Ｏ。

というもので、決して早くはないデビューですが、実は５歳から、袴を身に着けて、詩吟に合わせて舞う伝統芸能「扇舞（せんぶ）」を祖母に習い、同時に礼儀作法も厳しく指導されたという経歴を持ち、その経験が、独特なオーラや、時折見せる凜とした雰囲気を生み出しているようにも感じられます。

目標としては「こんな役もできるんだ、と思ってもらえるような女優さんになりたい」とのこと。

今後の活躍が楽しみですね。