目線をフォーカスしてしまうことによって
このままではいけない理由ばかりが
浮かび上がってきてしまうことになります。
ないものねだりをすることによって
自分にとって１つ嫌な側面が見えることによって
全てが否定されているように感じられてしまう。
自己肯定感を下げてしまうことになってしまいます。
自分にとって得意なところだけでやっていく、というのは
ある意味で勇気のいる決断かもしれません。
これでやっていけなくなったら、どうしよう。
もう少し手に職をつける方法を探り出していったほうが良いのではないか。
自分の持つ可能性を限定していくプロセスでは
逆に色気が出てしまうことで
得意分野の深掘りを止めてしまうかもしれません。
何か１つのところで突き抜けていきたいときに
足踏みさせてしまう要因の１つにあると思っています。
結果的に１つのことを掘り下げていくことが
そこに関連する他の知識や経験が必要となることもあります。
先にあれも、これも、と目移りすることから
色々な知識や経験を加えていったとしても
浅いところで点と点が繋がるので
生きた経験知として使えないものになってしまいます。
１つでも高い抽象度のテーマを考え続けていくことから
目の前で見えている、起こっている現実に対して
解釈を加えていくことが出来るからこそ
あなたの持つ仮説が力を持つことにもなる。
それが結果的にあなたのオリジナリティに
繋がるところも出てくるでしょう。
得意を突き詰めていくなかで
これまでに苦手だと思っていたことが
実はそうでもなかった、と気付くことも出てくるかもしれません。
まずは、いったん苦手となることを
手放す勇気を持つことから
自分の得意を生かす勇気を持つことが大切だと感じますね。
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