2018年03月14日
【リスト】ブルーレイ化、4K UHD化されていないタイトル(その1)
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さて、今回は、管理人の備忘録を兼ねたお話しです。
タイトル通り、ブルーレイや4K UHDのソフトになっていない埋もれたタイトルをリストにしようと考えたわけです。
実際、この未ソフト化については、タイトル数が膨大である上、好みも千差万別なので、このリストにないものも希望する!という方も多いと思います。
そこは管理人の好みということでご容赦下さい。
ちなみに、ブルーレイ化に向けてメーカーと情報共有しているWebサイトがありますので、ご紹介しておきます。
ご希望があればそちらで登録してみてはいかがでしょうか?
【ブルーレイ・ディスク マイスターサイト】
WEBサイト
BD化希望タイトルを応募したり出来ます。
その集計結果は、メーカーに届けられるようです。
2013年7月までの集計結果しかありませんので、最近はあまり動きがないのかもしれません。
4K Ultra HDブルーレイが2016年にリリースされている現在では、微妙なのかもしれません。
本記事のタイトルでは、ブルーレイや4K UHDを挙げていますが、それ以前にDVDやLD、VHSにすらなっていないものまであったりします。
そうしたものを含め、ちょっと整理して挙げておきたいと考えています。
整理すると色々な観点から分類出来てしまいますので、複雑になりすぎない程度にしてみます。
ちなみにリスト化にあたり、なぜソフト化されていないか、いくつか理由を考えてみました。
あくまで管理人個人の所見で、正確ではありませんので、ご容赦下さい。
大きく分けて、メジャー制作作品とマイナー制作作品があると思います。
メジャー制作ですと、権利関係はほぼメジャーに所属してますので、マーケティング(要するに売れるかどうかの判断)次第かと思います。
マイナー制作ですと、権利関係は買い付け会社との契約次第で、日本から買い付けをするかどうか、というかなり厳しい状況かと思います。
DVD等で買い付け実績があったりすると、ブルーレイなどの買い付けもスムーズですが、ブルーレイ化していないのはやはりマーケティング(儲けが出るか)が一番の原因ですね。
DVDで売れなかった作品をブルーレイにしたりはしないですから。
これはかなり日本でのソフト化は難しいと思います。
マイナー制作の作品が多く、マスター素材もどういうものか怪しいです。
マスターフィルムが残っているかすら不明です。
よほど人気がない限り、買い付けするような会社は少ないと思いますし、買い付けしようとしても劣化したフィルムやSDビデオマスターしかない、ということも考えられます。
基本的に、制作国でDVD化、ブルーレイ化、4K UHD化されていないと、日本ではリリースされないと考えたほうが良いと思います。
このパターンに陥ってしまい、眠っている作品が結構あります。
メジャーとしては買い付け制限をしていないものもあると思いますが、買い付け会社にとってコンタクトするのが難しい場合が多い気がします。
なぜなら、メジャーの中でもそういう部門があるわけではないためです。(たぶん・・・)
※自国では系列から自社ソフトとしてリリースしているので、買い付け窓口担当がいないのではないでしょうか?
で、門前払いを受けてしまう、なんてこともありそうですが・・・。
ちなみにこのパターンでは、
・MGM Home Entertainment
・New Line Home Entertainment
・LionsGate
・DreamWorks SKG
が日本に関連会社がありません。
特にDreamWorks SKGについては、買収などの騒動でパラマウントやNBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン、ディズニー、20世紀フォックスなどと日本での権利関係があちこちと移っています。
また2018年からは、東宝東和がアニメ映画のソフト版権を持つようです。
2009年以前の実写映画ソフトの権利は、角川映画(角川エンタテインメント)が持っていたと思いますが、現在ではもう違います。
恐らく、2018年現在は、まだ決まってないと思います。
2009年以降のものは、パラマウントからウォルト ディズニーへ移管され、その後、NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパンに移っているようです。
このあたりは企業情報とも絡むので、正確ではありません。
あくまで参考程度に見て下さい。
管理人の見立てでは、設立された1997年から2003年の作品が、ちゃんとリリースされていません。
これは上記の権利移転が毎年のように発生し、ソフト化計画が出来なかったからだと思います。
上記期間の作品でリリースされているものは、最初からソフト化の権利が明確で、且つメジャースタジオ共同制作であるもののようです。
ブルーレイ化されているので有名なものですと、プライベート・ライアン(パラマウント)、グラディエーター(NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン)、マイノリティ・リポート(20世紀フォックス)くらいですね。
あとはこのDreamWorks SKGの買収などの騒動によって複雑怪奇で、リリースされていない状況ですね。
権利関係が宙に浮いて、ブルーレイ未リリースでかつヒットした作品は、
ピースメーカー、ディープ・インパクト、タキシード、マウス・ハント、ペイチェック 消された記憶などがあります。
この騒動が落ち着き、米国と世界の権利が明確になれば、4Kなどの新しいマスター制作が計画されると思います。
スピルバーグの関与した作品が多く、大作も結構ありますので、4K化は見据えていると思います。
