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2017年09月28日

【確定申告】FXの税金について

日本国内の課税方式は大きく2つです。
総合課税と分離課税があります。

一般的な会社員の所得税は「源泉分離課税」なので確定申告の必要はありません。

FXの場合は「申告分離課税」で申告が必要になります。

確定申告程度なら税理士に依頼しなくとも、自分で作成でき、税制上でもメリットがあるので、利益が出始めたら忘れず申告しましょう。


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確定申告が不要な例

あなたが会社員の場合だとすると、給与所得・退職所得以外の所得が20万円以下なら申告不要。

雑所得-必要経費=<20万円

FX収入が30万円でも、パソコン購入費が12万円(必要経費)なら、差し引き8万円で、確定申告不要です。


あなたが、専業主婦・学生・無職の場合は、所得から38万円が基礎控除されます。

雑所得-必要経費=<38万円

会社員の方はすでに基礎控除を受けているので該当しませんが、それ以外で雑所得から必要経費を引いた金額が38万円以下なら確定申告不要です。


国内口座でのFXは申告分離課税

国内口座での収入は「申告分離課税」となります。
一律で20.315%(所得税15%住民税5%復興特別所得税0.315%)の税金が課せられます。
もし、あなたが会社員であれば、源泉徴収されている給与所得とは別枠扱いとなりますので「確定申告」が必要です。

申告する事で、「経費を計上できる」

また、損失が出た場合でも「3年間損失を繰り越せる」
※昨年-100万 今年+500万 今年の雑所得は400万になります。 


海外口座でのFXは総合課税


195万以下 所得税率5% 控除額 0

195万円超え330万円以下 所得税率10% 控除額 97,500

330万円超え695万円以下 所得税率20% 控除額427,500

695万円超え900万円以下 所得税率23% 控除額636,000

900万円超え1 ,800万円以下 所得税率33% 控除額1,536,000

1,800万円超え4,000万円以下 所得税率40% 控除額2,796,000

4,000万円以上 所得税率45% 控除額4,796,000


※海外FXと国内FXの損益は合算できません。

また、海外口座の場合、損失繰り越しはできません。

課税所得が330万円以下なら、税率は10%なので、国内FXよりも税金が少なくなりますが、330万円超えの場合20%となり、これに住民税を加算すれば、国内FXの税率よりも高くなるはずです。


FXで経費計上できるもの

課税されるのは、収入から必要経費を引いた「所得」に対してなので、経費を計上すれば節税することができます。

「雑所得」扱いなので、経費範囲に制約がありますが、FXのための費用であれば必要経費として計上できます。


・パソコン購入費(10万円以内、それより高額は割合分)
・セミナー参加費・交通費
・書籍代
・プロバイダー料金(使用割合分)
・銀行振込手数料
・スマホ代(使用割合分)
・オフィス・事務用品


法人化するメリット

個人事業主ならFX収入にかかる税金は一律20%です。
例えば、年間で500万円稼ぐ人が全く経費計上しないと、100万円の課税となります。

@ 収入300万円-必要経費50万円=所得250万円x20%=税金50万円

A 収入600万円-必要経費400万円=所得200万円x20%=税金40万円

このように、理論上はFX収入600万円の方が、税金が少なくなりますが、これはあり得ません。
何故なら、個人のFX収入は「雑所得」扱いなので、経費として認められる範囲が限られているからです。
収入600万円に対して、400万円の経費は税務署が納得しないでしょう。


法人化すると

法人になると以下のような税金がかかります。

・法人税(国税)
・法人住民税(都道府県税・市区町村税)
・法人事業税(都道府県税)
・消費税(国税)※課税売上高1,000万円を超えたら納税業者になり、翌々年度から納付開始されます

これらを合算すると、法人にかかる税金は、所得の30%〜40%ほどになるので、これだけみると、個人の一律20%の方が有利な気がします。
ですが、法人は個人に比べて税金のコントロールができるメリットが大きいです。


法人化における、最も有効な節税方法は、「役員報酬」です。

所得を分散させれば、その分、節税効果が期待できます。たとえば、家族を経理担当にして役員報酬を支払うなど、仕事の実体があれば認められます。給与所得には基礎控除があるので個人側においても節税効果があります。

家賃や車両代も経費にすることができます。
また、他事業との損益通算もできます。
FXの経費だけだと範囲は限られますが、FXの収入を別事業に回すことができれば、経費の範囲はかなり広がります。
FXは仕入れも在庫もないビジネスと考えると、勝てるようになれば、極めて利益率の高いビジネスなので、別事業に資本投下できます。


まとめ

「国内口座と海外口座の比較」

・個人なら国内FXの一律20%が有利そうですが、所得合計が330万円以下なら、海外FXの総合課税が10%で有利という見方もできます。

・所得合計が695万円超えになると、国内FXが税率上有利になります。法人化してしまえば、海外も国内も「総合課税」なので一緒で、赤字の繰越も9年間できます。


「個人、法人、どちらがいいのか」

これは、よくよく考えた方がいいです。
年間収入1,000万〜1,500万円が法人化の目安と言われていますが、これも何の事業を行うのかによります。

FXだけを事業とするなら、法人化しても必要経費がどこまで認められるかわかりません。
医者はベンツをステイタス・アピールとして固定資産にできますが、フェラーリはダメみたいです。
トレーダーはどうでしょうか?
人と接点がなく、パソコン1台あればできる仕事は、意外と経費範囲が狭いかもしれません。

そして、人生、良いときばかりじゃありません。
最悪、会社を清算することになれば、10万円ほどの解散費用がかかります。
また、赤字決算でも、法人が存在する限り、毎月の税理士報酬+決算費用+7万円程の法人住民税が問答無用で毎年かかります。

個人と法人、国内口座と海外口座どれを選ぶかは、税率や税制上の優遇措置だけではなく、自己資金力やレバレッジ等も含め、総合的に判断すべきです。


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2017年09月22日

【雑談】FXの軌跡とその先にあるもの

本日の記事はテクニカルな事ではなく、FXのその先にあるものについて述べたいと思います。

FXを始めた原点

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私は先行き不透明な業界でサラリーマンをしていました。
実家の事情から、帰郷をすることになったのが人生の転機でした。
職を失い、人生の奈落からのスタートです。

