2021年07月29日
大型車ナット緩み防止 ホイールナットマーカー(チェックリンク)使用の感想
国土交通省が脱輪防止の為に、使用を勧めているホイールナットマーカー(チェックリンク)を弊社でも使用してみました。
【費用について】
1個当たり150円程(弊社の場合取引先のタイヤ屋から購入価格)で、左側タイヤのみに装着(特にISO規格ホイールで左側の脱輪が多いという理由と、国交省の、左側のみとうたった方が普及しやすいからという事情から)トレーラ(トラクタ3軸 トレーラ3軸)の場合、1台9000円程かかることになります。
【効 果】
2つのナットを、一つのチェックリンクでがっちり固定するので、これをしていればナットが緩んでどこかへ飛んでいくということはそうそうないと感じます。ナットの緩みの有無を点検するときはチェックリンクの変形があるなしを目視するだけでよいので楽だと思います。
【使用して大変な事・マイナス面】
チェックリンクはがっちりキツくはまるため、タイヤ交換・ローテーション時にこれを取り外すのが容易ではなく、爪先が痛くなります。
また、タイヤホイール部は常に走行中高熱を帯びており、その熱でチェックリンクが劣化し何個かはひびが割れて使用不能になりました。取り付けて3か月くらいです。
※日野では3か月点検の度にサービスで取り付けしてくれますが、3か月で劣化というのは丁度よいサイクルなのでしょうか。
【感 想】
全車そろえるかどうかについてはもう少し検討したいです。
‥それで
白マーカーによるマーキングで、ナットの緩みをチェックする方法も実施してみました。
【利 点】
一番安価な方法で費用が掛からない。
一目でナットの緩みがわかる。
【使用して大変な事・マイナス面】
ナットの締め付けの度に、書き直しをしなくてはならない。前の書き跡が完全に消えないので(シンナーで落とせばよいですが、その作業が大変)、だんだん見た目が汚くなり白線が見づらくなる。
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