【人見知りママ】人見知りさんがママになったら

Yahoo!のニュース特集ママ起業」ブームの陰で「期待外れ」の起業セミナーを読んだ。


「起業セミナー」へ行けばいいってもんじゃないよなあ、、と思っていたのと、


「ママ起業」という言葉だけが独り歩きしている印象を前から抱いていた。


私も一応は「起業」はしている。個人事業主だけど、、10年以上になるか。
単に、技術職で個人で管理したかったのと、
青色申告したかったというのがあり、「税金対策」として、
結果的に「個人事業主」という選択になったので、
「起業家ママ」といった言葉から連想されるような
すてきなキャリアウーマン的なママといった印象からだいぶかけ離れている私。

起業した私がたまたま結婚して子供産んだという流れだからなあ。

一旦、個人事業主として開業届出すと、、
そう、これは資本金がいらない。私が開業した時は２，３枚紙を出しただけかな、
そんなに記入項目なかったし、、、

それだけで青色申告控除の恩恵が受けれる。
税金対策だ。

閉業届を出せば閉業できるらしいが、
そのタイミングも特にないので、途中、ほとんど収入がない年もあったが、
開業状態のママ今に至る。

なので、何かのタイミングでママさんに
「自分は個人事業主になって15年は過ぎた」みたいな正直に発言したら、
ガラリと態度が変わったことがあり、
しかも、私をやたら紹介したがるんだ。
「このぴいぴいさんね、事業主になって15年以上たつんだって、〇〇の分野のプロよ！」
と、そういう人物と知り合いなのが誇らしい、という感じで。


さて、うちの周囲で、「ママ起業家セミナー」みたいなお知らせを見かける機会が増えている。
すでに起業状態だけど、参加したら仕事に何かメリットあるのかな？
とか思って、目を通してみたけど、
たまたま見かけたのは、セミナー出身で頑張っているママさんの顔写真が数枚並んで、
そのママさんたちには「〇〇講演会で〇〇人集客」　「〇〇の本出版！」
とずらりと華やかな経歴が書かれていた。

このセミナーへ行けば、私もこうなれる？

とは思わなかったけど、むしろ「いやいや、それは簡単じゃないよなー」と。


ああ、ダラダラな記事になってるなあ。


そうそう、冒頭のニュース特集に触れていたのが、SNSの活用。


FACEBOOKとかで互いに起業家仲間同士で「いいね！」を押し合う風潮が一部にあって、
またそういった仲間の中で、例えば「〇〇セラピスト」的な人がいたら、その人の講演会開いて、
自分の知り合いも参加させてその人からは講演代もらって、
FACEBOOKには「〇〇さんに来てもらい、講演会しました！有意義な一日でした！」
と、投稿する。

そして仲間がいいね！を押せば、

傍から見れば、講演会で活躍しているママさんと、いいね！を沢山押されているすごい人。
的な印象に見えなくもない。

10年くらい前かなあ、たまたま仕事で関わった先で、
「仕事の一環として、毎日この人たちのFACEBOOKにいいね！を押してください」
と言われたことがあったので、
ちょいと引いた。私は別の技術職で雇われた側だったので。

少したって分かったのが、その人が起業家セミナーを開いていて、その生徒さんたちだったのだ。
それがあったので、なんとも懐古的になっている

私はお金をむやみに取ることに罪悪感を感じるが、
その人はどう考えているんだろう、と興味を抱いたことがある。

その人の考え方なので、良い悪いじゃないけど、
「あえてお金を出させる、そうしないとその人はやる気ださない。本気で頑張れない。
だからお金を取ってるけど、私自身は皆が頑張ってくれればうれしいだけ」
らしい。
なるほど。だから罪悪感もない。皆が頑張れるきっかけを提供してくれているんだもの。


まとまりのない文章だが、
起業家ママセミナーでも良いセミナーもあるとは思うけど、
そのうちのいくつかは「起業家の夢を見させてくれるだけのセミナー」かもと疑ってもよいかもしれない。
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