この時、当時の先輩からFXの誘いを受けたのが、FXを始めたきっかけです。
紛れもなく、この先輩からの誘いが無ければ私はFXを始めてません。

私はトレードのお陰で人生にバランスを取り戻すことができました。

トレードの魅力は、お金と時間をバランスよく両方得られることです。
通常、時間とお金はトレードオフな関係なので、どちらか一方に偏るものですが、FXはレバレッジを効かせられるので、お金を稼ぐ労働時間は少なくて済みます。

この時は、生活費を稼ぐことに加えて、人生をやり直す時間が必要でした。
働きに出ることで、時間を売ってお金を稼ぐという方法は考えられませんでした。
そんな私にピッタリだったのがFXトレードだったわけです。

今の時代、何をするにしてもインターネットの知識が要ると考えた私は、トレードの合間に勉強を始めました。
その検証として始めたのがこのブログであり、副業である物販です。

もう少し、時間に余裕が出来てきたら、物販のノウハウの情報も発信しようと思います。

このブログはチャートの見方を学ぶコンテンツとしていますが、私が一番伝えたいのは、トレードができることで人生に変化をもたらせるということです。
人はやりたいことがあって生まれてきているはずです。
それをせずに一生を終えるのはもったいないと思ってます。


主張と偏見

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ネットの世界は、偏見だらけです。
もちろん、個人の主張なんて聞いてても退屈でつまらないと感じます。
私にも主張はありますが、それが偏見にならないように気を付けています。

ネットの世界は物事を二分化する傾向にあります。
成功者と失敗者、勝ち組と負け組、有料は神で無料はサギ。
しかし実際には、その両端にいる人は限定的で、圧倒的に中間層が多いはずです。
商売でも暮らしでも圧倒的多数はその中庸でバランスをとって生きています。
頂点を目指す考えは良いですが、バランスを失ってしまっては元も子もありません。

FXは破産を招くといいますが、ただ耳にするだけで、実際にそんな人を見たことはありません。
確かに、証拠金を飛ばす人はいますが、それくらいで人生は崩壊しません。

トレードだけで月に1000万稼ぐ人もいるでしょうが、その人が幸せかなんて誰もわかりません。
映画やメディアに植え付けられた成功者と失敗者のイメージがありますが、本当のお金持ちは、人のねたみを避けるために意外に質素な暮らしをしていて、外からはわからないものです。

世の中には批評家が居ますが、人が未来を選ぶ自由を奪っていることに気づくべきです。
私はFXの塾に通いましたが、一般的なサギ塾でした。
数十万お金の支払いましたが、この塾に行かなければFXを始めてません。
人生って案外、そういうものだとおもいます。

資金管理さえできていれば、何事も勇気をもって進むべきだし、チャンスを逃さないモノの見方が大事です。

これは人生もトレードも同じですね。

同じ境遇に遭っても、それをどういう見方で観れるかで、その人の未来は変わります。


お金に潜む闇

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お金は力です。私にはバブリーな時期もありましたが、奈落の底に落ちた時代もありました。
天国と地獄を両方を見てきたので、二度と同じことを繰り返したくないです。

20代前半「稼ぐ」ことに執着していました。稼げることが男の価値だと思ってました。
会社の同期なんて眼中になく、常に目上の人に目を向け、地位も稼ぎも抜いてやろうと必死でした。
会社の売上を上げようとして無茶もしました。きれいごとじゃダメ!もっと稼いで会社から認められたい!

まだ足りない、もっともっと…とても汚く、疲れる仕事の仕方をつづけてました。

お金があれば衣食住のランクはアップします。
いい家に住み、いい服を着て、いい車に乗る。
お金の知能指数が低かった私にはそれくらいしかお金の使い道が考えつきませんでした。
しかし、物が与えてくれる刺激は非常に短期的で、ひと月もすれば、それが当たり前になり、さらに欲が出てくるだけです。

足ることなんて一生ありません。

宝くじが当たるともらえる小冊子に、大金をつかむと人格まで変わってしまう事があると注意書きがあるそうです。

お金には大きな魅力はありますが、その分闇も深いです。

もし、あなたがトレードでそこそこ稼ぎ始めたら、そもそも何のために始めたのかを思い出してください。
常に原点に戻れる自分がいれば、お金の奴隷になることはないはずです。

今の私は「やりたくないことはやらない」と決めています。
やりたいことだけやって生きていくのにお金を稼いでいます。自分のアイデアをカタチにするまでには当然ながら無収入で時間がかかりますので、FXのスキルは本当に助かってます。

私のやりたくないことは、時間労働、正義のない仕事、下請け仕事、まけろと言われる仕事、嫌なヤツに頭を下げる仕事、上から目線の人を相手にする仕事、おこぼれ頂戴型の仕事、そんな感じです。

人を感動させたり、人の個性や可能性を広げる仕事をいつかやってみたいです。


今を楽しむ

日本人の風習では「正しく生きる」と教えられています。
タトゥーも一つの例ですが、タトゥーを入れていようが、その人が社会的不適合者でない限り全く問題ないわけです。むしろ自分が入れたいと思うのであれば入れるべきです。
日本人はとにかく偏見が多いと感じます。

私は「正しく生きる」よりも「楽しく生きる」方が、人生の成功者だと感じます。

人生で大事なのは仕事や収入ではありません。


「今を楽しむ。」

今を楽しめない人は、きっと未来も楽しめません。

過去は変えられないし、未来のことを心配しても仕方ないです。

だから今したいことをします。


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世界を見ること、
危険なものを見ること、
壁の向こうを見ること、
近くに引き寄せること、
お互いを知ること、
感じること、
それが人生の目的だ。

To see the world,
things dangerous to come to,
to see behind walls,
to draw closer,
to find each other
and to feel.
That is the purpose of life.

