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posted by fanblog

2017年01月01日

【紹介した作品の新刊発売情報】最後のレストラン 第9巻 他4作品

2017年酉(とり)年。
新年あけましておめでとうございます。
本年も「ハネ吉のマンガ生活〜おすすめマンガ感想紹介〜」宜しくお願い致します。m(_ _)m


2017年1月2日〜1月8日発売予定の新刊。
このブログで紹介した作品や関連作品の新刊情報と、試し読みした作品の感想。


能面女子の花子さん(2) (KCx)

能面女子の花子さん 第2巻 2017年1月6日発売

能面女子の花子さんの過去記事はこちら



甘々と稲妻 第8巻 2017年1月7日発売

甘々と稲妻の過去記事はこちら



最後のレストラン 第9巻 2017年1月7日発売

最後のレストランの過去記事はこちら


試し読みをして気になった作品もふたつ紹介します。



BEASTARS 第01巻
著者:板垣巴留
掲載:少年チャンピオン・コミックス
2017年1月6日発売


肉食獣と草食獣が共存するという矛盾を孕んでいる異世界。
ある日の晩、オスアルパカのテムが何者かに襲われ、学園の教室で遺体となって発見される。警察は肉食獣による犯行の可能性があると述べ、学園内では肉食獣と草食獣の間に不和が広まりつつあった。テムの友人で同じ演劇部に所属しているハイイロオオカミのレゴシは、部活動中異様な様子を見せ、周囲の者たちの中には彼を怪しむ者まで現れていた。放課後、メスアンゴラヒツジのテルスが忘れ物をとりに稽古場へ戻ると、そこにレゴシが現れ、自分もテムと同じように襲われると覚悟したのだが、実は彼にそんなつもりは毛頭なく・・・。

人間が存在しない動物たちだけが暮らす異世界を舞台に、ハイイロオオカミのレゴシが多くの動物たちと交流していく青春動物群像劇。
著者の苗字「板垣」を見てバキシリーズの「板垣恵介」さんを思い浮かべたんですが、名前は異なっていたため関係ない別人かと思いつつも一応調べてみたら娘さんでした。デビューしたばかりの新人のようです。親子といっても画風や内容は全く違いますね。

世界観は上述で述べているように、私たちのような人間は存在せず、二足歩行の肉食獣と草食獣が共存している世界です。本来は食物連鎖の関係上食う食われるの立場にあることから、相容れない両者であるにもかかわらず、本作では肉食動物が草食動物を襲うことは厳しく取り締まられているようです。

主人公のレゴシはハイイロオオカミのオス。イヌ科最大の動物であることから彼自身も大柄です。オオカミは賢く狡猾な恐ろしい動物というイメージを持っていましたが、レゴシに関しては繊細な心と掴みどころのない性格の持ち主でした。少し挙動に不信なところがあるため、周囲からいろいろ誤解を招いてしまうタイプですね。

アルパカのテムを殺したのは学園の誰なのかというミステリーと、レゴシが他の動物たちと繰り広げる学園での日常風景を描いた作品だと思います。違いから生まれる誤解、衝突などのトラブルも深く絡んできそうですね。

擬人化された動物たちはどこか人間くさくもあり、彼らの姿を通して人間の本質や現実社会の問題点などを指摘しているようにも思われ、異世界ファンタジーの様相を帯びていながらリアリティを感じる内容になってます。
草食獣と肉食獣、互いに一応の共存を成してはいるものの、1つの事件が起こっただけで亀裂が生じているあたり、元々の本能や理性は意志の力でなんとか抑え込んでいるのかもしれません。制度や法律なんかで体裁をとってはいても、心の葛藤までは消えるものではなく、無理に解決しようとすると新たな問題が生じる可能性を秘めているというとを示唆しているのかもしれませんね。
キャラクターや出来事を人間に置き換えて読んでみるのも面白そうです。

奥深い世界観、独特なタッチで描かれた絵と引き込まれるストーリー、新人とは思えない期待を持てる内容でした。

試し読みは秋田書店さんの公式サイトで1話を配信しています。(こちら)




永遠の一手ー2030年、コンピューター将棋に挑むー 上巻、下巻
著者:伊藤智義
掲載:少年チャンピオン・コミックス・エクストラ
2017年1月6日発売


2020年、東京でオリンピックが開催された同じ時期、別の場所では頭脳による極限の戦いが繰り広げられようとしていた。場所は将棋会館、史上最強とも称される名人・羽内将史に相対するは、人間のプロ棋士ではなく、コンピューター将棋の頂点に立つ「彗星」。
コンピューター将棋は目覚しい進化を遂げ、数多のソフトがしのぎを削る時代へと突入していた。そんな中、その名の通り「彗星」のごとく現れた無名のソフトは常連のソフトをことごとく打ち破り、コンピューター将棋界の頂点へと躍り出た。
そして、ついに実現した名人位に座するプロ棋士とコンピューター将棋界頂点のソフトとの世紀の対局。彗星の開発者を含め、誰もが名人の勝利を疑わなかった対局に訪れた衝撃の結末。この1局をさかいに、将棋界は大きく変貌を遂げることになる。

プロ将棋界トップとコンピューター将棋界トップとの対局の結果により、大きな変貌を遂げていく将棋界の姿を描いた物語。
どういう展開で物語が進んでいくのか気になります。予想するとしたら、人が再び将棋ソフトに挑む流れですかね。あるいはコンピューターとプロ棋士との間に何かしらの協力関係が築かれ、これまでにない将棋の姿を描くという展開もありそう。

詳しくない人でも分かりやすく、プロ棋士と将棋ソフトの現在の情勢も語られています。ここ数年なんとか踏みとどまってはいるものの、プロ棋士が劣勢という状況に変わりはなく、そお遠くない近い将来にこの1話のような場面を目にするかもしれませんね。進化は素晴らしくもあるけど、人間が完全に敗北する姿を見たくはないという気持ちも強くあります。

キャラに色気がありますね。1話で登場した棋士やプログラマー、最後少しだけ出てきた少女、皆魅力的に描かれており、2話以降どう絡んでくるのか楽しみです。
導入として1話が良い掴みだったので続きを読みたいと思わせてくれました。

試し読みは秋田書店さんの公式サイトで1話を配信しています。(こちら)

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ハネ吉
とにかく漫画が大好きです。愛してるといっても過言ではありません。どんなジャンルにも手を出しますね。正直、文章力にはあまり自信はありませんが、なるべくうまく伝えられるようにがんばります。ちょっとだけでも読んでもらえたらうれしいです。 ちなみに、甘い物とネコも大好きです。
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