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2018年05月08日
【ブルーレイ映画ソフトレビュー】パイレーツ・オブ・カリビアン 生命の泉 / Pirates of the Caribbean On Stranger Tides
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本作は2011年の作品で、「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズ4作目です。
管理人は小学生のこどもと視聴するため、1作目からこの4作目まではブルーレイを所有しています。
この4つの作品では、本ブルーレイが一番画質が良くないです。
撮影機材などを考えると、ソフト化のオーサリングやマスタリングが良くなかったと言えると思います。
本作より制作年の古い2作目と3作目の画質は良かったことから、単純にソフト化の失敗かと思います。
2011年ごろの新作ブルーレイ(劇場公開からすぐリリースされたもの)は、クオリティが良いものと悪いものがかなり混在している時期でもあります。
なお、本ブルーレイは、評論家の評価は良く、2012年「第4回DEGジャパン・アワード/ブルーレイ大賞」で「ベスト高画質賞」にノミネートされています。
管理人の評価とは全く違うので、本記事を読む方は、ご注意下さい。
管理人の評価が間違えているかもしれません。
ただし、管理人の評価は下記の通りで、そんなに良いとは思えないです。
それから内容そのものについてはレビュー対象外です。
2011 WALT DISNEY PICTURES/JERRY BRUCKHEIMER FILMS. All rights reserved.
ブルーレイ評価
■リリース:
バージョン:3枚組/デジタルコピー & e-move付き
発売:ウォルト・ディズニー・ジャパン
時間:136 min
レーティング:G(日本) / PG-13(米国)
制作年:2011年
発売日:2011年11月2日
■映像:
コーデック: MPEG-4 AVC 23.976Hz
解像度: 1080p
アスペクト: 2.40:1(スコープサイズ)
■オーディオ:
英語:DTS-HD Master Audio 7.1ch 48kHz 24bit(ロスレス)
日本語:DTS-HD Master Audio 7.1ch 48kHz 24bit(ロスレス)
英語:Dolby Digital 2.0ch(ロッシー)
■字幕:
日本語、英語、日本語吹替用字幕
■ディスク:
Blu-ray Disc 3枚
片面2層 (BD-50GB)
■リージョン:
Region A
■平均ビットレート(おおよそ)
(MPEG-4 H.264上限:54Mbps)
(MPEG-4 MVC上限:66Mbps)
:未計測
■撮影カメラ:
レッド・エピック、ウルトラプライムレンズ、アンジェニュー・オプティモシリーズレンズ
レッド・ワンMX、パナビジョン・プリモレンズ、ウルトラプライムレンズ、アンジェニュー・オプティモシリーズレンズ
※レッド・エピックは、5Kデジタルカメラです。
※レッド・ワンMXは、4.5Kデジタルカメラです。
※ウルトラプライムレンズは、絞り開放値T1.9のレンズで、単焦点から望遠までラインナップされたスタンダードレンズです。
※アンジェニュー社のオプティモシリーズレンズは、ズームレンズです。
■映像マスタ:
撮影マスタ・フォーマット:Redcode RAW (4.5K) (5K) (dual-strip 3-D)
DI(Digital Intermediate):2K
■映像マスタリング(DI(Digital Intermediate)、マスタリング):
Technicolor(ポスト・プロダクション)
Company 3(DI)
Deluxe(アメリカ国内フィルム上映用)
Technicolor(アメリカ国外フィルム上映用)
■音響:
Dolby Digital、SDDS、Datasat、Dolby Surround 7.1
■音響スタジオ(Sound Mix / Re-recording)(サウンドトラック除く):
Skywalker Sound(ポスト・プロダクション)
SONY PICTURES STUDIOS GARY GRANT THEATRE(サウンド・ミックス)
De Lane Lea(ADRレコーディング)
■制作背景
・制作予算:約250億円 /100円換算
・世界興行収入:1,045億円 /100円換算
・撮影:プエルトリコ、イギリス、アメリカ
■賞:
31の賞にノミネート、2つの賞を受賞しています。
■監督:
ロブ・マーシャル / Rob Marshall
■出演者:
ジョニー・デップ / Johnny Depp
ペネロペ・クルス / Penélope Cruz
ジェフリー・ラッシュ / Geoffrey Rush
【画質】
映画マスターは、レッド・エピックなどの4.5Kと5Kのデジタルカメラで撮影されたものです。
ポスト・プロダクションはテクニカラー社で、ある意味でテクニカラー社らしい残念な画質です。
テクニカラー社の映像は基本的にあっさりしていて、浅いコントラストになりがちです。