Life社のスローガンより


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posted by うさ at 01:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | 雑談

2017年09月15日

【テクニカル】EGG 卵が割れたら

卵【EGG】

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今回は、勝率の高いエントリータイミングを覚えやすくする為に、3つのキーワードにまとめました。

エントリータイミングは、自分目線ではなく、他人の目線で決めます。
相対する人の心情を読み取り、そこに自分の注文をぶつけることです。

突発的なニュースや指標を除けば、初動のきっかけは、トレーダーのEGG(逃げ、損切り、利確)であることがほとんどです。

E(ESCAPE=逃げ)G(GIVE UP=損切り)G(GOAL=利確)

●エントリーのタイミングが合わず、方向は合っているが、損切りになってしまう。
●エントリーはしたが、その後、もみ合いに掴まる。
●インジケーターを使ったエントリーに根拠がなく、違和感を感じる。

こんな方は、今回のテーマを意識、実践することができれば、勝率が向上するはずです。


ESCAPE=逃げ

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「逃げ」は、目標とするレートに届かずに、微損・微益で、ポジションを決済することを指します。
シナリオ通りにならなかった事で、なるべく好条件でポジションを手放そうとします。
この感情が頂点に達したときレートが動きます。


逃げを狙った例

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青○1・2・3で買い注文した人の立場で、緑のポイントを考えてみます。

青○1で買った人は、そのままポジションを保有していたが、オレンジの高値を更新できずに、エントリーポイントまで急落してしまった。心情的にせっかくの利益を減らしてしまったと考え、押しで上がったところの微益を取って逃げよう…と考えます。

青○2で買った人は、高い値で買ってしまい、その後の急落で含み損を抱えてしまっています。
エントリーした値まで戻ったところでホッとして決済します。

青○3は完全に高値を掴んでしまっています。
高値の更新を狙ってエントリーしたものの、損切りしようと思っていたら急落して逃げ損ねています。
エントリーポイントまでの戻しは無理と判断し、ここで損切りです。

緑のポイントは、オレンジ高値を更新できなかったので、急落の戻り売りみんな仕掛けてくる可能性が高く、そこが逃げるところです。

こういう局面で一番してはいけないこと、それは、青○2・3で買った人が、全戻しを期待して損切りしないことです。
これをしてしまうと、完全に逃げ遅れ、損失を膨らますことになります。


GIVE UP=損切り

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今回紹介する3つの中で、最も難易度が低く、且つ強力なのが、損切りを狙ったタイミングの取り方です。

同じようなレートで皆が損切るので、注文が一点に集中します。
これはポジションが溜まっている時間が長いほど大きく動きます。

注意すべきは「フェイク」です。
東京時間や、ロンドン市場、ニューヨーク市場の初動はフェイクになりやすい傾向があります。

フェイクを避けるには、ブレイク1波目を捨てて、戻りを待つのが理にかなってます。
ですが、実際に損切りを巻き込むと、戻す間もなく一気に値が動くことがあります。
特にショートには、その傾向が強いと感じています。

また、レンジ内の形状によっては、ブレイク後の押し戻しの深さが違い、ブレイクしたレートで止まるとは限りません。

ブレイクアウト手法は、見た目に単純ですが、奥は深いので、実際に検証をして、練習をしていく必要があります。


損切りを狙った例

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黄の線内には売りも買いもポジションが溜まっています。黄の線を上抜けた事で売りポジションは損切りになり、一気に上昇します。

青1はブレイクの1波目で青2は2波目です。


ブレイクアウトの手法は過去に記事を書いているので、そちらも参考にしてみてください。

レンジブレイクの極意(過去記事)

GOAL=利確

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目標の値として強く意識されている節目に達すると、WトップやWボトムをきっかけに利確の注文が入ります。
節目での強い反発に便乗して、短期的な逆張りをする手法です、今回紹介する3つの中では難易度が高いです。


利確を狙った例

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赤ボックス内できれいなWトップが形成されました。
短期足で買っていたトレーダーは赤ボックスを下に抜け、Wトップで上はないと判断する黄○で利確をしていきます。
日足レベルで買っていた長期トレーダーは翌日の初動で上が否定された緑○で利確をしていきます。


まとめ

私がトレードを始めたころは、数種類のインジケーターの組み合わせでエントリーする方法でしたが、手法みたいなもので、その根拠がわからず、納得できずにいました。

ボリバンの2σにタッチして、RSIとストキャスが反転したら逆張りするというものでしたが、なぜ、そこで入るのが正しいのか、教えてくれた人に尋ねましたが、明確な解答が得られず、その根拠がわからずにいました。

勝てれば、理由なんかいらないという人もいるでしょうが、少なくとも当事者が納得できるやり方をしなければ、うまくいくわけありません。

そもそも、5分足や15分足を使うような、デイトレードでは、インジケーターなんていらないのではないかと思うようになりました。

その理由は、インジケータの出すサインは、水平線やロウソク足のサインよりも、明らかに遅く示す為、値動きでみていると、すごく中途半端な位置でサインが出るのです。
さらに、少しでも小さな損切り幅でエントリーしたい私としては、そこにも納得できませんでした。

もちろん、インジケーターを使用したトレードを全面否定しているわけではありません。

時間軸が中長期のスングトレードや、ロジックを自動化するなら、インジケーターを利用し、実際に上手くいってる人もいると思います。

ただし、短期トレードであるデイトレには、インジでエントリータイミングを取る必要はないと思います。

取引時間が短くなるほど、小さな損切り幅や、逃げるタイミングが大事になってきますが、そういうのはインジでは、どうすることもできません。

5ピリオドのMAなど、極端に期間の小さなものを使う人もいますが、そもそも、平均化するのが移動平均線の特徴であって、期間の短いものは当てになりません。
そんな期間の短い平均線で見るより、そのままロウソク足を見ていた方が確かです。

5分足に一目均衡表を出すのも変です、あれは、日足とか大きな足で使うものです。

今回のテーマを違和感なく実践できるようになれば、計算式で加工された二次情報ではなく、生のままの一次情報を、そのまま、トレードに活用できるようになり、インジケーターでエントリーするという呪縛から解放されます。

卵を割らねばオムレツは作れない。

今回のテーマは、短期トレードには欠かせない発想です。

EGGを意識して探せることができれば、一気に力がつくでしょう。


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2017年09月01日

【重要】時刻がもたらす優位性

時刻による、レジサポを意識できていますか?

