2013年03月18日
幸せへのキセキ
皆さんこんばんは
最近、引越しの準備をしているんですが、引越し屋さんから貰ったダンボールに荷物を入れている
作業をしていると、次第に減っていくダンボールとは裏腹になかなか自分の部屋の荷物が減っていかない状況に、「本当にダンボールの数が足りるのかな?」と日に日に不安が積もっていく僕がお送りするNO,movie NO,life!!のお時間でございます
皆様、ご無沙汰です(笑)
さて、お久しぶりにお送りする作品は、僕が以前映画館に行った時に、予告で流れていてずっと気になってた映画をご紹介したいと思います。
それは、妻を亡くした悲しみにくれていた一家が、引っ越し先である閉鎖中の動物園を周囲の人々や亡き妻からのプレゼントに支えられながら再生させていくとともに立ち直っていく過程と奇跡を描いた感動作、マット・デイモン主演の「幸せへのキセキ」でございます
この作品なんですが、一言で言えば妻を失った夫が子どもと共にまた一から人生をやり直す為に、
動物園付きの家を購入し、そこを舞台に物語が展開していく内容なんですが、それ以外にもストーリー全編を通して伺える様々なテーマや、劇中を盛り上げる美しい音楽など見所いっぱいに描かれているんですよ
それではここで、実話を基に描かれた南西部のダートムーア動物園を購入し、
約1年かけて動物園の公開を再開させ、人生や家族を見つめ直していくという家族を描いた作品、
「幸せへのキセキ」をご紹介しましょう。
イギリスのコラムニストであるベンジャミン・ミーは、半年前に妻を亡くし、14歳の息子と7歳になる娘とともにその悲しみから立ち直れないでいた。
悲しみからベンジャミンは仕事を辞め、息子は学校で問題を起こし退学処分になってしまう。
ベンジャミンは心機一転、新天地での再スタートを望み、郊外に家を購入。
その家は、ケリー・フォスターら飼育員と47種の動物がいる閉鎖中の動物園付きだった。
住むためには動物園のオーナーとなる必要があるのだった・・・
しかし、ベンジャミンはその条件以上に家が気に入り、家族との仲を取り戻す為にはこの以上無い、自分が思い描く理想の家だった。
そして、ローズムーア動物公園を再建すべく取り組むベンジャミンだが、素人ゆえわからないことだらけでトラブルが続き、かさんでいく修理費や薬代に頭を抱えるのだった。
しかし飼育員たちや動物園を心待ちにしている地域住民、思いもよらぬ亡き妻からのプレゼントに支えられ、妻とのある約束を果たそうとする――。
最近、引越しの準備をしているんですが、引越し屋さんから貰ったダンボールに荷物を入れている
作業をしていると、次第に減っていくダンボールとは裏腹になかなか自分の部屋の荷物が減っていかない状況に、「本当にダンボールの数が足りるのかな?」と日に日に不安が積もっていく僕がお送りするNO,movie NO,life!!のお時間でございます
皆様、ご無沙汰です(笑)
さて、お久しぶりにお送りする作品は、僕が以前映画館に行った時に、予告で流れていてずっと気になってた映画をご紹介したいと思います。
それは、妻を亡くした悲しみにくれていた一家が、引っ越し先である閉鎖中の動物園を周囲の人々や亡き妻からのプレゼントに支えられながら再生させていくとともに立ち直っていく過程と奇跡を描いた感動作、マット・デイモン主演の「幸せへのキセキ」でございます
この作品なんですが、一言で言えば妻を失った夫が子どもと共にまた一から人生をやり直す為に、
動物園付きの家を購入し、そこを舞台に物語が展開していく内容なんですが、それ以外にもストーリー全編を通して伺える様々なテーマや、劇中を盛り上げる美しい音楽など見所いっぱいに描かれているんですよ
それではここで、実話を基に描かれた南西部のダートムーア動物園を購入し、
約1年かけて動物園の公開を再開させ、人生や家族を見つめ直していくという家族を描いた作品、
「幸せへのキセキ」をご紹介しましょう。
