2017年08月30日
【雑談】一を聞いて十を知る 気付ける人の成長
多くの事に気付ける
仕事でも、たくさん気づける人は、気づけない人より成長も早く評価もされます。
今回は、気づき力を高めるには、どうしたらいいのかを私なりに考えてみました。
気付きとは比較して違いを見つけ、感じる事
気づきとは、比較して違いを見つけ、感じる事ではないでしょうか。
比較する為には「動かない基準」を決めないといけません。
大極図のように、白という色である基準があるから、黒を認識でき、その反対に、黒という色の基準があるから、白だと気づきます。暗闇があるから光に気づき、ネガティブがあるからポジティブが存在できる。
なんか深いですが、森羅万象、そういうものなのでしょう。
そこに、あるべきものが、あるべきところになかったりする変化、そうなるはずが、そうならなかったりする違和感、新たなパターンの発見についても、基準を決めて、比較できるからこそ気づけることです。移動平均線の交差や、乖離幅を利用したトレード手法というのも、移動平均という基準を決めて比較することで成立します。
ひとつの基準を決めて、サンプルを集めることで、多くの気づきを得ることができるのは事実です。反対に基準を持たずに、ただチャートを眺め続けても、何ひとつ気づけません。
気付けない人の特徴
気づけない人は、視野が狭く、目の前の物事にしかピントがあっておらず、周辺視野がボケています。
赤い車が欲しければ、赤い車がたくさん走っていると感じるように、脳は見たいものしか見えない構造です。日常においても、色々な角度から物事を見るように意識すべきです。
遊びや余裕のない人も、気付き力が低いです。
トレードでは、金銭的な余裕がある人とない人では大きく気付く力が違います。
そして、いきなり複雑なことをやろうとしても、それを処理できる余裕が脳内にできてないのでうまくいくわけがありません。
余裕にこそ、いろんなアイデアが浮かぶものだと思います。生真面目で一直線な人ほど気づけない傾向があります。
自分の定規を作る
手法はお金で買えますが、経験は買えません。
そして、経験にしか未来を変える力はありません。だからこそ正しい経験を積まないとダメです。
日常でも、コミュニケーション能力の高い人は、気づき力も高いです。
理由は、相手の心情を理解することを意識しているからです。
為替チャートも向こう側にいるのは人間です。トレードは、ある意味、コミュニケーションといえます。
モテる秘訣は「話し上手よりも聞き上手」になり、話を遮らずに最後まで聞いてあげることだといいます。
ただ、聞いてあげることがポイントで、途中で口をはさんだり、自分の意見を押し付けるべきではないのでしょう。
相場とのコミュニケーションも、相手を理解できるまで、聞いてあげればいいのだと思います。
トレードにはプランが必要ですが、思い込みや期待は捨てなければなりません。
トレードにおいて、市場参加者の視点や立場で考える必要があります。
売りたい人、買いたい人、含み益のある人、含み損のある人、それぞれに心情も違います。自分がその人なら、どう行動するかをシミュレートしなければなりません。
トレードにおいて、自分がどうしたいかという考えは、最もどうでもいいことです。
市場参加者がどこの場面で損切りや利確をするか気付き、そのタイミングこそがエントリーポイントなのです。
チャートの背景や投資家の心情を見やすくするために、基準という自分の定規を用います。
自分の定規をチャートに当てれば、今何をすべきか、すべきでないかがわかり、違いや、違和感に気づきます。
あらゆる経験は、この定規をつくるためにあるようなものです。
定規完成に向けての経験は、質の高い経験といえるし利益に直結しています。
Synapus(シナプス)とWin(勝利)の関係
神経学の世界では「人の行動は脳神経の連結構造で決まり、その構造は個々によって異なる」と言われています。
多くの知識を頭に入れても、経験によってシナプス化しなければ、ここぞという時に行動できません。
反対に、シナプスさえ完成すれば、最大の敵である自分自身に打ち勝つ事が出来ます。
10を知って1もできない
10個の知識が、シナプス化されてない状態、何を基準に比較すればいいのか決めてないせいで、正しい経験を積むことができません。しかし、この状態で何年も迷宮から抜け出せない人がたくさんいます。
1を知って1ができる
1個の知識から、基準をつくり、経験を積むことで、1個のシナプスが完成することで、一貫性ある行動ができる。
これをゴールにして、稼ぐだけが目的なら余計なことはやらずに、収益は枚数で調整すればいいです。
1を知って10できる。
1を知って1ができることが、次の1に気づき、これが好循環して、やがて10ができるシナプスが完成します。
どの知識を手に入れれば勝てるかではなく、どうやって、シナプスをつくるかに力を入れるべきです。
百聞は一見に如かず
「百聞に一見は如かず」には続きがあります。
「百聞は一見に如かず」
多くの事を聞くよりも、1つの事を実際に見る方が良い。
聞いただけで、わかったつもりになるのはダメという事です。
「百見は一考に如かず」
見るだけじゃダメで、自分で考える事が大事。
見ただけで、できるつもりになるのはダメだという事です。
「百考は一行に如かず」
考えるだけじゃダメ、実際に行動する事が大事。
考えただけで、やったつもりになるのはダメという事です。
「百行は一果に如かず」
成果につながる行動でないと意味がない。
百聞は一見に如かずは、誰もが知る超有名な格言ですが、続きを知ると、なかなか深いです。
セミナーを聞きに行ったり、ブログを見たりする、百聞や百見のインプット段階で止まってしまう人がほとんどです。
次の百考のアウトプット段階に行けても、今度は検証や練習がなかなか進まない人もいます。
人間は、一度に多くのことは処理できないので、1個づつ、こなしていくしかないのですが、1個が成果につながれば、その時の姿勢を繰り返せばいいだけです。