トレード戦略のひとつに、「時刻」という重要な節目があります。

時差は時間単位

世界中で唯一共通な基準が「時刻」です。
日本と世界の国々を見ると、時差がありますが、時差というのは1時間単位で、分単位でみれば、どの国も同じだということをまず把握する必要があります。
1分足・5分足・1時間足等、時間足の切り替わりは世界中で統一されています。


外国為替市場

日本・欧州・米国と3つの異なる市場があります。
それぞれの市場によって、人種も入れ替わっています。
それぞれの市場とで戦いになることがある為、前の市場の高値や安値に対して仕掛けてくることもあります。


時刻がもたらす優位性

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外国為替の三大市場のそれぞれの時間帯の特性を知る事で、テクニカルとは違う「優位性」を知ることができます。

逆に、この3つの時間帯の存在を意識しないのは、重要なレジサポに差し掛かっていることに気づかすトレードしているのと同じことになります。

東京時間でブレイクアウトを狙ってヒゲで刈られる。
経済指標の時刻にポジションをもってしまう。
押し目買いでロングしたら、ロンドン市場開幕によって損切りさせられる。

こんな経験はないでしょうか、このような敗北の原因は、テクニカルツールが機能するしないという問題ではなく、時刻という節目に気づけなかったせいです。


外国為替三大市場の特性

為替市場のクローズしている時間帯は、日本時間の土曜日午前6:00〜月曜日の午前6:00までです。
それ以外の時間帯は常に為替市場は24時間オープンです。株式市場とは異なり、開始時刻と終了時刻は決まっていません。
FXの場合、機関投資家のスーツ組がディーリングルームに入れば、そこからスタートになります。

三大市場の開始時刻は、各国の株式市場の開始時刻と、ほぼ同じですが、FXの場合には、早出組のファンドもいるようです。

企業トレーダーには、昼休みも、クリスマス休暇も、夏季休暇もあります。
夏枯れ相場とは、もともと株式市場の用語ですが、8月に休みをとることで、取引が薄くなるせいだろうと思っています。

FXでは通貨の流動性が、そのままボラ(値動きの幅)になるので、東京市場よりも、ロンドン市場とニューヨーク市場の被る21:00〜1:00の時間帯が、一日のなかで最も活発に値が動くことになります。


東京市場

ドル円や、クロス円と呼ばれる円絡みの通貨ペアが動きます。
ユーロドルなど円と関係のないドルストレート通貨は動きません。

「円がらみのない通貨がブレイクしない」という特性を利用して、レンジの逆張りなどの戦略が有効な時間帯でもあります。

他の市場に比べボラは小さいですが、米国の経済指標が絡まない時間帯なので、日銀の政策会合などのイベントを除けば、突発的な動きで事故るリスクは少ないです。

私はこの時間帯では基本的にトレードを行いませんが、この時間帯では、前日の高安値や終値(NY市場のクローズ)が意識されることが多いので、これを基準にトレードを組み立てると良いかもしれません。


仲値決め(9:55)

その日の為替両替レートが決まる時刻のことです。
この9:55に向けてドル高(米ドルが買われる)傾向があります。
特に、ゴトー日(5・15・20・25日・月末)は、貿易会社の締め日がある為、その傾向が強いといわれています。
この特性を利用したトレード手法もあるようなので、検証してみる価値はあるかもしれません。


昼休憩(11:30)

11:30になると東証が昼休みに入る為、一旦ポジションを決済する傾向が出やすく、これ以降はロンドン市場開始時刻まで動かなくなります。
東京時間からトレードをする方は、この時間帯から食事や用事を済ませるようにしましょう。


ロンドン(欧州)市場

16:00にフランス・イギリス・ドイツの株式市場が開場し、ロンドン(欧州)市場がスタートします。

東京市場高値安値の試し(15:00〜16:00)

東京市場でのレンジブレイクも、15:00〜16:00の時刻帯が多いです。
この時間帯で、最も注意すべき事は、ロンドン勢による仕掛けです。
彼らには10ピプス〜20ピプスのレートを動かす力(財力)があると考えられます。

彼らは東京時間の高値安値に溜まったストップオーダーを粉砕して、そこから新たな流れをつくるなんてことを仕掛けてきます。
東京時間でポジションを保有していたら、16:00になって、いきなり高値や安値を割られて逆指値で損切りになり、その直後にバイーンとブレイクをなかった事にしてしまう、今までなかったでしょうか…


昼休憩(18:00〜19:00)

ロンドン市場の昼休みになるので、それまでの流れが一旦止まって値動きが小さくなります。

ロンドンフィクス(0:00)

日本であたる仲値決めのことで、様々な思惑が働く事で、値動きが激しくなり、大口の売買注文が入りやすい時間帯となります。

ニューヨーク市場

欧州と米国の市場参加が重なり、その日の流動性がMAXになる時間帯です。
方向感があれば、大きなリターンが狙えますが、そうでなければ、乱高下する値動きに翻弄されるリスクもあります。

米国経済指標が21:00、23:00頃にあるので、重要指標発表前にはポジションを持たないようにしましょう。
特に、米国雇用統計とイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言には大きな注目が集まります。

2:00を過ぎればロンドン市場もクローズして、値動きも小さくなりますが、最近は、その時間帯を狙って動き出すことがたまあります。


夏時間と冬時間

米国における夏時間は、3月第2日曜日午前2時〜11月第1日曜日午前2時
米国における冬時間は、11月第1日曜日午前2時〜3月第2日曜日午前2時
冬時間になるとロンドンとニューヨーク市場のスケジュールが1時間繰り下げされます。日足が新足になるのは、日本時間7:00になるので注意してください。


対照表

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企業投資家や大口トレーダーの行動を実際に見たわけではないので、今回の解釈は、あくまで想像の範疇ではあります。

しかし、彼らにしても、どうすれば利益を効率的に最大化できるかを考えて行動しているはずです。

最近では、個人投資家の割合がふえて、一説にはマーケット全体の30%ともいわれています。彼らが、多少レートを動かせたとしても、個人投資家が仕掛けた方向へついてきてもらわなければ利益を最大化できません。


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posted by うさ at 01:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | 用語

2017年08月30日

【雑談】一を聞いて十を知る 気付ける人の成長

多くの事に気付ける

仕事でも、たくさん気づける人は、気づけない人より成長も早く評価もされます。
今回は、気づき力を高めるには、どうしたらいいのかを私なりに考えてみました。


気付きとは比較して違いを見つけ、感じる事

気づきとは、比較して違いを見つけ、感じる事ではないでしょうか。

比較する為には「動かない基準」を決めないといけません。


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大極図のように、白という色である基準があるから、黒を認識でき、その反対に、黒という色の基準があるから、白だと気づきます。暗闇があるから光に気づき、ネガティブがあるからポジティブが存在できる。
なんか深いですが、森羅万象、そういうものなのでしょう。