イギリスのコラムニストであるベンジャミン・ミーは、半年前に妻を亡くし、14歳の息子と7歳になる娘とともにその悲しみから立ち直れないでいた。
悲しみからベンジャミンは仕事を辞め、息子は学校で問題を起こし退学処分になってしまう。
ベンジャミンは心機一転、新天地での再スタートを望み、郊外に家を購入。
その家は、ケリー・フォスターら飼育員と47種の動物がいる閉鎖中の動物園付きだった。
住むためには動物園のオーナーとなる必要があるのだった・・・
しかし、ベンジャミンはその条件以上に家が気に入り、家族との仲を取り戻す為にはこの以上無い、自分が思い描く理想の家だった。
そして、ローズムーア動物公園を再建すべく取り組むベンジャミンだが、素人ゆえわからないことだらけでトラブルが続き、かさんでいく修理費や薬代に頭を抱えるのだった。
しかし飼育員たちや動物園を心待ちにしている地域住民、思いもよらぬ亡き妻からのプレゼントに支えられ、妻とのある約束を果たそうとする――。
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さて、今回ご紹介している「幸せへのキセキ」という作品なんですが、先ほども書いたように
様々なテーマが物語をより面白くしているんです
その中でも、「過去を乗り越える」というテーマが一番印象的なんですね。
主人公のベンジャミンは、愛する妻を亡くしその後、思いを引きずっているんです。
彼女に初めて出会った思い出のカフェ・彼女が大好きだった花の香りがする街・・・そんな思い出がいっぱい詰まった場所から逃げるかのように街を離れ動物園付きの家を買うんです。
でも、新しい環境になっても、ベンジャミンは、パソコンを開いて彼女の写真を見ながら過去に捕らわれてしまい彼女の事を忘れずにいるんですね
ここで伺えるのが、ベンジャミンが彼女の事を何処まで愛していたのかという事と、環境を変えれば「乗り越えられる=楽になれる」という簡単な理屈では絶対に解決できない思い・・・という事が感じられるんです。
この安易な行動でも絶対忘れられない彼女への未練=過去を乗り越える為に必要な強さというのは、彼にとって一体何なのか?という答えの中に、「家族愛」という存在があるんです。
そして、この「家族愛」というテーマも上手く描かれているのも今作の特徴でもあり見所でもあるんですよ。劇中の中では、ベンジャミンの息子でもあるディランも、母親を亡くしたショックで自分の世界に閉じこもっていて、動物園付きの家に引っ越しても父親ベンジャミンに対して物凄く反抗するんです。
勿論、14歳ぐらいなので反抗期という事もあるんですが・・・、この2人の親子関係が物語を通して分かり合いお互いが成長していく姿も見所なんですね。
でも、今回父親のベンジャミンは、何処か大人になりきれていない父親なんです。
だから、息子が母親の事で自分の世界に閉じこもっていても、亡くしたショックという事で甘やかしていたんですね。
このベンジャミンの心境は、もしかしたら息子のディランの悩みを聞いてあげたいけど、父親として何をしてあげればいいのか分からない・接し方が分からないから結果的に「甘やかす」とういう手段に至ってしまったと感じたんです
なぜ、こんな状況になってしまったのか・・・?
それは、やはり妻・母親の死が原因なんですね。
ベンジャミンもディランも彼女がいたからこそ、バランスのとれた関係を保つ事が出来たのであって、彼女がいない今、突然の母親・妻の死に動揺を抱えながら、今まであまり深く接してこなかったお互いの存在に戸惑ってしまうんです。
なので、2人が今のやりきれないこの現実を受け止め、お互いの間に出来た壁に向き合うという演出を用いる事で、母親・妻の大切さを知ると同時に、本当の意味での親子にもう一度なれるチャンスが生まれるんですね。
家族みんなでいる時は大丈夫だけど、いざ父親・母親と2人になった時はお互いが少し気まずくなってしまう・・・皆さんもそんな経験は一度はあるんではないでしょうか?
