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聖人の日_セントデイビッドデーとは

 イギリス、と一口に言ってもその中身は主にイングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドという"国"に別れている。これは、日本が北海道、本州、四国、九州に地理的別れているということととは根本的に違う意味を持っている。

 それぞれに、人種、文化、歴史が違い、現在でも言葉や流通する紙幣が違う所もある。ウェールズもウェールズ語というこの地域でのみ通じる言語を持っている。一ポンドコインもそれぞれの国によって裏側のデザインが異なるという徹底ぶりだ。

 これらの違いはまた別に述べるとして、ここではそれぞれの国を守っている聖人(Nationalsaint)について述べたい。それぞれに聖人を祝う日が設定されている。

England Saint George 4月23日
Ireland Saint Patrick 3月17日(休日)
Wales Saint David 3月1日
Scotland Saint Andrew 11月30日

 こうやって見ると、スコットランドを除いて気候の良い春に集中しているのがわかる。イングランドの聖人はSaintPaulじゃなかったのですね。キリスト教とは直接関係ないのかも知れない。場所によってはさらにその地域の聖人が存在する場合もあるそうだ。

 アイルランド、北アイルランドともに3月17日は休日になるという気合の入りかただ。もちろん、ほかの国、イングランド、ウェールズ、スコットランドは休みでもなんでもない。この現象はイギリス内にとどまらない。アメリカ、ニュージャージーの知人によればニューヨークでもこの日はアイルランド人によって大々的なパレードが行われ、街中がアイルランドのナショナルカラー、緑一色に染められるそうだ。

 この例でもわかるように、それぞれの国では異なった休日(バンクホリデー)が設定されていて、ウェールズは今週は休みだけれど、イングランドは平常どおりといった現象が起こる。

 さて、我がウェールズのSt.DavidDay(セントデイビッドデー)であるが、この日は休みでこそないが、ウェールズ人は胸に国花である、ダフォデル(daffodil:らっぱすいせん)か、リーク(Leek:西洋ねぎ)のミニチュアをつけて学校や職場に行く。ウェールズに住んでいてもイングランド人はそんなことはしない。

イギリスのバレンタインデー

日本とイギリスでは、似ているけどどこか違っている風習は多い。
バレンタインデーの風習もその一つだ。
日本では、バレンタインデーといえば、女性から男性へチョコレートを渡すというのが定番だが、イギリスでは、男性の方から女性にプレゼントを贈る。
ばらの花束などを渡すのが一般的だ。
さらに違う点は、ホワイトデーがないこと。
日本人的「お返し」の発想から生み出されたホワイトデーはイギリスにはない。
イギリス人女性は、ばらの花束をもらうが、お返しをする必要はないのだ。

というわけで、バレンタインデー直前になると、イギリスでは男性が花屋の軒先でばらを買い求めることになる。
日本で、お店に並んだチョコレートの山を女性が品定めするような感じ。
日持ちするチョコレートと違って、バレンタインデー直前か、当日買わないといけない。
私は、仕事帰りの時間が遅かったので、街角の新聞店(ニュースエージェント)や、コンビニで買うことが多かった。

結婚している男性は、必ず奥さんに花を贈る。
カードには、「愛する妻へ。夫より」といったようなことを書く。

これが、未婚の男性になると、「愛するxxさんへ。ご存じより」という風に匿名で花を贈るのだ。
もらった女性は「誰からかしら」と思いをめぐらすことになる。
花束を受け取って、誰からだろう?ってどきどきする。
バレンタインデーは一度で二度楽しめるわけ。
一方、男性は買うのも渡すのも工夫が必要で、なかなか大変だ。

日本社会には義理チョコというものがあるが、イギリスの職場でも自薦、他薦を問わず”職場の華”には、ばらはともかくカードは渡す。

男性は、ひとことふたこと、気の利いたセリフをカードに書いて女性に渡す。
女性は、まるでクリスマスカードを並べるように、もらったバレンタインカードを机に並べる。

同性愛に寛容なイギリスでは、男性でもバレンタインデーにばらを受け取ることがあるそうだ(送り手、受け手とも男性)。
万一、そんなことになった場合、あなたにその気がなければ、自分の背後への注意を怠ってはいけない。