そこに、あるべきものが、あるべきところになかったりする変化、そうなるはずが、そうならなかったりする違和感、新たなパターンの発見についても、基準を決めて、比較できるからこそ気づけることです。移動平均線の交差や、乖離幅を利用したトレード手法というのも、移動平均という基準を決めて比較することで成立します。

ひとつの基準を決めて、サンプルを集めることで、多くの気づきを得ることができるのは事実です。反対に基準を持たずに、ただチャートを眺め続けても、何ひとつ気づけません。

気付けない人の特徴

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気づけない人は、視野が狭く、目の前の物事にしかピントがあっておらず、周辺視野がボケています。
赤い車が欲しければ、赤い車がたくさん走っていると感じるように、脳は見たいものしか見えない構造です。日常においても、色々な角度から物事を見るように意識すべきです。


遊びや余裕のない人も、気付き力が低いです。
トレードでは、金銭的な余裕がある人とない人では大きく気付く力が違います。
そして、いきなり複雑なことをやろうとしても、それを処理できる余裕が脳内にできてないのでうまくいくわけがありません。
余裕にこそ、いろんなアイデアが浮かぶものだと思います。生真面目で一直線な人ほど気づけない傾向があります。


自分の定規を作る

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手法はお金で買えますが、経験は買えません。
そして、経験にしか未来を変える力はありません。だからこそ正しい経験を積まないとダメです。

日常でも、コミュニケーション能力の高い人は、気づき力も高いです。
理由は、相手の心情を理解することを意識しているからです。
為替チャートも向こう側にいるのは人間です。トレードは、ある意味、コミュニケーションといえます。

モテる秘訣は「話し上手よりも聞き上手」になり、話を遮らずに最後まで聞いてあげることだといいます。
ただ、聞いてあげることがポイントで、途中で口をはさんだり、自分の意見を押し付けるべきではないのでしょう。
相場とのコミュニケーションも、相手を理解できるまで、聞いてあげればいいのだと思います。


トレードにはプランが必要ですが、思い込みや期待は捨てなければなりません。
トレードにおいて、市場参加者の視点や立場で考える必要があります。
売りたい人、買いたい人、含み益のある人、含み損のある人、それぞれに心情も違います。自分がその人なら、どう行動するかをシミュレートしなければなりません。

トレードにおいて、自分がどうしたいかという考えは、最もどうでもいいことです。
市場参加者がどこの場面で損切りや利確をするか気付き、そのタイミングこそがエントリーポイントなのです。


チャートの背景や投資家の心情を見やすくするために、基準という自分の定規を用います。
自分の定規をチャートに当てれば、今何をすべきか、すべきでないかがわかり、違いや、違和感に気づきます。
あらゆる経験は、この定規をつくるためにあるようなものです。
定規完成に向けての経験は、質の高い経験といえるし利益に直結しています。


Synapus(シナプス)とWin(勝利)の関係

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神経学の世界では「人の行動は脳神経の連結構造で決まり、その構造は個々によって異なる」と言われています。
多くの知識を頭に入れても、経験によってシナプス化しなければ、ここぞという時に行動できません。
反対に、シナプスさえ完成すれば、最大の敵である自分自身に打ち勝つ事が出来ます。


10を知って1もできない

10個の知識が、シナプス化されてない状態、何を基準に比較すればいいのか決めてないせいで、正しい経験を積むことができません。しかし、この状態で何年も迷宮から抜け出せない人がたくさんいます。

1を知って1ができる

1個の知識から、基準をつくり、経験を積むことで、1個のシナプスが完成することで、一貫性ある行動ができる。
これをゴールにして、稼ぐだけが目的なら余計なことはやらずに、収益は枚数で調整すればいいです。


1を知って10できる。

1を知って1ができることが、次の1に気づき、これが好循環して、やがて10ができるシナプスが完成します。
どの知識を手に入れれば勝てるかではなく、どうやって、シナプスをつくるかに力を入れるべきです。


百聞は一見に如かず

「百聞に一見は如かず」には続きがあります。

「百聞は一見に如かず」

多くの事を聞くよりも、1つの事を実際に見る方が良い。
聞いただけで、わかったつもりになるのはダメという事です。

「百見は一考に如かず」

見るだけじゃダメで、自分で考える事が大事。
見ただけで、できるつもりになるのはダメだという事です。

「百考は一行に如かず」

考えるだけじゃダメ、実際に行動する事が大事。
考えただけで、やったつもりになるのはダメという事です。

「百行は一果に如かず」

成果につながる行動でないと意味がない。

百聞は一見に如かずは、誰もが知る超有名な格言ですが、続きを知ると、なかなか深いです。


セミナーを聞きに行ったり、ブログを見たりする、百聞や百見のインプット段階で止まってしまう人がほとんどです。
次の百考のアウトプット段階に行けても、今度は検証や練習がなかなか進まない人もいます。
人間は、一度に多くのことは処理できないので、1個づつ、こなしていくしかないのですが、1個が成果につながれば、その時の姿勢を繰り返せばいいだけです。


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2017年08月28日

【雑談】何を残して、何を捨てるか

自分軸

自分に軸を持っていない人は、簡単に周りに流されてしまいます。
トレードにおいて情報過多の時代、ここで行き詰っている人も多いと思います。
捨てるものと残すものを精査しない限り、自分の軸は固定できず、トレードもうまくいきません。

自分にとって必要だと思う事を見つけるのに時間をさくことは必要ですが、他人の意見に依存、妄信してしまい、いつまでも自分軸が定まらないのは厄介な問題です。


私のブログも一つの参考として捉えて頂ければと思います。

3つのカンを養う


何事においても「3つのカン」は必要だと私は思います。
これができて初めてスタートラインに立てると思います。
以前、「鳥の目」「虫の目」「魚の目」として紹介しましたが、コンパクトにまとめます。


「観」とは環境の全体を把握する事

トレードに置き換えるならば、長期足を使い過去の背景という重要な根拠を探る事です。

「感」とは環境の流れや勢いを感じる事

トレードにおいては流れに逆らわず波に乗り、トレンドに乗っかることで「損小利大」のトレードができます。

「勘」とは能力や経験を活かした直感です。

トレードにおいては、エントリータイミングの微妙なさじ加減ができる能力です。
経験がいりますが、慣れてくれば、相場の状態に合わせて複数のエントリーオプションを選択できます。