前3作は良い画質だっただけに、これらが特別だったのかもしれません。
ブルーレイのマスターはHDテープがマスターで、HDテープの悪い部分がかなり出ています。
輝度が低く、全編暗い画調です。
また黒浮きしているシーンが多く、コントラストも良くありません。
5Kマスターらしい精細感もほとんど感じません。
中盤の人魚のいる島にある難破船のシーンあたりで、画質が向上しますが、結局後半はまた画質が低下します。
また明部と暗部の境目には色滲みが結構あり、バンディングノイズも散見されます。
色数も多くはなく、ジャングルの緑もあっさりしています。
解像度は地デジレベルはありますが、ブルーレイの標準よりは物足りない印象です。
これは階調性やコントラストが甘いことからそれに引っ張られて、そう見えるのだと思います。
本来は5K映像マスターの精細感があるはずですが、ブルーレイではそれを感じることはありません。
デジタル撮影のためノイズ感はないはずですが、テープノイズやデジタルノイズが目につきます。
よくありがちな明部と暗部の境目に出やすい色滲みや不自然な階調が全編を通じてあります。
バンディングノイズもあります。
輝度が足りずに、全編暗く感じます。
昼間でも影の部分は、よくわからない表現で、顔の表情が判り難いシーンも結構あります。
黒浮きしていて、輝度が足りないので、鮮度感は感じられません。
黒浮きが一番気になるところで、コントラストはかなり浅いです。
画面が引き締まっていないので、階調性も浅いです。
DVDのように暗部が詰まっています。
暗いシーンではこの黒浮きで見難いシーンも結構あります。
元々テクニカラー社の色はあっさりしていて、ブルーレイではそれがさらにあっさりしています。
色数も多くはありません。
色の純度もあまりないため、くすんで見えます。
人物の肌表現はそんなに悪くはありませんが、赤かぶりだったり、顔の影が緑やグレーだったりと終始気になります。
【音質】
米国のブルーレイの第2音声は、DTS-HD High Resolution Audio(ロッシー)ですので、このブルーレイの日本語音声が、DTS-HDMA(ロスレス)で優れています。
こういう具合に安易にロッシー音声を使わない姿勢はありがたいです。
そして、こういう仕様はめったにありません。
映画マスターは、Skywalker Soundによる高品位の音だったはずです。
劇場では観ていませんので不明です。
ダビング、ミックスも、高音質の代名詞のようなSONY Pictures Studiosで行われ、音が悪いわけはありません。
しかし、サントラの音楽がサラウンドを含め鳴り響き、芝居音がマスクされがちです。
音そのものは最新音響の音色で、キメが細かいです。
ダイナミックレンジはそこそこ広く、要所での音はかなり良いです。
サントラは雄大に鳴りますので、音場感が良く、視聴環境を超えて包囲する感じです。
音のコントラストは普通であまり印象に残る感じではありません。
これはサントラがメインの音響のためだと思います。
要所での銃声や効果音などは、瞬発力を感じます。
冒頭の荷馬車でのシーンや船の音など低域を使った描写も良く、最新映画音響の良さを感じます。
台詞:
台詞はクリアで音量も大きめです。
ただし、全編を通じて同録調で克明さはあまりありません。
アフレコしたシーンではかなり克明です。
SE音:
基本的に要所での音作りにしています。
芝居部分では、船の軋みや波の音などなかなか芸が細かいのは、シリーズ共通かと思います。
要所での音は重低音までよく配置しています。
後半のジャングルの音はあっさりしていて、ちょっと物足りない感じもあります。
音楽:
有名シリーズものの特徴で、本作もハンス・ジマーのテーマソングが全編鳴り渡ります。
サントラの音場感は広く、雄大に鳴ります。
基本的には、このサントラがサラウンドを含め、鳴り響きます。
そのため、芝居部分の音はマスクされています。
はっきり言って、サントラがメインの音響です。
サウンドを担当したSkywalker Sound社のクリストファー・ボイズ、シャノン・ミルズや、Sonyのポール・マッセイなどそうそうたるメンバーがいる中、サウンドは悪いわけはありません。
こういったメンバーの音は現代映画音響らしい良い音で、音色も粒立ちが良く、包囲感もあります。
「007 スペクター」と似た作りで、サントラが全編で鳴っているため、芝居部分の音をマスクしている印象です。
DTS-HD Master Audio 7.1chのため、濃密な包囲感を期待していましたが、結構あっさりしています。
そもそも移動感を出すようなシーンがないため、環境音や船の軋みなどの自然音を配置したサラウンドです。
サントラが包囲して鳴るサラウンドデザインでもあります。
(Blu-rayお勧めレベルは85点以上)
(1〜100点)
(Blu-rayお勧めレベルは85点以上)
(1〜100点)
(Blu-rayお勧めレベルは85点以上)
(1〜100点)
レビュー基準についてはこちら
【ブルーレイ版】
【ブルーレイ 3Dスーパー・セット版】
【DVD】
【オンライン】
TM & 1981, 2013 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved. Used Under Authorization.