こういう時だからこそ、勇気を出して思い切って色々な事を話すとより「家族」になれるんだろうな・・と思えた映画でもあったんですね。
そして、様々なテーマが交差するこの「幸せのキセキ」なんですが、舞台が動物園という事もあり「生命の死・誕生」などのテーマも感じれる映画にもなっているんです。
劇中で、スパーと名前が付けられたトラが登場するんですが、実はもう15歳(人間の歳で70歳)ぐらいなんです。
スタッフの中には、「安楽死」という考えもあり、スパーを長年お世話をしてきた動物係の担当者でもあるケリーも、この決断に同意をするんです。
でも、ベンジャミンはこの決定を許さないんです。
やっぱり、彼は普通にスパーを見ているという事と、動物園の仕事に対して無知な部分が多すぎるからの発言なんですね。
例えば、ケリーに向かい「普通に歩いているじゃないか!」「とても元気そうに見える」などを素人目線で見たままをケリーに言うんですが、彼女は「歩いている事がもう限界で、喋る事が出来ないからワザと行動に起こして苦しい状態を私達に訴えかけている・・・長年スパーと一緒にいたから分かるの・・・」というセリフがあるんです。
それを聞いたベンジャミンは何も言えなくなってしまうんですね。
ここで思ったのが、彼の中で人間であれ動物であれ「何かを目の前で失う」という恐怖が耐えれない心境からきたセリフだと思ったんです。
愛する妻の死を慰める為に、この動物園付きの家に引っ越して来たのに、ここでも何かの「死」という出来事に直面してしまう事で、また妻の「死」を思い出してしまう・・・という悪循環に逆戻りしてしまう状況をどうにかして避けたかった事もあってケリーに対しての説得だったのかのしれません、でも、彼自身先ほども書いたように動物園の仕事は全くの素人なんです、だから自分の思いだけではどうにもならないんですよね、言ってしまえば、ケリーの方がプロば訳ですから、「安楽死」という決断に従うしかないんです。
たとえ、オーナーという立場であっても・・・・。
もし、自分の立場に置き換えて考えてみたらとても複雑な心境になるかもしれません(笑)
なので、このシーンは本当にどうにもならない現実を突きつけられていて何も出来ない・・・というリアルな虚無感が感じられるとても印象的な場面でしたよ。
そしてこの映画を通して伺えるキーワードが「冒険」というテーマなんです。
主人公のベンジャミンは、コラムニストという仕事をしていたんですが、劇中で「僕は今まで他人が冒険している所ばかり見てきた、だから今度は僕が冒険をする番だ!」というセリフがあるんです。
彼の冒険というのは、放置された動物園を再オープンする事なんですね。
でも、視点を変えて見てみると、この「幸せのキセキ」という物語が「人生」のようにも感じる事が
できるんです。
どう、伝えれば難しいんですが・・・・(笑)
劇中の中でも、スーパーで買い物をしている時に、ベンジャミンは動物園のカードを差し出すんです、それを見たレジの人が「実は私、あそこの動物園のファンなの」と思いがけない答えが返ってくるんです。
その時、「オープンする時は是非、来てください」とベンジャミンが言うとレジの人が「頑張ってね」と言ってくれるんです。
それを聞いたベンジャミンはとても嬉しくなるんですね。
一見、普通のやりとりなんですが、今まで触れたことのない仕事に対して不安や様々な思惑を持っていた中で、初めて応援の言葉をもらったんです。
彼からしたらこれ程嬉しい出来事はないですよね、人生の中でも今まで何気なくやってきた事に対して誰かから感謝の言葉や応援のコメントなどをもらうと、やはり嬉しくなりますよね。
なので、大変な事が常に巻き起こる人生の中で、上記に書いた些細な幸せという部分を描きベンジャミンの動物園再オープンという冒険を通して「人生」の素晴らしさも訴えかけている作品とも感じれるんです。