原理原則

物事には「原理原則」があります。まずはそれを知ることが先決で、原理原則に従えば、迷うことなく「本質」が見えてきます。

相場に確実はないので、思い通りにならないことや、どう見ればいいのかわからない場面もありますが、トレードは確率論でのゲームなので、そもそも完璧を求めてはいけません。
自分の考えに従ってのロジック検証や失敗には、とても価値があり、そこに自然な「自分の答え」が見つかります。


原理原則に従うことに必要最低限な要素を残し、それ以外は思い切って捨ててしまうほうが道が開けるかもしれません。原理原則を理解すれば、それ自体がトレードの優位性となり、そういう自分を信じることができます。勝っても負けても反応しなくなり、過度の期待もなくなりフラットな心を保てます。

捨てるもの

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ファンダメンタルと経済指標

世界経済の展望は長期トレードには必要ですが、数分から数時間で決済するようなトレードでは必要ありません。バッサリと捨ててしまいましょう。ただし、雇用統計、FOMC、各国中央銀行絡みの要人発言には要注意、どこのFX業者も経済指標カレンダーを提供しているので、その時刻にはトレードを控え、ポジションは手仕舞いしておくべきです。

必勝手法系書籍と高額なロジック商材

初心者は「FXとはなんぞや」的な書籍を一冊読むことは良いとして、1,000円程で買える手法系書籍や高額なロジック商材は手を出しても時間とお金のムダになることがほとんどです。そのうえ変なバイアスもかかってしまいます。プライスアクションの「原理原則」さえ理解できれば、シンプルなロジックで十分に戦えるので、わざわざ高いお金を出して購入することはありません。

マイナー通貨

ドル円・ ユーロドル・ ユーロ円が 3大通貨ペアと言われますが、これだけで充分です、初心者の方は、ドル円かユーロドルのどちらかひとつから始めて下さい。この2通貨ペアなら流通量も多いので安全です。いきなり、南アフリカランドやトルコリラなどのマイナー通貨は国力の弱い国の通貨なので何がおこるかわかりません。絶対にギャンブルはやめましょう。

スワップ狙い

スワップを狙うトレードは、潤沢な資金を持つ人がレバレッジを下げて行う、いわば外貨預金であって、デイトレードやスキャルピングなどの投機とは異なります。

窓埋めトレード

週末に値が飛んだ分を戻す動きを狙った月曜早朝のテクニックですが、スプレッドも広がる上に、その日のうちに必ず埋まるとは限りません。

ボラ大の乱高下

乱高下する相場はリスクが高いです。エントリータイミングがつかみづらく、ボラも大きいので損失が膨らむ危険があります。

コレクティブムーブ

下降トレンドの戻り、上昇トレンドの押しにあたる動き。本筋の値動きではないので捨てましょう。いつ、押し目買いや戻り売りが入ってくるかを推測する中級者向けのトレードです。このトレードに集中し過ぎると、肝心な押し目買い、戻り売りをしそこなうことがあります。

中長期足の押し戻し転換最中

大きいな時間足の押し目、戻り目は、波の転換にかなり時間を要します。その間レンジを形成しますが動きが難しくなります。値幅次第ですが、値幅が小さいときは短期足が目線転換してからにしましょう。

抜けてすぐと抜けるかも

初心者が最もよく負けるパターンがコレです。ラインを抜けて一度、押し戻しを受けてからエントリーするようにしましょう。同様に、ラインを抜ける寸前に入るのもダメです。

小さすぎるロウソク足

勢いのなさすぎる相場はトレードする価値がないです。ある程度の大きさのロウソク足が出るのを待ちましょう。

5分足で20ピプス未満のレンジ

値幅が小さいので逃げ場も少ないです、ブレイクするまで待ちましょう。

追っかけエントリー

置いていかれる心理が強いと追っかけてしまうので、押し戻しを受けてからエントリーしましょう。

特殊なインジケータ

独自開発のインジを使えば勝てるわけではありませんし、使用者が少ないということは市場に影響がないインジケータということにもなります。インジケーターはオーソドックスなものだけで十分です。

初心者の方はあてはまるものがいくつかあったのではないでしょうか?
考え方は簡単で、同じ負け方をしているのであれば、その時の考えを捨てて、別のエントリーを心がける事です。


残すもの

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有益な書籍

難解なものもいろいろ読みましたが、役に立つ書籍は少ないです。時間があれば読んでみるといい書籍は数冊ありますが、まずは「デイトレード」だけ読めばいいと思います。文章も易しく書かれていて値段も安いですが名著です。

オーソドックスなインジケーター

トレンド系なら移動平均線、レンジ系ならRSI、トレンドとレンジの両方で使えるボリンジャーバンドやMACDがあれば十分です。あくまで、初心者の相場環境認識のため補助的に使うものという位置づけです。

トレンド相場での押し目買いと戻り売り

トレンドが出ていればインパルスムーブに乗るだけで勝てます。押し目買い、戻り売りは基本手法ですが、これだけでも十分戦えます。とくに転換からの3波目は伸びることが多いので、これしかやらないといのも潔いです。

平行レンジ逆張り

値幅があって上限・下限が明瞭な平行レンジなら「逆張り」できます。4時間足など、値幅が大きければ利益も大きいです。

レンジブレイク

だまし的な動きも多いですが、視覚的にもわかりやすいので練習する価値があります。

残すものは以上です。
凄くシンプルですが、これだけでも十分相場に対して挑めます。


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2017年08月27日

週刊チャート(ドル円)8月21日〜8月25日&今週の雑談

今週の目線

もし、チャートに一本も水平線を引かずにトレードを行うとどうだろうか。

通常であれば、かなりトレードしにくくなるでしょう。ですが、逆手に考えると水平線を引きすぎて訳がわからなくなっている人には有効かもしれません。

インジケーターを使うことなく、罫線で行うトレードを、「ライントレード」と呼びます。

ライントレードという名称で判断すると、罫線がひみつの道具であるイメージがあるが、それは違います。

こうした考えでは、よく出回る手法の「移動平均線(MA)がゴールデンクロスしたらエントリー」と、たいして変わりありません。

トレードにおける道具は、自身で何かを創造するために使うものであって、道具自体が何かしてくれるわけではありません。

自分が引いた罫線が機能するかどうかは、その時の相場環境次第です。最終的に値動きを確かめてみないとわかりません。

機能するか否かなど、水平線を引く前から神経質になららくても、その時がくればわかることです。


21(月)

