2017年09月01日
【重要】時刻がもたらす優位性
時刻による、レジサポを意識できていますか?
トレード戦略のひとつに、「時刻」という重要な節目があります。
時差は時間単位
世界中で唯一共通な基準が「時刻」です。
日本と世界の国々を見ると、時差がありますが、時差というのは1時間単位で、分単位でみれば、どの国も同じだということをまず把握する必要があります。
1分足・5分足・1時間足等、時間足の切り替わりは世界中で統一されています。
外国為替市場
日本・欧州・米国と3つの異なる市場があります。
それぞれの市場によって、人種も入れ替わっています。
それぞれの市場とで戦いになることがある為、前の市場の高値や安値に対して仕掛けてくることもあります。
時刻がもたらす優位性
外国為替の三大市場のそれぞれの時間帯の特性を知る事で、テクニカルとは違う「優位性」を知ることができます。
逆に、この3つの時間帯の存在を意識しないのは、重要なレジサポに差し掛かっていることに気づかすトレードしているのと同じことになります。
東京時間でブレイクアウトを狙ってヒゲで刈られる。
経済指標の時刻にポジションをもってしまう。
押し目買いでロングしたら、ロンドン市場開幕によって損切りさせられる。
こんな経験はないでしょうか、このような敗北の原因は、テクニカルツールが機能するしないという問題ではなく、時刻という節目に気づけなかったせいです。
外国為替三大市場の特性
為替市場のクローズしている時間帯は、日本時間の土曜日午前6:00〜月曜日の午前6:00までです。
それ以外の時間帯は常に為替市場は24時間オープンです。株式市場とは異なり、開始時刻と終了時刻は決まっていません。
FXの場合、機関投資家のスーツ組がディーリングルームに入れば、そこからスタートになります。
三大市場の開始時刻は、各国の株式市場の開始時刻と、ほぼ同じですが、FXの場合には、早出組のファンドもいるようです。
企業トレーダーには、昼休みも、クリスマス休暇も、夏季休暇もあります。
夏枯れ相場とは、もともと株式市場の用語ですが、8月に休みをとることで、取引が薄くなるせいだろうと思っています。
FXでは通貨の流動性が、そのままボラ(値動きの幅)になるので、東京市場よりも、ロンドン市場とニューヨーク市場の被る21:00〜1:00の時間帯が、一日のなかで最も活発に値が動くことになります。
東京市場
ドル円や、クロス円と呼ばれる円絡みの通貨ペアが動きます。
ユーロドルなど円と関係のないドルストレート通貨は動きません。
「円がらみのない通貨がブレイクしない」という特性を利用して、レンジの逆張りなどの戦略が有効な時間帯でもあります。
他の市場に比べボラは小さいですが、米国の経済指標が絡まない時間帯なので、日銀の政策会合などのイベントを除けば、突発的な動きで事故るリスクは少ないです。
私はこの時間帯では基本的にトレードを行いませんが、この時間帯では、前日の高安値や終値(NY市場のクローズ)が意識されることが多いので、これを基準にトレードを組み立てると良いかもしれません。
仲値決め(9:55)
その日の為替両替レートが決まる時刻のことです。
この9:55に向けてドル高(米ドルが買われる)傾向があります。
特に、ゴトー日(5・15・20・25日・月末)は、貿易会社の締め日がある為、その傾向が強いといわれています。
この特性を利用したトレード手法もあるようなので、検証してみる価値はあるかもしれません。
昼休憩(11:30)
11:30になると東証が昼休みに入る為、一旦ポジションを決済する傾向が出やすく、これ以降はロンドン市場開始時刻まで動かなくなります。
東京時間からトレードをする方は、この時間帯から食事や用事を済ませるようにしましょう。
ロンドン(欧州)市場
16:00にフランス・イギリス・ドイツの株式市場が開場し、ロンドン(欧州)市場がスタートします。
東京市場高値安値の試し(15:00〜16:00)
東京市場でのレンジブレイクも、15:00〜16:00の時刻帯が多いです。
この時間帯で、最も注意すべき事は、ロンドン勢による仕掛けです。
彼らには10ピプス〜20ピプスのレートを動かす力(財力)があると考えられます。
彼らは東京時間の高値安値に溜まったストップオーダーを粉砕して、そこから新たな流れをつくるなんてことを仕掛けてきます。
