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研究者や技術者の人気が高まっています。
その影響で、全国の科学館も混雑しているそうです。
科学実験教室は人気のようです。
模型教室やロボット教室も参加者が多いそうです。
科学への関心度は高まっています。
それに比べ、同じモノ作り教室でも
「カルタづくり講座」の人気は今一つのようです?
8月1・2日、渋谷区のふれあい植物センターで実施した
「植物カルタづくり」の参加者は小学生の親子5組でした。
制作する作業が大変といった印象もあって
子供たちから敬遠されたのでしょうか?
それとも、2日間というスケジュールが
ご両親にとって負担だったのでしょうか?
「カルタ制作」には、模型作りのような
「モノづくり」と決定的に違う点があります。
それは、言葉をテーマにした「モノづくり学習」という点です。
「考える作業」は、「言葉」で行います。
モノの新しいアイデア・企画は、「言葉」から生まれます。
コンセプトを表現するのも「言葉」です。
「モノを企画する=言葉で考える」といった
「創造する=言葉の組み合わせを変える」の学習ができます。
そして、最後に「モノとしてのカルタ」が完成します。
今回のカルタ制作教室も
「言葉によるモノづくり教室」と位置付けていました。
参加された親子は、全員が非常に真剣でした。
花の名前と写真、特徴などの解説が2時間ぐらい続きましたが
誰も集中力を切らすことがありませんでした。
花の特徴の解説を聞いたあとで
自分用読札の文章を作っていきます。
解説文を2時間かけて50枚の読札にする子がいました。
植物図鑑を調べながら、独自の文章を作る子供がいました。
読札の文章を「5・7・5」にまとめる子がいました。
取り札は、花の写真をラベルに印刷し
それを無地の札に貼り付けていきます。
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優秀な子供たちばかりだったのか
2日間で全員が自分のカルタを制作できました。
夏休みの自由研究の作品として
恥ずかしくないレベルに仕上がっています。
子供達も、完成したカルタを手にモノづくりをした
満足感のある表情をしていました。
「カルタ制作学習」は、言葉による考える学習として
有効という印象を改めて感じました。
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