5分足に1時間足ロウソク 安値を試す

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売り目線

高値を切り下げ、日足の終値(赤点線)を下抜ければ、安値試しに向けて本格的に売られ始めます。

緑の切上げブレイクはすぐに戻されるので短命、赤〇でのショートは、サポレジの転換です。


買い目線

109.50(青の水平線)か、急騰後の持ち合いを上にブレイクしたら考えます。高値を切り下げているので買いは考えません。

22(火)

5分足に1時間足ロウソク Wボトムからの上昇

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売り目線


先週の安値を更新できなければ、現在地は、最安値圏です。このタイミングで売る理由はありません。
紫の□で小競り合いがあり、売りが勝利して、切上げラインを下抜ければ売りを考え始めます。


買い目線

前日に先週の安値を試したが、安値を切り上げたので、Wボトム・ネックライン(青の水平線)を目指す動きを狙います。
注意点は、前日足の終値でレジスタンスされるポジションである事。これをブレイクしてから押し目を買います(青の〇)

緑のボックス内は、過去にレジスタンスされそうな高値が連続している上、値幅も30ピプスないので安定した利益の確保が難しいところです。
下から買えてなければ無理にトレードする必要はありません。


23(水)

5分足に1時間足ロウソク あやふやな押し目候補

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売り目線

押し目候補の水平線は、このチャートでは引けません。

水平線があったとしても、それはひとつの要素でしかありません。
値動きという「事実」と併せて判断する必要があります。

押し目候補があやふやということが、世界の共通認識だとすれば、逆に、この「あやふやさ」は売りのチャンスともいえます。

これは、適当なところで買ってしまうトレーダーが現れやすいことを示唆しているので、押し目買いが失敗して、売られやすくなります。


買い目線

何をもって押し目の成功を見極めるか、これは人それぞれです。そのときの状況によっても変わってきますが、強いサポートがある場合でも、安値更新失敗(Wボトム)は最低条件です。

このチャートのように、サポートが明確でないなら、さらに条件を厳しくしないと見極めることができません。


24(木)

5分足に1時間足ロウソク 下降波の転換を確認して押し目買い

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売り目線

Wボトム(18日+21日)のネックライン(青の水平線)を上抜け後、十分深く押しました。先週安値を更新できずWボトムを完成させた局面で売りを考えることはありません。

買い目線

Wボトム(18日+21日)完成からの初押しです。ここが押し目になるかを見極めるのに、青切り下げラインをブレイク+一度売りを受ける(売り手にあきらめさせる)ことを考えます。

買いのイメージとしては、前日足終値でレジされ、緑点線のようなWボトムになったら2番底を買う。ふたつめは、昨日の緑ボックスを上抜け後の押し目買い。3つめは、逆三尊右肩(青〇)から買う=青切り下げラインをブレイクさせた1時間足陽線の押し目買い。

上昇途中、レジスタンスされるところはありますが、先週安値を更新できずに大きなWボトムを完成させた事実が強ければ上昇継続して青ネックラインを抜いていく波になります。


25(金)

5分足に1時間足ロウソク ジャクソンホール会合当日、イエレン発言待ち。

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ジャクソンホールに注目が集まっているので、日中トレーダーの仕事はありません。

イエレン発言如何で、4時間足R2をブレイクする可能性がありましたが、明確な金融政策を示さなかったことでドル安となりました。

こういうニュースな値動きでも止まるべきところでは止まりますので、4時間足R2での逆張りや、安値の抜き返しで入ることはできます。


今週の雑談

私の好きな名言を紹介します。

ただ一人の人間の命は、この地球上で一番豊かな人間の全財産よりも100万倍も価値がある。隣人のために尽くす誇りは、高い所得を得るよりもはるかに大切だ。蓄財できるすべての黄金よりも、はるかに決定的でいつまでも続くのは、人民たちの感謝の念なのである。


これは、世界的な革命家とも呼ばれる、チェゲバラがキューバ革命時に述べた言葉です。

カッコよすぎます!


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2017年08月24日

【雑談】無駄な損失を減らす方法 最終章

最終章

心が最も反応する瞬間は、認められたいと思う時。

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マズローの欲求5段階説

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人間の欲求は5段階のピラミッドのように構成されていて、低階層の欲求が満たされると、より高次の階層の欲求を欲するとされる。

生理的欲求(食べたい・寝たい)が満たされると、次に安全欲求(生きたい)、これも満たされると、社会的欲求(家族や集団に所属したい)、そして尊厳欲求(認められたい)、自己実現欲求(自分の持つ能力を最大限に活用したい)と続きます。

イスラム圏のような紛争地帯では、安全欲求を満たすことを求めますが、日本のような平和国では、尊厳欲求である認められたいと思う人が多くいるのではないでしょうか。

尊厳欲求からキャリアを積む事により、成功する人もいれば、小さなプライドで嫉妬して、人を罵ったりする人もいます。

人間である以上、認められたい気持ちは当然ありますし、この欲を満たそうとするのは良いことです。
しかし、認められたい欲を満たす方法を間違うと、人に構ってほしいだけの困ったちゃんになります。

幸せと好きはペアで、不幸と嫌いもペアです。
結局のところ、幸せか不幸かは、その人の感じ方であって、好きが続けば幸せで、嫌いが続けば不幸です。
これはお金の問題だけではありません。

私が思う尊厳欲求を満たす方法は単純で、人に貢献すればいいだけと考えます。
人から感謝されれば、誰でも幸せな気持ちになれます。

基本的には、尊厳欲求をモチベーションにして成長していきますが、人によっては、嫉妬や怒り、コンプレックスを覚えてしまいます。
これが行き過ぎると、自己否定して引きこもったり、他者を否定することで、心の安らぎを得ようとします。

尊厳欲求は前進への強い力となりますが、時に、闇に堕ちない工夫が必要です。
闇サイドの、嫉妬や妬みを力にしても周りの評価は得られません。例え共感者が現れたとしても、同じような人種だけです。

最悪な状況でも、自分や他人を口に出して褒める。私はそうやって最悪な状態を凌いできました。
これはトレードでも同じだと思っています。


納得できれば勝利

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お金を稼ぐために行うのがトレードですが、お金の事や勝敗よりも、自分のトレードに納得できるかが重要です。