上記以外でも、再オープンが決まった前日にも、大雨が降ったりなど、彼の行く手を阻むようなシーンもあるんです。
勿論、息子ディランとの親子の問題も・・・・
これらの演出も、人生嬉しい事だけでは無く、自分の思い通りにならない事もあるなどの意味も込められているようにも感じられ、このたび重なる困難を乗り越えた者にだけ訪れる出来事が「幸せのキセキ」という特別な感情に触れる事が出来るのかな?とも僕自身思ったんです
なので、この作品は登場人物一人一人にそれぞれの「人生」があり、それらが融合し触れ合う事で今まで知りえなかった「優しさ」「厳しさ」などを経験でき、それを乗り越えながら、また新しい「人生」のスタートラインにそれぞれが立つ事ができる映画なのかもしれません。
最後に、今まで書いた以外にも様々な見所がある作品なので、見る人それぞれが受け取り方が違う作品でもあり、心が優しくなれますよ(笑)
妻を亡くした悲しみにくれていた一家が、引っ越し先である閉鎖中の動物園を周囲の人々や亡き妻からのプレゼントに支えられながら再生させていくとともに立ち直っていく過程と奇跡を描いた感動作・・・・
「幸せのキセキ」。
是非ご覧下され。
様々なテーマが物語をより面白くしているんです
その中でも、「過去を乗り越える」というテーマが一番印象的なんですね。
主人公のベンジャミンは、愛する妻を亡くしその後、思いを引きずっているんです。
彼女に初めて出会った思い出のカフェ・彼女が大好きだった花の香りがする街・・・そんな思い出がいっぱい詰まった場所から逃げるかのように街を離れ動物園付きの家を買うんです。
でも、新しい環境になっても、ベンジャミンは、パソコンを開いて彼女の写真を見ながら過去に捕らわれてしまい彼女の事を忘れずにいるんですね
ここで伺えるのが、ベンジャミンが彼女の事を何処まで愛していたのかという事と、環境を変えれば「乗り越えられる=楽になれる」という簡単な理屈では絶対に解決できない思い・・・という事が感じられるんです。
この安易な行動でも絶対忘れられない彼女への未練=過去を乗り越える為に必要な強さというのは、彼にとって一体何なのか?という答えの中に、「家族愛」という存在があるんです。
そして、この「家族愛」というテーマも上手く描かれているのも今作の特徴でもあり見所でもあるんですよ。劇中の中では、ベンジャミンの息子でもあるディランも、母親を亡くしたショックで自分の世界に閉じこもっていて、動物園付きの家に引っ越しても父親ベンジャミンに対して物凄く反抗するんです。
勿論、14歳ぐらいなので反抗期という事もあるんですが・・・、この2人の親子関係が物語を通して分かり合いお互いが成長していく姿も見所なんですね。
でも、今回父親のベンジャミンは、何処か大人になりきれていない父親なんです。
だから、息子が母親の事で自分の世界に閉じこもっていても、亡くしたショックという事で甘やかしていたんですね。
このベンジャミンの心境は、もしかしたら息子のディランの悩みを聞いてあげたいけど、父親として何をしてあげればいいのか分からない・接し方が分からないから結果的に「甘やかす」とういう手段に至ってしまったと感じたんです
なぜ、こんな状況になってしまったのか・・・?
それは、やはり妻・母親の死が原因なんですね。
ベンジャミンもディランも彼女がいたからこそ、バランスのとれた関係を保つ事が出来たのであって、彼女がいない今、突然の母親・妻の死に動揺を抱えながら、今まであまり深く接してこなかったお互いの存在に戸惑ってしまうんです。
なので、2人が今のやりきれないこの現実を受け止め、お互いの間に出来た壁に向き合うという演出を用いる事で、母親・妻の大切さを知ると同時に、本当の意味での親子にもう一度なれるチャンスが生まれるんですね。
家族みんなでいる時は大丈夫だけど、いざ父親・母親と2人になった時はお互いが少し気まずくなってしまう・・・皆さんもそんな経験は一度はあるんではないでしょうか?