TM & 1981, 2013 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved. Used Under Authorization.
2009 Walt Disney Pictures. All rights reserved.
New Line Productions, Inc. Distributed by Warner Home Video. All rights reserved.
Disney
1999 Universal Studios. All Rights Reserved.
2001 Universal Studios. All Rights Reserved.
【セカイモン:eBayの日本語仲介サイト】
【JBL公式通販サイト】
【クリプトンのPCスピーカー】
【AVアンプ】
【サウンドバー】
【ハイレゾ ヘッドホン】
本作は2011年の作品で、「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズ4作目です。
管理人は小学生のこどもと視聴するため、1作目からこの4作目まではブルーレイを所有しています。
この4つの作品では、本ブルーレイが一番画質が良くないです。
撮影機材などを考えると、ソフト化のオーサリングやマスタリングが良くなかったと言えると思います。
本作より制作年の古い2作目と3作目の画質は良かったことから、単純にソフト化の失敗かと思います。
2011年ごろの新作ブルーレイ(劇場公開からすぐリリースされたもの)は、クオリティが良いものと悪いものがかなり混在している時期でもあります。
なお、本ブルーレイは、評論家の評価は良く、2012年「第4回DEGジャパン・アワード/ブルーレイ大賞」で「ベスト高画質賞」にノミネートされています。
管理人の評価とは全く違うので、本記事を読む方は、ご注意下さい。
管理人の評価が間違えているかもしれません。
ただし、管理人の評価は下記の通りで、そんなに良いとは思えないです。
それから内容そのものについてはレビュー対象外です。
【ブルーレイ映画ソフトレビュー】 パイレーツ・オブ・カリビアン 生命の泉 Pirates of the Caribbean On Stranger Tides posted with カエレバ ネットオフで調べる タワーレコードで調べる ヤマダウェブコムで調べる ヤマダモールで調べる eBEST(イーベスト)で調べる ECカレントで調べる ノジマオンラインで調べる |
ブルーレイ評価
ソフト情報
■リリース:
バージョン:3枚組/デジタルコピー & e-move付き
発売:ウォルト・ディズニー・ジャパン
時間:136 min
レーティング:G(日本) / PG-13(米国)
制作年:2011年
発売日:2011年11月2日
■映像:
コーデック: MPEG-4 AVC 23.976Hz
解像度: 1080p
アスペクト: 2.40:1(スコープサイズ)
■オーディオ:
英語:DTS-HD Master Audio 7.1ch 48kHz 24bit(ロスレス)
日本語:DTS-HD Master Audio 7.1ch 48kHz 24bit(ロスレス)
英語:Dolby Digital 2.0ch(ロッシー)
■字幕:
日本語、英語、日本語吹替用字幕
■ディスク:
Blu-ray Disc 3枚
片面2層 (BD-50GB)
■リージョン:
Region A
■平均ビットレート(おおよそ)
(MPEG-4 H.264上限:54Mbps)
(MPEG-4 MVC上限:66Mbps)
:未計測
■撮影カメラ:
レッド・エピック、ウルトラプライムレンズ、アンジェニュー・オプティモシリーズレンズ
レッド・ワンMX、パナビジョン・プリモレンズ、ウルトラプライムレンズ、アンジェニュー・オプティモシリーズレンズ
※レッド・エピックは、5Kデジタルカメラです。
※レッド・ワンMXは、4.5Kデジタルカメラです。
※ウルトラプライムレンズは、絞り開放値T1.9のレンズで、単焦点から望遠までラインナップされたスタンダードレンズです。
※アンジェニュー社のオプティモシリーズレンズは、ズームレンズです。
■映像マスタ:
撮影マスタ・フォーマット:Redcode RAW (4.5K) (5K) (dual-strip 3-D)
DI(Digital Intermediate):2K
■映像マスタリング(DI(Digital Intermediate)、マスタリング):