非合理なトレードで偶然に勝てる事では納得できず、負ければ怒りがこみ上げる状態では、そもそもトレードを続けることはできません。

消去法で、ひとつづつ非合理なトレードを減らしていけば、最後に残るのは合理的なトレードです。
それこそが真の勝利です。

合理的に勝つことができ、非合理なトレードをひとつ減らせた時、褒めたたえるべき価値があります。

あれやこれやと手法を覚えたり、一気に知識を頭に入れると、頭で処理ができずに、心が反応し、非合理なトレードが増えてしまいます。
なので、大量の知識よりも、まずは、ひとつの知恵を極めるほうが、納得の高い学習ができます。

相場を思い通りに動かすことなんて絶対にムリです。合理的にトレードしても負けますし、改善できることと、できないことがあります。

こうすれば、だいたいうまくいく。そんなところを体験から身に着けていくしかありません。今できる正しいことを続けていけば、大概は時間が解決してくれます。これは人生も同じですね。


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posted by うさ at 15:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | 雑談

2017年08月23日

【雑談】無駄な損失を減らす方法 第二章

頭の中のモヤモヤは幻想であり、現実ではない

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頭の中でモヤモヤと描いている空想は何にしろ、幻想であり、まだ現実にはなっていません。
この幻想の状態で反応してしまう事で、トレードや人生を翻弄されます。

トレードにおいて短期足に翻弄され振り回されない為に、わたしは、こう考えるようにしています。

人は時間によって生まれ変わる。1秒前の私と、1秒後の私は別人。

人の細胞は数え切れないほどあって、細胞は常に新陳代謝することで何回も生まれ変わっています。
何故、夜になると眠くなるのか?それは、朝に生まれ変わるプログラムの更新をするからです。

動画というのは、1秒間に60コマの静止画でできていて、そのひとコマづつが別物です。
過去と未来には、本来、何の因果関係もなく、心の反応が引き起こす行動によって、無数の選択肢にわかれているとすれば、過去に嘆いて、未来を憂いたら、そういう未来。
今できることだけ精一杯やれば、そういう未来であり、それぞれに別の自分が存在するのかもしれません。

今こそが唯一の分岐点なのです。

頭の中で、嫌な幻想を思い描けば、嫌な気分という現実を作り出し、良い幻想を思い描けば、いい気分と言う現実をつくりだします。

人の人生の1/3は睡眠です。
人は睡眠により夢を見ますが、その夢が現実になるなんてのは誰も思いません。
夢なのか現実なのか。
例え、目を開けていても、幻想に囚われていては白昼夢を見ているのと同じで、寝てみる夢とたいして変わりません。
寝ている時の夢と違い、白昼夢は厄介です。
寝てみる夢も見ている間はリアル感があり、醒めるから夢と気づきます。
起きているときの白昼夢は、それが白昼夢と気づかない限り醒めることはありません。


そうなるとそうならないの五分五分

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決めつけや思い込みが負けトレードになる原因になったりします。

相場では何事も起こりうるものと理屈ではわかっていても、自分が描く理想的なシナリオに執着してしまいます。

「このラインで反発する」その見通しが正しくて、反発する可能性はあります。
しかし、すぐに反発するとは限りません。結果、動き出すまで何回も損切りする結果になり、実際に動き出した頃には、心が折れてエントリーできない。こんな経験はわたしもあります。

執着という心の反応を起こさないために、そうならないというシナリオも同時に用意しておくことです。
これは凄く大事なことです。

相場は分岐点となる節目で、売りと買いが攻防して、方向が決まります。

未来は必ず複数存在するので、たったひとつの判断が正しいと決めつけないことです。


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posted by うさ at 19:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | 雑談

【雑談】無駄な損失を減らす方法 第一章

第一章

無駄な損失を減らす

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無駄な損失を増やしてしまっている人は、反応してはいけないと分かっていても、無駄に反応してしまう事が多いはずです。
なぜ、人はわかっていながら非合理な事を繰り返し行ってしまうのだろうか?


チャートだけではなく、自己心理も観察する

相田さんの「人間だもの」とありますが、人は理屈をわかってはいますが、その理屈が通らない事についつい手が出てしまうものです。

トレードの方法を、合理的・非合理的に分類すると、初心者のうちは圧倒的に非合理な方法を選んでしまうと思います。ポジポジ病と呼ばれるものは、一点に執着してしまう事で、視野が狭くなっていく心の病です。

なぜ非合理なことをしてしまうのか?
それは、正確に対応すべき時に、心が過剰に反応してしまうからです。この心の反応を抑止する事で、無駄なトレードが減り損失を減らすことが出来ます。

勝てる方法をしっかり分析する事も大切ですが、非合理な反応をしない心のマインドを作ることのほうが、何倍も大事だと私は思います。

心の状態にまず、気付いてあげることです。そのためにはチャートを観察するのと同じバランスで、自分の心を観察してあげる事です。そして気付いた事に対して抵抗せずに受け入れてあげる事です。


興奮状態の心を静める

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今にもエントリーしたくなるような、急落や急騰、待っていれば含み損が帳消しされそうな時。
チャートに集中するほど、心は見えなくなります。

会社員時代にプレゼンしていた時、私は緊張を解すためによくしていたことがあります。
それは、「俺、めっちゃ緊張している」と言葉にする事です。感情を言葉にすることで、自分の内側にあった感情が、外側に切り離されます。

「さっきの負けを取り返そうと今俺は焦っている」と言葉にするだけで、今まで心の反応で生じていた非合理なトレードを防ぐことができます。

私は、3年前に人生のどん底を経験しました。職も休職となり、今後の人生をどう生活していけばいいか見通しがたたなかった時期があります。
始めは多くの事を考え、頭を悩ませていましたが、一度悩みから離れ、近くの河川敷を毎日ウォーキングすることにしました。

人生には失敗が付き物ですが、すぐにはどうにもならないこともあります。それでも必死にどうにかしようと頭を悩ませ続ければ、最終的に自分を責め立て余計に苦しい状態になります。鬱になる患者の多くが、自身の悩みを開放出来ない事です。

人生はすべて思い通りにいくことはありません。トレードもそれは一緒です。
負債を抱えてしまったとしても、合理的にトレードが出来れば、焦らなくても多くの場合、時間が解決してくれて、なんとかなるものです。



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