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「僕は最後の願いを叶えるため、君たちと旅に出た。 そして僕は天国の扉を開け、君たちの人生は続く・・・・。」


皆さんこんばんは月
最近、ipadのアプリで、「ジュラシックパーク ビルダー」というアプリがあり、自分がジュラシックパークのようなテーマパークを建設していくという内容なんですが、最初は、あまり興味がなく作業感満載で、プレイをしていたのにも関わらず、施設が大きくなって恐竜の種類が増えるにつれて、意外に楽しくなり、最近では帰りの電車の中でも、恐竜達に餌をあげたりと、無意識に愛着が沸くぐらいまで、アプリゲームにハマッている僕がお送りするNO,movie NO,life!!のお時間でございますびっくり



毎日、凍えるような寒さの中・・・皆様いかがお過ごしでしょうか?
さて、今夜ご紹介する作品は、久しぶりの人間ドラマを描いた作品でございます。
よくよく振り返れば、最近はホラー映画ばかりだったので、たまにはジャンルの違う作品でもお送りしたいと思いまする。

その作品とは、期ガンを患い死期の迫った青年と、彼の最後の願いをかなえるために集まった親友3人の旅が、イギリス・ウェールズの壮大な自然をバックに展開する映画、「僕が星になるまえに」でございます。

ところで、皆さんは「スタンドバイミー」という映画はご存知ですか・・・?
もう、説明はいらない程、有名な話だとおもうんですが、ほんの少しあらすじを言っちゃうとレゴンの田舎町、行方不明になった少年の死体を見つけようと、ちょっとした冒険旅行に出かける4人の少年の姿を描いた作品ですね(笑)

今回、お送りしている「僕が星になるまえに」は、「スタンドバイミー」と同じような雰囲気が漂っているんです。
違う点といえば、主人公が末期の癌に冒されている所なんでこの辺りは、以前ご紹介した「マイフレンドフォーエバー」に似ているかもしれません。

そして、今作の舞台はイギリスという事もあり、映し出される景色も見所の一つなんです。
上記でも書いたんですが、主人公は末期の癌という設定で、彼に残された時間がどれほど貴重で親友との旅を楽しんでいるかという感情を、イギリスの綺麗な景色と上手く織り交ぜながら映像化されているのも印象的です。

それでは、ここで末期の癌に冒された青年が親友たちとともに旅に出る姿を通じて、男同士の絆や生きる意味を描き出す「僕が星になるまえに」のストーリーをご紹介しましょう。

29歳の誕生日を迎えたばかりのジェームズ。

末期ガンに冒され、残された時間の少ない彼は、3人の親友、デイヴィー、ビル、マイルズを誘って、
“世界一好きな場所”ウェールズ地方のバラファンドル湾へキャンプ旅行に出かける。

しかし、体力が衰えつつあるジェームズをカートに乗せ、男だけで行く気ままな旅は思わぬトラブルとケンカの連続だった。
次第に、それぞれの抱える葛藤や本音が露わになって行く・・・。
さらに、目的地を目の前にしてジェームズの病状が悪化してしまい、皆の制止を振り切って、激痛に苦しみながらも前へ進もうとするが・・・・。

過酷な道のりの末に辿り着いたその場所で、ジェームズが明かしたこの旅の真の目的とは……。

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さて今夜、ご紹介している、「僕が星になる前に」なんですが、僕が思うに今作のテーマは、日常と違う事が突然降りかかると人間誰しも、当たり前だと感じていたものが、凄く大切な存在に変わるということなんですね。

特に、主人公の場合、「時間」と「友情」なんです。
ジェームズは、末期のガンに冒されてしまい、もう数えるぐらいしか無い時間を大切な友達と悔いのないように、必死に旅をするんですが、その中で、彼はまだ未来のある友達に、どこか嫉妬している部分もあるんです。

でも、 ジェームズは、その心を隠しながら旅を続けるんですが、世界一好きな場所、ウェールズ地方のバラファンドル湾へ到着したものの、彼は友達に向かって今まで言えなかった文句を、思い付くまま吐き捨て、それを聞いた彼らも、また今まで言え無かった事を、お互いに言い合うんですね。
なんで、 ジェームズは、折角の楽しい旅を台無しにするような発言を言ったのでしょうか?

僕が思ったのが、彼にとって残された貴重な時間だからこそ、人生の最期まで一緒に過ごしたい友達だから、今まで言えなかった事を言ったのかな、と思ったんです。

もし、彼が末期のガンに冒されておらず元気な青年だったら、心の奥底に友達に対して苛立つ感情は
隠し続けて友情を深めていくと思うんですが、これは逆にこれからも相変わらず「会える」から言い換えれば「時間」があるから「いつか気が向いたら、その時にでも言おう」というアバウトな感情で消されてしまうんです。

大抵は、言わずに終わるものなんですが・・・・

でも、ジェームズはもう時間がない事実を自分で自覚しているから、大好きな友達と最期になるかもしれない大事な旅だからこそ、彼は奥底に隠していた「本音」を彼らにぶつけたのかな?と感じるんですね。

そして、彼らに本音をぶつけ、心も真っ白な状態になり、その後、訪れるいつものようにクダラナイ事で
お互い笑い会える「時間」を共有する事で、「本当の友情」という確かな証拠を実感したかったのかなとも考えられるんです。
なので、普段、僕らからしたら「当たり前」の日常が、一つ視点を変えてみると色褪せる事のないものに
変化するというテーマも描かれている映画なのかもしれません。

あと、ブログの冒頭でも書いたんですが、旅する彼らを映し出している「映像」も見所の一つなんです。
僕の個人的な感想で言うと、上記でも書いたんですが主人公でもあるジェームズは「期限のある命」なんです。

僕らみたいに、死ぬ期限も分からず過ごしている人間から見える世界と、ジェームズのような確実に死に向かっている事を実感している人間が見る世界は全く違うんですよね。

そんな絶望的な運命にあるジェームズが、親友と呼べる人間と最期になるかもしれない旅を「死」という恐怖を忘れ、少年のような気持ちで楽しく過ごしている純粋な感情を、劇中で見事な風景と織り交ぜながら表現していると思えたんです。

今作で、描かれている風景描写はジェームズの憤りのない悔しい感情、「死」が訪れる現実に怯える感情、そして親友と呼べる仲間と過ごすかけがえの無い感情を映像で描写する事で、物語をさらに奥深いものにしているんですね。

「人間いつかは死ぬ」という事実をどこか遠いもののように感じ、毎日安易に過ごしている僕達に向かって、当たり前のようで当たり前ではない「生きている」という実感を教えてくれる・・・そして、「生」という奇跡を再認識させられる映画だと思えましたよ。

末期ガンを患い死期の迫った青年と、彼の最後の願いをかなえるために集まった親友3人の旅を、儚く残酷に、そして美しく描き出す人間ドラマ、「僕が星になるまえに」。

是非ご覧下され。





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