Technicolor(ポスト・プロダクション)
Company 3(DI)
Deluxe(アメリカ国内フィルム上映用)
Technicolor(アメリカ国外フィルム上映用)
■音響:
Dolby Digital、SDDS、Datasat、Dolby Surround 7.1
■音響スタジオ(Sound Mix / Re-recording)(サウンドトラック除く):
Skywalker Sound(ポスト・プロダクション)
SONY PICTURES STUDIOS GARY GRANT THEATRE(サウンド・ミックス)
De Lane Lea(ADRレコーディング)
■制作背景
・制作予算:約250億円 /100円換算
・世界興行収入:1,045億円 /100円換算
・撮影:プエルトリコ、イギリス、アメリカ
■賞:
31の賞にノミネート、2つの賞を受賞しています。
キャスト情報
■監督:
ロブ・マーシャル / Rob Marshall
■出演者:
ジョニー・デップ / Johnny Depp
ペネロペ・クルス / Penélope Cruz
ジェフリー・ラッシュ / Geoffrey Rush
映像クオリティ・レビュー総評
【画質】
残念な画質
ブルーレイ映像マスタ
映画マスターは、レッド・エピックなどの4.5Kと5Kのデジタルカメラで撮影されたものです。
ポスト・プロダクションはテクニカラー社で、ある意味でテクニカラー社らしい残念な画質です。
テクニカラー社の映像は基本的にあっさりしていて、浅いコントラストになりがちです。
前3作は良い画質だっただけに、これらが特別だったのかもしれません。
ブルーレイのマスターはHDテープがマスターで、HDテープの悪い部分がかなり出ています。
輝度が低く、全編暗い画調です。
また黒浮きしているシーンが多く、コントラストも良くありません。
5Kマスターらしい精細感もほとんど感じません。
中盤の人魚のいる島にある難破船のシーンあたりで、画質が向上しますが、結局後半はまた画質が低下します。
また明部と暗部の境目には色滲みが結構あり、バンディングノイズも散見されます。
色数も多くはなく、ジャングルの緑もあっさりしています。
解像感
解像度は地デジレベルはありますが、ブルーレイの標準よりは物足りない印象です。
これは階調性やコントラストが甘いことからそれに引っ張られて、そう見えるのだと思います。
本来は5K映像マスターの精細感があるはずですが、ブルーレイではそれを感じることはありません。
ノイズ感
デジタル撮影のためノイズ感はないはずですが、テープノイズやデジタルノイズが目につきます。
よくありがちな明部と暗部の境目に出やすい色滲みや不自然な階調が全編を通じてあります。
バンディングノイズもあります。
鮮度感
輝度が足りずに、全編暗く感じます。
昼間でも影の部分は、よくわからない表現で、顔の表情が判り難いシーンも結構あります。
黒浮きしていて、輝度が足りないので、鮮度感は感じられません。
階調性・コントラスト
黒浮きが一番気になるところで、コントラストはかなり浅いです。
画面が引き締まっていないので、階調性も浅いです。
DVDのように暗部が詰まっています。
暗いシーンではこの黒浮きで見難いシーンも結構あります。
カラー
元々テクニカラー社の色はあっさりしていて、ブルーレイではそれがさらにあっさりしています。
色数も多くはありません。
色の純度もあまりないため、くすんで見えます。
人物の肌表現はそんなに悪くはありませんが、赤かぶりだったり、顔の影が緑やグレーだったりと終始気になります。
音声クオリティ・レビュー総評
【音質】
テーマソングが鳴り響く音響
ブルーレイ音響マスタ
米国のブルーレイの第2音声は、DTS-HD High Resolution Audio(ロッシー)ですので、このブルーレイの日本語音声が、DTS-HDMA(ロスレス)で優れています。
こういう具合に安易にロッシー音声を使わない姿勢はありがたいです。
そして、こういう仕様はめったにありません。
映画マスターは、Skywalker Soundによる高品位の音だったはずです。
劇場では観ていませんので不明です。
ダビング、ミックスも、高音質の代名詞のようなSONY Pictures Studiosで行われ、音が悪いわけはありません。
しかし、サントラの音楽がサラウンドを含め鳴り響き、芝居音がマスクされがちです。
音そのものは最新音響の音色で、キメが細かいです。