落ち着くまであと数年はかかると思いますが。
MGMも経営関係があちこちに変わり、権利もかなり複雑です。
ソフト化は、2005年から2015年は日本にも関連会社のある20世紀フォックスとSPEが、どちらが配給/DVD発売するかは作品毎に決めていました。
それ以降の日本での権利は未定のようです。
それから誰もあまり触れませんが、放送局が制作したTVドラマ作品も日本での権利がないものが多いです。
メジャースタジオと関連する放送局もありますが、日本での権利はさらに複雑になっているようです。
基本的に日本には関連会社がないため、これも買い付けになります。
その影響で、未リリース作品はかなりあります。
放送権は判りやすく、日本のCSやBSの会社が買い付け、放送することがメインのようです。
これは一番、厄介ですね。
単に倒産してしまうと、ソフトの元になるマスターも誰にも分らずに、どこかへ消えてしまうわけです。
まあ、それは極端な話ですが、大抵はどこかの制作会社が権利を引き取るわけですが、マスターの状態次第ではソフト化するコストが高くなり、眠らせてしまうことは多いのではないかと考えています。
VHSレベルであれば、コストはあまりかからないでしょうが、ブルーレイ以上のレベルを求めると、マスターを作るのはコストがかかると思います。
これは大抵の場合、一度ソフト化してリリースしたものの、売れ行きが悪く、新しいメディアソフト化しても採算が取れないという判断をしているものです。
日本ではこのパターンが一番多いのではないかと管理人は考えています。
企業として、権利保有しているのであれば、わざわざ放棄すること(放棄する契約が必要)を社内で提案する人は少ないのではないでしょうか?
誰もそれには触れないでいる、というのが実態な気がします。
一方で、ブルーレイ化などの提案をしても、販売予測とコストが見合わないので、そのままになっていると思われます。
次回は、具体的に、タイトルをリスト化していきたいと思います。
OPPO Digital Japan株式会社 All Rights Reserved.
2018 Panasonic UK & Ireland
2016 Sony Corporation, Sony Marketing Inc. All rights reserved.
2015 Sony Corporation, Sony Marketing Inc. All rights reserved.
【セカイモン:eBayの日本語仲介サイト】
【JBL公式通販サイト】
【AVアンプ】
【サウンドバー】
【ハイレゾ ヘッドホン】
さて、今回は、管理人の備忘録を兼ねたお話しです。
タイトル通り、ブルーレイや4K UHDのソフトになっていない埋もれたタイトルをリストにしようと考えたわけです。
実際、この未ソフト化については、タイトル数が膨大である上、好みも千差万別なので、このリストにないものも希望する!という方も多いと思います。
そこは管理人の好みということでご容赦下さい。
ちなみに、ブルーレイ化に向けてメーカーと情報共有しているWebサイトがありますので、ご紹介しておきます。
ご希望があればそちらで登録してみてはいかがでしょうか?
【ブルーレイ・ディスク マイスターサイト】
WEBサイト
BD化希望タイトルを応募したり出来ます。
その集計結果は、メーカーに届けられるようです。
2013年7月までの集計結果しかありませんので、最近はあまり動きがないのかもしれません。
4K Ultra HDブルーレイが2016年にリリースされている現在では、微妙なのかもしれません。
本記事のタイトルでは、ブルーレイや4K UHDを挙げていますが、それ以前にDVDやLD、VHSにすらなっていないものまであったりします。
そうしたものを含め、ちょっと整理して挙げておきたいと考えています。
整理すると色々な観点から分類出来てしまいますので、複雑になりすぎない程度にしてみます。
ちなみにリスト化にあたり、なぜソフト化されていないか、いくつか理由を考えてみました。
あくまで管理人個人の所見で、正確ではありませんので、ご容赦下さい。
1.メジャー制作作品とマイナー制作作品
大きく分けて、メジャー制作作品とマイナー制作作品があると思います。
メジャー制作ですと、権利関係はほぼメジャーに所属してますので、マーケティング(要するに売れるかどうかの判断)次第かと思います。
マイナー制作ですと、権利関係は買い付け会社との契約次第で、日本から買い付けをするかどうか、というかなり厳しい状況かと思います。
DVD等で買い付け実績があったりすると、ブルーレイなどの買い付けもスムーズですが、ブルーレイ化していないのはやはりマーケティング(儲けが出るか)が一番の原因ですね。
DVDで売れなかった作品をブルーレイにしたりはしないですから。
2.制作国でもDVDやブルーレイ化されていない作品
これはかなり日本でのソフト化は難しいと思います。
マイナー制作の作品が多く、マスター素材もどういうものか怪しいです。
マスターフィルムが残っているかすら不明です。
よほど人気がない限り、買い付けするような会社は少ないと思いますし、買い付けしようとしても劣化したフィルムやSDビデオマスターしかない、ということも考えられます。
基本的に、制作国でDVD化、ブルーレイ化、4K UHD化されていないと、日本ではリリースされないと考えたほうが良いと思います。
3.メジャー制作ですが、日本に関連会社がない買い付け対象になっていない作品
このパターンに陥ってしまい、眠っている作品が結構あります。
メジャーとしては買い付け制限をしていないものもあると思いますが、買い付け会社にとってコンタクトするのが難しい場合が多い気がします。
なぜなら、メジャーの中でもそういう部門があるわけではないためです。(たぶん・・・)
※自国では系列から自社ソフトとしてリリースしているので、買い付け窓口担当がいないのではないでしょうか?