コミック・リリーフ(Comic Relief)イギリスのチャリティー団体

1985年から続くチャリティー団体。
一年おきに、3月の中旬ごろ、レッドノーズ・デーが開催される。
世界から貧困をなくそう、というチャリティー活動だ。
イギリス中のあちこちで、ピエロのような赤い鼻をつけた人たちが、会社や学校に行く。
この赤い鼻も、チャリティーの商品で、購入金額の一部がチャリティーに回る仕組み。
赤い羽根募金ならぬ、赤い鼻募金というわけ。
もちろん、現金の寄付も受け付けている。
現金のほうは、寄付した金額の全額が、世界中の貧困に苦しむ人たちに届けられる。
寄付金集めに必要な費用は、すべてスポンサー企業が負担する、というのがこのチャリティーのポリシーだ。
スポンサー企業も、その金額を立て替えることにより、間接的に寄付をしているというわけだ。
現在は、英国放送協会、BBCがスポンサー企業になっている。
赤い鼻は、「何か面白いことやって、募金活動に参加しよう」ということのシンボルらしい。(日本人には理解しにくいが)

クイッドとピー

イギリスにはへんてこな単位がたくさんある。日常的に最も使う頻度が高い現金も例外ではない。 How much is it? Ten quid. なんだ、そのクイッドって?クイッドは、1ポンドのこと。だいたい230円だ(2007年11月現在)。じゃあ、ポンドって言えばいいのにみんなクイッドを使う。ポンドの下の単位、ペニー(複数でペンス)もピー(p)としか呼ばない。Twenty pとかいう。 現金を正式名称で呼ばない国は多い。アメリカではdollarをbuckと呼ぶ。硬貨に到っては日常生活でそのまま金額を呼ぶことはまれで、penny, nickel, dime, quarterといったぐあい。 あまり有名ではないが、イギリスでも、硬貨に別名がある。職場に、ボブ・ターナーという人がいたが、彼の名前は昔の硬貨の別名そのままであった。bobは5ペンス(昔の1シリング=昔の12ペンス)、tannerは2.5ペンス(昔の0.5シリング=昔の6ペンス)で、名前と苗字を合わせて7.5ペンスになる。 イギリスやアメリカでは、通貨の別名を隠語として使う感覚だ。中国では書き言葉と話し言葉で分けていて、正式な呼び名"元"が、話し言葉では"塊"となる。中国の場合は、「お金=100%幸福」と、まったく後ろめたい気持ちが無いのだが、英米では現金のことを直接的に口にするのをはばかる傾向がある。 そう言う意味では、日本人はお金の値打ちには興味があっても、紙幣、硬貨などの通貨自体には、きわめてニュートラルな感覚を持っている、といえる。 {a8.net http://www.aeonshop.com/tpshop-bin/tpshop_link.pl?siteID=A8&lsurl=http://www.aeonshop.com/tpshop-bin/tpshop_top.pl?category_lid 02005 659868age_id 04 ategory_mid 031 ategory_sid 040 eqno 0163507 659868urchase 01} 英語上達の近道 忙しい人の5分間英語 イギリスウェールズ思い出し笑い

ガイフォークスナイト、ボンファイア

 11月5日はガイフォークスナイト、あるいはボンファイアといって、イギリスの記念日を祝う風習がある。  1605年のこの日、ガイフォークスという男が、英国の議会転覆を狙って、有名なビッグベンがあるウェストミンスター寺院を爆弾によって破壊しようとした。11月5日が爆破する予定日だったのだが、直前にガイフォークスはつかまり、事なきを得た。  毎年11月5日前後の週末、イギリス中の大きな公園、お城などで、大きなかがり火がたかれ、花火が打ち上げられる。イギリスでは花火を打ち上げることが禁止されているのだが、この日だけは打ち上げても良い、ということになっている。日本人には馴染みにくいが、冬の花火大会といったところだ。かがり火のことをボンファイアという。本来は、ガイフォークスを象った人形に火をつけるのだそうだ。  私たち家族がウェールズに住んでいたとき、家の近くのCaerphilly城に、この花火大会を見に行った。堀の周りには、簡易遊園地ができ、露天が並びなかなかにぎやかだ。花火とレーザービーム、そして音楽による演出はなかなか迫力がある。  さて、このガイフォークスなる人物、400年経っても毎年火をつけられるぐらいだから、相当の極悪人かと思ってウェールズ人に聞いたところ、そうだという人もいれば、いやそれほど悪くもないんだという人もいる。不思議に思ってさらに聞くと、「だってガイフォークスは(ウェールズを無理やり併合した)イングランドの議会を攻撃しようとしたんだぜ」
Caerphilly城を背景に打ち上げられる花火 {a8.net http://listen.jp/store/album_pccy30019.htm}
   
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