株主総会は初めての出席であり、けっこう緊張しましたが、こわもての総会屋さんもいないし、敵対的買収を仕掛けるグリーンメーラーもいなかったようです(笑)。
総会自体の進行もスムーズでしたし、かといって俗に言うシャンシャン総会でもなく、株主のきつい質問（経営、事業内容、新任の取締役の資質についてなど）にも丁寧に社長が回答していたのには好感がもてました。
あと細かいことですが、サラリーマンにとっては日曜日の開催という、会社側の配慮もありがたいです。

さて、買収防衛策の導入についてですが、やはりそれについて質問は出たものの、やはり賛成圧倒的多数で可決されました。社長は将来１５万人の株主サポーターを目指したいが、それまでには時間がかかるので、安定した経営を行うためにも脇を固めるという目的で買収防衛策を導入すると発言していました。

正直なところ、私はその回答でも買収防衛策の導入には反対です。１５万人の株主サポーターを目指すなら、全世界から投資家を集める必要があるでしょう。その場合、買収防衛策は経営陣の保身としか見られないと思います。すでに日本ではそういう会社が出ているわけですし、国もそれを認めてしまいました。脇を固めるなら、経営基盤をもっと磐石なものにして欲しいなと思います。

ところで、株主というと年配の男性というイメージありませんか？実は私はそう感じていましたが、３０代とみられる家族連れなども見られました。毎年来ているのでしょうか？
株主総会の後は会社見学も用意されていて、係りの方が非常に丁寧に対応されていました。
この会社見学については、私の別ブログで取り上げています。興味のある方はこちらもぜひ読んでみてください。

この会社は世界でも珍しい気象情報サービスを提供しており、地球温暖化や地震災害など、それらの情報を早く的確に提供するビジネスモデルは前から注目していました。こういうサービスは景気のトレンドに左右されにくいのではないでしょうか？
これからも軸足のぶれない、ちゃんと株主に向き合った経営をしていって欲しいと思います。

イベントや食事会の株主総会もいいですけど、こういう会社（株主総会）がもっと増えて欲しいなあと感じました。そうなれば投資ももっと楽しくなるでしょうね。

余談

記念品はキティちゃんの扇風機。でもこんなに大きいものはいらないよう。
まあ、せっかくなので家のペットが使っています。ｗ

【広告】
ハローキティ ダイカット扇風機 ブルー




宇宙から見た地球がヴィジュアルでわかる地球儀




まるで宇宙に浮かぶ衛星
オブジェなのに実用的な温・湿・気圧計
ドイツ　ビルボアBIRBOR社　ウェザーサテライトステーション