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英国スピード社水着の技術

 2008年の北京オリンピックを目前に、英国スピード社の水着を着た選手が、次々に好タイムを出している。果たして日本選手がオリンピックにこの水着を着て出場するのかどうか、注目されているところだ。

 産業革命の大躍進以後、もうひとつ表舞台に出てこない英国の技術革新だが、ナノテクノロジーなどの先端技術に対しては、継続的に投資を続けている。社名はいえないが、ある日本の精密機械メーカーの最大のお得意先のひとつが英国企業だ。そういうことでは、今回の騒動になっているハイテク水着も、一部に日本の精密技術が使われていても不思議ではない。実のところ、スピード社のサイトで「スピード社レーザーレーサー、80年の歴史と技術革新」という紹介ビデオの冒頭に、”TOKYO”の文字と日本語のナレーションが流れるほどである。

 さて、NASAの技術を使っています、などと紹介されている同社の技術だが、同社サイトの説明によると、NASAでは特に表面抵抗値を測定したようだ。もっとも精密に、抵抗を測定する技術がNASAにあるというのが理由だ。ほかにも、ニュージーランド、オーストラリアなどの研究機関が開発に携わっている(元英国領で研究をまとめているのもすごい)。

 今年の4月には各国のジャーナリストたちを呼んで、「ジャーナリスト自らスピード社のLZR Racer(レーザー・レーサー)水着を着て泳ぐ」体験会を、スピード社の開発チーム、Aqualabの主催で行っている。各国のジャーナリストの言葉では、「水に飛び込んだとき、自動的に水の中を進んでいく感覚」「体が自然に水平になり、揺れない」「氷の上をスライドして進んでいる気分だ」「スキーで直滑降をしているようだ」などの声が聞こえる。どうやら、水の抵抗が少ないです、などというレベルではなく、あたかも水のトンネルを自動操縦で進んでいるような気分になるらしい。水泳では素人のジャーナリストがこのように言うのだから、トップアスリートたちは、もっと強烈にこの優位性を感じているに違いないのだ。
 1910年、移民してきたスコットランド人がオーストラリアで設立した同社。もとは下着メーカーだったのだが、水泳人気の高まりとともに、水着の開発を始めた。戦前にはすでにその技術レベルは群を抜いていて、軍事産業としても躍進した。戦後はビキニ水着を開発したが、当時はまだ肌を露出する水着は受け入れられておらず、ご当地、オーストラリアの監視員から「ツーピース水着は禁止」とされた、という逸話も残る。

 今回のレーザーレーサーは、単に表面の抵抗を減らしただけではなく、スイマーの肉体を「コルセットのように」包み、水の抵抗を極限まで小さくしている。糸は使わず、超音波溶着で縫合されている。かっこいいほうがスイマーの士気も上がると、デザインは日本の高級ブランド、コム・デ・ギャルソンと共同開発している。水の抵抗を下げる「レーザー・パネル」を、胸や太ももの部分に配置するなど、もはや水着の域を超えた、機動戦士ガンダムのモビルスーツ並みの装備だ。

 シドニーオリンピックで話題になった「鮫肌水着」問題。水の抵抗を3パーセント抑えるというハイテク水着を着て、次々にワールドレコードを塗り替えていく選手がいる一方で、本来、実力では勝利確実といわれながらもハイテク水着を着ない選択をした選手もいた。「ボディースーツ型の水着はギミックだ。あたかも水着が選手を作っているように思わせているだけだ」。ロシアのポポフ選手は、普通の水着で泳ぎ、タッチの差で2位に甘んじたが、今でも伝説のスイマーとたたえられている。

{a8.net http://shoppingfeed.jp/waterman.fv/item_page.cgi?ITEM_NO=83OC503J}

スピード社レーザーレーサーの公式サイト

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