海外版のアップデート情報が公開されました。
MV Wednesday Updates Part 4
http://steamcommunity.com/games/363890/announcements/detail/94938039642773312
【意訳】
■不具合関連のFAQ
1.MVゲーム起動時にActors.jsonのエラーが発生する
利用しているブラウザがローカルファイルへアクセスを許可されていないために発生しているエラー。
解決策
・ブラウザfirefoxを利用する
・次のガイドを見て自己解決するか、Chromeのサポートに相談する
http://www.chrome-allow-file-access-from-file.com/
2.コアエンジンのバグ修正はいつ頃行われるのか？
どの問題のことを指しているかにもよる。
※管理人の補足※
過去にもバグ修正は提供している
参考:過去の修正内容
2015/11/26 アップデート情報
https://fanblogs.jp/tabirpglab/archive/216/0
※補足ここまで※
もし、遅延発生の問題が発生しているのなら、環境調査用にCPU-Z.htmlファイルを提供してほしい。
■CPU-Z.htmlファイルの採取手順
【原文】
Debugging Reports
http://steamcommunity.com/games/363890/announcements/detail/94933133416859032
【意訳】
1)調査ツールCPU-Zをダウンロードする。
http://www.cpuid.com/softwares/cpu-z.html
2)CPU-Zをインストールする。
ツクールで問題を再現させた状態で、CPU-Zを実行する。
3)CPU-Zから調査用ファイルを出力する。
Go to Tools > Export as HTML
4)調査用ファイルを次のアドレスに送る。
mailto:rmlunaengine@gmail.com
・資料を送る前に、動作スペックを満たしているかは確認してほしい。
・今まで送られてきた資料のほとんどが、動作スペックを満たしていない環境によるものであった。
※管理人の補足※
■動作環境：
OS：Windows 7/8/8.1/10 (32bit/64bit) または Mac OS X 10.10以降
CPU：Intel Core2 Duo相当以上
メモリー：2GB以上
HDD：空き容量2GB以上
グラフィックカード：OpenGLに対応したもの
ディスプレイ：解像度1280×768以上
ディスクドライブ：DVD-ROMに対応したもの
※ダウンロード版の場合は不要
ネットワーク認証を行なう際に、インターネット接続環境が必要です。
※補足ここまで※
3.最新のアップデートを適用以降、新規プロジェクトを開くことができなくなった
私達の提供する修正は、exeファイルに影響を与えない。もしそのような状況なら、初期バージョンに戻してどうか。
※管理人補足※
Steamのライブラリから、RPGMaker MVを右クリック→プロパティ→ベータタブからバージョンを戻すことが可能。
バージョンを戻しただけでは、バグも解消される前に戻るので、次のようなことをした方が良いでしょう。
・エディタが起動できる場合、プラグインの切り分け
(プラグインをすべてoffにして大丈夫なら、一つずつプラグインをonにして、何が影響しているか調べる)
・プロジェクトをバックアップした上で、ツクールMVを再インストール
※補足ここまで※
4.ツクールMVのエディタとサウンドの不具合について
修正はKisaiTenshi氏により提供予定。
ツクールMVのエディタはGoogleChromeの一部機能を利用している(テストプレイ時も)。原因特定は難しいが、次のいずれかの状態に陥っていることが考えられる。
(1)GPU accelerated modeになっている
(2)非効率なrendering pathにレベルダウンしている
一般的にツクールMVエディタの動作遅延は、ゲームクライアント(テストプレイ中の別ウインドウ)に関係している。疑わしいのは、ゲームクライアントがエディタと異なる処理をしている時などが考えられる。
一般的にユーザーのPC環境による遅延原因としては、GPUがWebGL/Open GL ES2.0をサポートされていないことが考えられる。
※管理人補足 ここから
2009年、2010年頃のメインボード、グラフィックカードを搭載していて、遅延症状が発生する場合は、グラフィックドライバのアップデートがないか探し、適用してみてどうかだと思います。内部処理のくだりについて、技術的に興味のある方は、英語の原文をご覧ください。
※管理人補足 ここまで※
オーディオの遅延については、PassMarkというベンチマークスコア800未満のシングルスレッドCPU、500未満のGPUの構成で発生する(=PC環境のスペック不足)。
チェックしたいなら、PassMarkのサイトを確認してください。
PassMark 日本語サイト
http://www.passmark.com/japanese/
またユーザーの報告によると、システムの一般的な混合レートで動作していないことが挙げられた。
おそらく次の条件でCPU負荷が増大しているものと思われる。
(1)Chromiumが48Khz、16ビットオーディオでミキシングをすること
(2)ユーザーがシステムに24ビットオーディオを192Khzに設定させて6fold時
報告元ののユーザーはハイエンドスペックのシステム環境だった。またフォーラムの何人かのユーザーが、USBオーディオ機器を使っていると報告しているが、USBオーディオはより高いCPUスペックも必要とする。どちらの場合でも、これらはMVがコントロールできるもの。ユーザーから提供されたデータによると、高いサンプリングレートでそれらのサウンドカードを動かし、ログファイルに警告が記録されている。これは、ソフトウェアが、再サンプリングすることを強制されていることを示している。16ビット／48000の固定されたアウトプットを仮定する傾向があるので私もこの種類の問題を見たのは、はじめてではない。
一般的にオーディオの遅延は、次の条件でも発生する。
(1)CPUのスペック不足によるもので、60FPSでゲームを動作できないとき
(2)ディスクストレージの速度が遅いとき
WebAudioについての問題は、ストリーミングで短いオーディオを繰り返す場合は違うロードメカニズム（MediaElementAudioSourceNode）が使われるべきであると議論された。
詳細については、こちらの記事を参照して下さい。
Any solution for the music delays?
https://steamcommunity.com/linkfilter/?url=http://forums.rpgmakerweb.com/index.php?/topic/51186-any-solution-for-the-music-delays
改善手段については、アイデアがあるけれど、ツクールMV日本版のリリースタイミングでもあるため、時間を下さい。
5.Mac版のスタンドアローン起動について
取り組み中だけれども、DRMでトラブルになっている。
■素材の追加
・過去のツクールRTPから、キャラクタージェネレーター素材を追加
・VXAceからアーネスト
・プラグイン「Invert Target by Yami 」
同じスキルを持つ敵とアクターをターゲットにできるプラグイン。
YEP battle engine coreと互換性あり。
・フロントビュー用、兵士のバトラー素材
「Soldier Battlers by Marimo」
■素材のダウンロード先：
https://steamcommunity.com/linkfilter/?url=https://dl.dropboxusercontent.com/u/17078211/RPG%20Maker%20MV%20Updates%20Part%204.rar
■提供される素材について
KADOKAWA製品であれば、利用可能。
(ウディタのような他製品での利用禁止、と読み取れる。他に制約の文言はなし)
【原文】
Everything we provided is free for commercial for KADOKAWA released engines only!