ダイナミックレンジ(音域バランス)
ダイナミックレンジはそこそこ広く、要所での音はかなり良いです。
サントラは雄大に鳴りますので、音場感が良く、視聴環境を超えて包囲する感じです。
瞬発力・量感(キレと強さ)
音のコントラストは普通であまり印象に残る感じではありません。
これはサントラがメインの音響のためだと思います。
要所での銃声や効果音などは、瞬発力を感じます。
冒頭の荷馬車でのシーンや船の音など低域を使った描写も良く、最新映画音響の良さを感じます。
情報量(台詞、SE音、音楽)
台詞:
台詞はクリアで音量も大きめです。
ただし、全編を通じて同録調で克明さはあまりありません。
アフレコしたシーンではかなり克明です。
SE音:
基本的に要所での音作りにしています。
芝居部分では、船の軋みや波の音などなかなか芸が細かいのは、シリーズ共通かと思います。
要所での音は重低音までよく配置しています。
後半のジャングルの音はあっさりしていて、ちょっと物足りない感じもあります。
音楽:
有名シリーズものの特徴で、本作もハンス・ジマーのテーマソングが全編鳴り渡ります。
サントラの音場感は広く、雄大に鳴ります。
基本的には、このサントラがサラウンドを含め、鳴り響きます。
そのため、芝居部分の音はマスクされています。
サウンドデザイン(音像感と音場感含む)
はっきり言って、サントラがメインの音響です。
サウンドを担当したSkywalker Sound社のクリストファー・ボイズ、シャノン・ミルズや、Sonyのポール・マッセイなどそうそうたるメンバーがいる中、サウンドは悪いわけはありません。
こういったメンバーの音は現代映画音響らしい良い音で、音色も粒立ちが良く、包囲感もあります。
「007 スペクター」と似た作りで、サントラが全編で鳴っているため、芝居部分の音をマスクしている印象です。
サラウンド(移動感含む)
DTS-HD Master Audio 7.1chのため、濃密な包囲感を期待していましたが、結構あっさりしています。
そもそも移動感を出すようなシーンがないため、環境音や船の軋みなどの自然音を配置したサラウンドです。
サントラが包囲して鳴るサラウンドデザインでもあります。
クオリティ・レビュー詳細
★総合クオリティ :85点
(Blu-rayお勧めレベルは85点以上)
(1〜100点)
★映像クオリティ :81点
(Blu-rayお勧めレベルは85点以上)
(1〜100点)
解像感 :87点
ノイズ感 :79点
鮮度感 :82点
階調性・コントラスト :75点
カラー :83点
★音声クオリティ :88点
(Blu-rayお勧めレベルは85点以上)
(1〜100点)
ダイナミックレンジ :88点
(音域バランス)
瞬発力・量感 :85点
(キレと強さ)
情報量 :91点
(台詞、SE音、音楽)
サウンドデザイン :89点
(オリジナルとメディア化)
サラウンド :87点
(移動感含む)
レビュー基準についてはこちら
商品ソフト紹介
【ブルーレイ版】
パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉(期間限定) [Blu-ray] | ||||
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【ブルーレイ 3Dスーパー・セット版】
パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉 3Dスーパー・セット(4枚組/デジタルコピー & e-move付き) [Blu-ray] | ||||
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【DVD】
パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉 [DVD] | ||||
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【オンライン】
パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉 (字幕版) | ||||
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【セカイモン:eBayの日本語仲介サイト】
【JBL公式通販サイト】
【クリプトンのPCスピーカー】
【AVアンプ】
【サウンドバー】
【ハイレゾ ヘッドホン】