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仕事でも、たくさん気づける人は、気づけない人より成長も早く評価もされます。
今回は、気づき力を高めるには、どうしたらいいのかを私なりに考えてみました。
気付きとは比較して違いを見つけ、感じる事
気づきとは、比較して違いを見つけ、感じる事ではないでしょうか。
比較する為には「動かない基準」を決めないといけません。
大極図のように、白という色である基準があるから、黒を認識でき、その反対に、黒という色の基準があるから、白だと気づきます。暗闇があるから光に気づき、ネガティブがあるからポジティブが存在できる。
なんか深いですが、森羅万象、そういうものなのでしょう。
そこに、あるべきものが、あるべきところになかったりする変化、そうなるはずが、そうならなかったりする違和感、新たなパターンの発見についても、基準を決めて、比較できるからこそ気づけることです。移動平均線の交差や、乖離幅を利用したトレード手法というのも、移動平均という基準を決めて比較することで成立します。
ひとつの基準を決めて、サンプルを集めることで、多くの気づきを得ることができるのは事実です。反対に基準を持たずに、ただチャートを眺め続けても、何ひとつ気づけません。
気付けない人の特徴
気づけない人は、視野が狭く、目の前の物事にしかピントがあっておらず、周辺視野がボケています。
赤い車が欲しければ、赤い車がたくさん走っていると感じるように、脳は見たいものしか見えない構造です。日常においても、色々な角度から物事を見るように意識すべきです。
遊びや余裕のない人も、気付き力が低いです。
トレードでは、金銭的な余裕がある人とない人では大きく気付く力が違います。
そして、いきなり複雑なことをやろうとしても、それを処理できる余裕が脳内にできてないのでうまくいくわけがありません。
余裕にこそ、いろんなアイデアが浮かぶものだと思います。生真面目で一直線な人ほど気づけない傾向があります。
自分の定規を作る
手法はお金で買えますが、経験は買えません。
そして、経験にしか未来を変える力はありません。だからこそ正しい経験を積まないとダメです。
日常でも、コミュニケーション能力の高い人は、気づき力も高いです。
理由は、相手の心情を理解することを意識しているからです。
為替チャートも向こう側にいるのは人間です。トレードは、ある意味、コミュニケーションといえます。
モテる秘訣は「話し上手よりも聞き上手」になり、話を遮らずに最後まで聞いてあげることだといいます。
ただ、聞いてあげることがポイントで、途中で口をはさんだり、自分の意見を押し付けるべきではないのでしょう。
相場とのコミュニケーションも、相手を理解できるまで、聞いてあげればいいのだと思います。
トレードにはプランが必要ですが、思い込みや期待は捨てなければなりません。
トレードにおいて、市場参加者の視点や立場で考える必要があります。
売りたい人、買いたい人、含み益のある人、含み損のある人、それぞれに心情も違います。自分がその人なら、どう行動するかをシミュレートしなければなりません。
トレードにおいて、自分がどうしたいかという考えは、最もどうでもいいことです。
市場参加者がどこの場面で損切りや利確をするか気付き、そのタイミングこそがエントリーポイントなのです。
チャートの背景や投資家の心情を見やすくするために、基準という自分の定規を用います。
自分の定規をチャートに当てれば、今何をすべきか、すべきでないかがわかり、違いや、違和感に気づきます。
あらゆる経験は、この定規をつくるためにあるようなものです。
定規完成に向けての経験は、質の高い経験といえるし利益に直結しています。
Synapus(シナプス)とWin(勝利)の関係
神経学の世界では「人の行動は脳神経の連結構造で決まり、その構造は個々によって異なる」と言われています。
多くの知識を頭に入れても、経験によってシナプス化しなければ、ここぞという時に行動できません。
反対に、シナプスさえ完成すれば、最大の敵である自分自身に打ち勝つ事が出来ます。
10を知って1もできない
10個の知識が、シナプス化されてない状態、何を基準に比較すればいいのか決めてないせいで、正しい経験を積むことができません。しかし、この状態で何年も迷宮から抜け出せない人がたくさんいます。
1を知って1ができる
1個の知識から、基準をつくり、経験を積むことで、1個のシナプスが完成することで、一貫性ある行動ができる。
これをゴールにして、稼ぐだけが目的なら余計なことはやらずに、収益は枚数で調整すればいいです。
1を知って10できる。
1を知って1ができることが、次の1に気づき、これが好循環して、やがて10ができるシナプスが完成します。
どの知識を手に入れれば勝てるかではなく、どうやって、シナプスをつくるかに力を入れるべきです。
百聞は一見に如かず
「百聞に一見は如かず」には続きがあります。
「百聞は一見に如かず」
多くの事を聞くよりも、1つの事を実際に見る方が良い。
聞いただけで、わかったつもりになるのはダメという事です。
「百見は一考に如かず」
見るだけじゃダメで、自分で考える事が大事。
見ただけで、できるつもりになるのはダメだという事です。
「百考は一行に如かず」
考えるだけじゃダメ、実際に行動する事が大事。
考えただけで、やったつもりになるのはダメという事です。
「百行は一果に如かず」
成果につながる行動でないと意味がない。
百聞は一見に如かずは、誰もが知る超有名な格言ですが、続きを知ると、なかなか深いです。
セミナーを聞きに行ったり、ブログを見たりする、百聞や百見のインプット段階で止まってしまう人がほとんどです。
次の百考のアウトプット段階に行けても、今度は検証や練習がなかなか進まない人もいます。
人間は、一度に多くのことは処理できないので、1個づつ、こなしていくしかないのですが、1個が成果につながれば、その時の姿勢を繰り返せばいいだけです。
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