東京時間でポジションを保有していたら、16:00になって、いきなり高値や安値を割られて逆指値で損切りになり、その直後にバイーンとブレイクをなかった事にしてしまう、今までなかったでしょうか…
昼休憩(18:00〜19:00)
ロンドン市場の昼休みになるので、それまでの流れが一旦止まって値動きが小さくなります。
ロンドンフィクス(0:00)
日本であたる仲値決めのことで、様々な思惑が働く事で、値動きが激しくなり、大口の売買注文が入りやすい時間帯となります。
ニューヨーク市場
欧州と米国の市場参加が重なり、その日の流動性がMAXになる時間帯です。
方向感があれば、大きなリターンが狙えますが、そうでなければ、乱高下する値動きに翻弄されるリスクもあります。
米国経済指標が21:00、23:00頃にあるので、重要指標発表前にはポジションを持たないようにしましょう。
特に、米国雇用統計とイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言には大きな注目が集まります。
2:00を過ぎればロンドン市場もクローズして、値動きも小さくなりますが、最近は、その時間帯を狙って動き出すことがたまあります。
夏時間と冬時間
米国における夏時間は、3月第2日曜日午前2時〜11月第1日曜日午前2時
米国における冬時間は、11月第1日曜日午前2時〜3月第2日曜日午前2時
冬時間になるとロンドンとニューヨーク市場のスケジュールが1時間繰り下げされます。日足が新足になるのは、日本時間7:00になるので注意してください。
対照表
企業投資家や大口トレーダーの行動を実際に見たわけではないので、今回の解釈は、あくまで想像の範疇ではあります。
しかし、彼らにしても、どうすれば利益を効率的に最大化できるかを考えて行動しているはずです。
最近では、個人投資家の割合がふえて、一説にはマーケット全体の30%ともいわれています。彼らが、多少レートを動かせたとしても、個人投資家が仕掛けた方向へついてきてもらわなければ利益を最大化できません。
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トレード戦略のひとつに、「時刻」という重要な節目があります。
時差は時間単位
世界中で唯一共通な基準が「時刻」です。
日本と世界の国々を見ると、時差がありますが、時差というのは1時間単位で、分単位でみれば、どの国も同じだということをまず把握する必要があります。
1分足・5分足・1時間足等、時間足の切り替わりは世界中で統一されています。
外国為替市場
日本・欧州・米国と3つの異なる市場があります。
それぞれの市場によって、人種も入れ替わっています。
それぞれの市場とで戦いになることがある為、前の市場の高値や安値に対して仕掛けてくることもあります。
時刻がもたらす優位性
外国為替の三大市場のそれぞれの時間帯の特性を知る事で、テクニカルとは違う「優位性」を知ることができます。
逆に、この3つの時間帯の存在を意識しないのは、重要なレジサポに差し掛かっていることに気づかすトレードしているのと同じことになります。
東京時間でブレイクアウトを狙ってヒゲで刈られる。
経済指標の時刻にポジションをもってしまう。
押し目買いでロングしたら、ロンドン市場開幕によって損切りさせられる。
こんな経験はないでしょうか、このような敗北の原因は、テクニカルツールが機能するしないという問題ではなく、時刻という節目に気づけなかったせいです。
外国為替三大市場の特性
為替市場のクローズしている時間帯は、日本時間の土曜日午前6:00〜月曜日の午前6:00までです。
それ以外の時間帯は常に為替市場は24時間オープンです。株式市場とは異なり、開始時刻と終了時刻は決まっていません。
FXの場合、機関投資家のスーツ組がディーリングルームに入れば、そこからスタートになります。
三大市場の開始時刻は、各国の株式市場の開始時刻と、ほぼ同じですが、FXの場合には、早出組のファンドもいるようです。
企業トレーダーには、昼休みも、クリスマス休暇も、夏季休暇もあります。
夏枯れ相場とは、もともと株式市場の用語ですが、8月に休みをとることで、取引が薄くなるせいだろうと思っています。