で、門前払いを受けてしまう、なんてこともありそうですが・・・。
ちなみにこのパターンでは、
・MGM Home Entertainment
・New Line Home Entertainment
・LionsGate
・DreamWorks SKG
が日本に関連会社がありません。
特にDreamWorks SKGについては、買収などの騒動でパラマウントやNBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン、ディズニー、20世紀フォックスなどと日本での権利関係があちこちと移っています。
また2018年からは、東宝東和がアニメ映画のソフト版権を持つようです。
2009年以前の実写映画ソフトの権利は、角川映画(角川エンタテインメント)が持っていたと思いますが、現在ではもう違います。
恐らく、2018年現在は、まだ決まってないと思います。
2009年以降のものは、パラマウントからウォルト ディズニーへ移管され、その後、NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパンに移っているようです。
このあたりは企業情報とも絡むので、正確ではありません。
あくまで参考程度に見て下さい。
管理人の見立てでは、設立された1997年から2003年の作品が、ちゃんとリリースされていません。
これは上記の権利移転が毎年のように発生し、ソフト化計画が出来なかったからだと思います。
上記期間の作品でリリースされているものは、最初からソフト化の権利が明確で、且つメジャースタジオ共同制作であるもののようです。
ブルーレイ化されているので有名なものですと、プライベート・ライアン(パラマウント)、グラディエーター(NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン)、マイノリティ・リポート(20世紀フォックス)くらいですね。
あとはこのDreamWorks SKGの買収などの騒動によって複雑怪奇で、リリースされていない状況ですね。
権利関係が宙に浮いて、ブルーレイ未リリースでかつヒットした作品は、
ピースメーカー、ディープ・インパクト、タキシード、マウス・ハント、ペイチェック 消された記憶などがあります。
この騒動が落ち着き、米国と世界の権利が明確になれば、4Kなどの新しいマスター制作が計画されると思います。
スピルバーグの関与した作品が多く、大作も結構ありますので、4K化は見据えていると思います。
落ち着くまであと数年はかかると思いますが。
MGMも経営関係があちこちに変わり、権利もかなり複雑です。
ソフト化は、2005年から2015年は日本にも関連会社のある20世紀フォックスとSPEが、どちらが配給/DVD発売するかは作品毎に決めていました。
それ以降の日本での権利は未定のようです。
それから誰もあまり触れませんが、放送局が制作したTVドラマ作品も日本での権利がないものが多いです。
メジャースタジオと関連する放送局もありますが、日本での権利はさらに複雑になっているようです。
基本的に日本には関連会社がないため、これも買い付けになります。
その影響で、未リリース作品はかなりあります。
放送権は判りやすく、日本のCSやBSの会社が買い付け、放送することがメインのようです。
4.制作会社が倒産するなど権利関係が不明だったり、マスターとなるものの所在が不明だったりする作品
これは一番、厄介ですね。
単に倒産してしまうと、ソフトの元になるマスターも誰にも分らずに、どこかへ消えてしまうわけです。
まあ、それは極端な話ですが、大抵はどこかの制作会社が権利を引き取るわけですが、マスターの状態次第ではソフト化するコストが高くなり、眠らせてしまうことは多いのではないかと考えています。
VHSレベルであれば、コストはあまりかからないでしょうが、ブルーレイ以上のレベルを求めると、マスターを作るのはコストがかかると思います。
5.権利関係はあるものの、マーケティング(要するに売れるかどうか)の判断で、リリースされていない作品
これは大抵の場合、一度ソフト化してリリースしたものの、売れ行きが悪く、新しいメディアソフト化しても採算が取れないという判断をしているものです。
日本ではこのパターンが一番多いのではないかと管理人は考えています。
企業として、権利保有しているのであれば、わざわざ放棄すること(放棄する契約が必要)を社内で提案する人は少ないのではないでしょうか?
誰もそれには触れないでいる、というのが実態な気がします。
一方で、ブルーレイ化などの提案をしても、販売予測とコストが見合わないので、そのままになっていると思われます。
次回は、具体的に、タイトルをリスト化していきたいと思います。
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2015 Sony Corporation, Sony Marketing Inc. All rights reserved.
【セカイモン:eBayの日本語仲介サイト】
【JBL公式通販サイト】
【AVアンプ】
【サウンドバー】
【ハイレゾ ヘッドホン】
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