こういう時だからこそ、勇気を出して思い切って色々な事を話すとより「家族」になれるんだろうな・・と思えた映画でもあったんですね。
そして、様々なテーマが交差するこの「幸せのキセキ」なんですが、舞台が動物園という事もあり「生命の死・誕生」などのテーマも感じれる映画にもなっているんです。
劇中で、スパーと名前が付けられたトラが登場するんですが、実はもう15歳(人間の歳で70歳)ぐらいなんです。
スタッフの中には、「安楽死」という考えもあり、スパーを長年お世話をしてきた動物係の担当者でもあるケリーも、この決断に同意をするんです。
でも、ベンジャミンはこの決定を許さないんです。
やっぱり、彼は普通にスパーを見ているという事と、動物園の仕事に対して無知な部分が多すぎるからの発言なんですね。
例えば、ケリーに向かい「普通に歩いているじゃないか!」「とても元気そうに見える」などを素人目線で見たままをケリーに言うんですが、彼女は「歩いている事がもう限界で、喋る事が出来ないからワザと行動に起こして苦しい状態を私達に訴えかけている・・・長年スパーと一緒にいたから分かるの・・・」というセリフがあるんです。
それを聞いたベンジャミンは何も言えなくなってしまうんですね。
ここで思ったのが、彼の中で人間であれ動物であれ「何かを目の前で失う」という恐怖が耐えれない心境からきたセリフだと思ったんです。
愛する妻の死を慰める為に、この動物園付きの家に引っ越して来たのに、ここでも何かの「死」という出来事に直面してしまう事で、また妻の「死」を思い出してしまう・・・という悪循環に逆戻りしてしまう状況をどうにかして避けたかった事もあってケリーに対しての説得だったのかのしれません、でも、彼自身先ほども書いたように動物園の仕事は全くの素人なんです、だから自分の思いだけではどうにもならないんですよね、言ってしまえば、ケリーの方がプロば訳ですから、「安楽死」という決断に従うしかないんです。
たとえ、オーナーという立場であっても・・・・。
もし、自分の立場に置き換えて考えてみたらとても複雑な心境になるかもしれません(笑)
なので、このシーンは本当にどうにもならない現実を突きつけられていて何も出来ない・・・というリアルな虚無感が感じられるとても印象的な場面でしたよ。
そしてこの映画を通して伺えるキーワードが「冒険」というテーマなんです。
主人公のベンジャミンは、コラムニストという仕事をしていたんですが、劇中で「僕は今まで他人が冒険している所ばかり見てきた、だから今度は僕が冒険をする番だ!」というセリフがあるんです。
彼の冒険というのは、放置された動物園を再オープンする事なんですね。
でも、視点を変えて見てみると、この「幸せのキセキ」という物語が「人生」のようにも感じる事が
できるんです。
どう、伝えれば難しいんですが・・・・(笑)
劇中の中でも、スーパーで買い物をしている時に、ベンジャミンは動物園のカードを差し出すんです、それを見たレジの人が「実は私、あそこの動物園のファンなの」と思いがけない答えが返ってくるんです。
その時、「オープンする時は是非、来てください」とベンジャミンが言うとレジの人が「頑張ってね」と言ってくれるんです。
それを聞いたベンジャミンはとても嬉しくなるんですね。
一見、普通のやりとりなんですが、今まで触れたことのない仕事に対して不安や様々な思惑を持っていた中で、初めて応援の言葉をもらったんです。
彼からしたらこれ程嬉しい出来事はないですよね、人生の中でも今まで何気なくやってきた事に対して誰かから感謝の言葉や応援のコメントなどをもらうと、やはり嬉しくなりますよね。
なので、大変な事が常に巻き起こる人生の中で、上記に書いた些細な幸せという部分を描きベンジャミンの動物園再オープンという冒険を通して「人生」の素晴らしさも訴えかけている作品とも感じれるんです。
上記以外でも、再オープンが決まった前日にも、大雨が降ったりなど、彼の行く手を阻むようなシーンもあるんです。
勿論、息子ディランとの親子の問題も・・・・
これらの演出も、人生嬉しい事だけでは無く、自分の思い通りにならない事もあるなどの意味も込められているようにも感じられ、このたび重なる困難を乗り越えた者にだけ訪れる出来事が「幸せのキセキ」という特別な感情に触れる事が出来るのかな?とも僕自身思ったんです
なので、この作品は登場人物一人一人にそれぞれの「人生」があり、それらが融合し触れ合う事で今まで知りえなかった「優しさ」「厳しさ」などを経験でき、それを乗り越えながら、また新しい「人生」のスタートラインにそれぞれが立つ事ができる映画なのかもしれません。
最後に、今まで書いた以外にも様々な見所がある作品なので、見る人それぞれが受け取り方が違う作品でもあり、心が優しくなれますよ(笑)
妻を亡くした悲しみにくれていた一家が、引っ越し先である閉鎖中の動物園を周囲の人々や亡き妻からのプレゼントに支えられながら再生させていくとともに立ち直っていく過程と奇跡を描いた感動作・・・・
「幸せのキセキ」。
是非ご覧下され。
幸せへのキセキ 2枚組ブルーレイ&DVD&デジタルコピー〔初回生産限定〕 [Blu-ray] 中古価格 |
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