FXでは通貨の流動性が、そのままボラ(値動きの幅)になるので、東京市場よりも、ロンドン市場とニューヨーク市場の被る21:00〜1:00の時間帯が、一日のなかで最も活発に値が動くことになります。
東京市場
ドル円や、クロス円と呼ばれる円絡みの通貨ペアが動きます。
ユーロドルなど円と関係のないドルストレート通貨は動きません。
「円がらみのない通貨がブレイクしない」という特性を利用して、レンジの逆張りなどの戦略が有効な時間帯でもあります。
他の市場に比べボラは小さいですが、米国の経済指標が絡まない時間帯なので、日銀の政策会合などのイベントを除けば、突発的な動きで事故るリスクは少ないです。
私はこの時間帯では基本的にトレードを行いませんが、この時間帯では、前日の高安値や終値(NY市場のクローズ)が意識されることが多いので、これを基準にトレードを組み立てると良いかもしれません。
仲値決め(9:55)
その日の為替両替レートが決まる時刻のことです。
この9:55に向けてドル高(米ドルが買われる)傾向があります。
特に、ゴトー日(5・15・20・25日・月末)は、貿易会社の締め日がある為、その傾向が強いといわれています。
この特性を利用したトレード手法もあるようなので、検証してみる価値はあるかもしれません。
昼休憩(11:30)
11:30になると東証が昼休みに入る為、一旦ポジションを決済する傾向が出やすく、これ以降はロンドン市場開始時刻まで動かなくなります。
東京時間からトレードをする方は、この時間帯から食事や用事を済ませるようにしましょう。
ロンドン(欧州)市場
16:00にフランス・イギリス・ドイツの株式市場が開場し、ロンドン(欧州)市場がスタートします。
東京市場高値安値の試し(15:00〜16:00)
東京市場でのレンジブレイクも、15:00〜16:00の時刻帯が多いです。
この時間帯で、最も注意すべき事は、ロンドン勢による仕掛けです。
彼らには10ピプス〜20ピプスのレートを動かす力(財力)があると考えられます。
彼らは東京時間の高値安値に溜まったストップオーダーを粉砕して、そこから新たな流れをつくるなんてことを仕掛けてきます。
東京時間でポジションを保有していたら、16:00になって、いきなり高値や安値を割られて逆指値で損切りになり、その直後にバイーンとブレイクをなかった事にしてしまう、今までなかったでしょうか…
昼休憩(18:00〜19:00)
ロンドン市場の昼休みになるので、それまでの流れが一旦止まって値動きが小さくなります。
ロンドンフィクス(0:00)
日本であたる仲値決めのことで、様々な思惑が働く事で、値動きが激しくなり、大口の売買注文が入りやすい時間帯となります。
ニューヨーク市場
欧州と米国の市場参加が重なり、その日の流動性がMAXになる時間帯です。
方向感があれば、大きなリターンが狙えますが、そうでなければ、乱高下する値動きに翻弄されるリスクもあります。
米国経済指標が21:00、23:00頃にあるので、重要指標発表前にはポジションを持たないようにしましょう。
特に、米国雇用統計とイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言には大きな注目が集まります。
2:00を過ぎればロンドン市場もクローズして、値動きも小さくなりますが、最近は、その時間帯を狙って動き出すことがたまあります。
夏時間と冬時間
米国における夏時間は、3月第2日曜日午前2時〜11月第1日曜日午前2時
米国における冬時間は、11月第1日曜日午前2時〜3月第2日曜日午前2時
冬時間になるとロンドンとニューヨーク市場のスケジュールが1時間繰り下げされます。日足が新足になるのは、日本時間7:00になるので注意してください。
対照表
企業投資家や大口トレーダーの行動を実際に見たわけではないので、今回の解釈は、あくまで想像の範疇ではあります。
しかし、彼らにしても、どうすれば利益を効率的に最大化できるかを考えて行動しているはずです。
最近では、個人投資家の割合がふえて、一説にはマーケット全体の30%ともいわれています。彼らが、多少レートを動かせたとしても、個人投資家が仕掛けた方向へついてきてもらわなければ利益を最大化できません。
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