2018年10月26日
正中線を突く必要性について( 'ω')?
うぅ、背筋が痛いです。
どうも、アラフォー空手家のかつおです。
週末の稽古にて、相変わらずトータルで6時間程度の稽古を行いました。
長めのインターバルが随所にありながらも、最近は昇段審査に向けて、基本をみっちりと稽古している感じです。
さて、背筋が痛いという冒頭の悲鳴とも関係してくるかもしれませんが、これ、おそらく「突き」の反動からきているのではないかと推察しています。
最近は、基本の突き動作を「全力で行う」というテーマで稽古しているのですが、突きのスピードと威力が上がっているのか、はたまた身体が老化してきているのか、立て続けに肩と背筋(肩甲骨の少し下の脇腹付近)に痛みが走るようになってしまいました。
これまでが手を抜いていたわけではない(と思っている)のですが、MESE的に考えれば、痛みの原因としては
・突きの威力が上がった
・筋骨の耐久力が落ちた
・これまでが手を抜いていた
・稽古量が過剰
が考えられます。一つか複数かは分かりませんが、稽古のたびにこんなんでは効率が悪すぎます。
で、本題なのですが、この基本の正拳突きにおいて、一般的に始動される内容としては、「自分の正中線に向かって突く」ということを指導されることが多いのではないかと思います。
狙う高さは「上段」「段中」または「水月(鳩尾)」という違いはあるにせよ、自分の正中線上み向かって突きを放ちます。
ここで疑問が湧いたのですが(今更かい!という突込みは受け付けておりません)、「自分の正中線の延長線上に、相手の正中線があるとは限らなくない?」ということです。
※ここでいう延長線とは、正中線から身体の真正面に伸びる線上のことを言うてます。
いや、むしろ、そのようなタイミングは稀で、動く相手に攻撃の瞬間だけ合わせるという形になるでしょう。
さらに言えば、自分の正中線の延長線上が、果たして本当に「一番力が入る」「一番威力が出る」「一番最短距離」なのかと問われれば、諸説ありましょうが、かつお的にはNoです。
巻藁稽古や、沖縄空手のセーサンの型にみられるように、正拳突きで一番理想的な拳の位置は「肩の真正面」であろうかと思います。
引手を取ろうが取るまいが、引手の位置が帯高だろうが脇の下だろうが、腕は肩甲骨から伸びているからです。
最後のインパクトの時の身体との位置関係が重要なのであって、動き出しの場所はまた別要素だからです。
何より、一番大切なのは「自分の狙った箇所を正確に捉えられること」だと思うので、この「自分の正中線の延長線上を突く」ということの絶対的正義についてあえて疑問を差しはさんでみることも有意義なのではないかと思った次第であります。
では何故、定位置での基本稽古の際は「自分の正中線の延長線上を突く」という風に指導されているのか。
おそらくですが、「初心者にとって、三次元空間における仮想の対象物を意識しやすい」ということが一番のアドバンテージかと思います。
なので、「狙った箇所を正確に捉えるための手始め」としては大変に有用です。
また、脇〜背筋を締めた正拳突きを放つにも、この正中線の延長線上を狙うというのは理にかなっているとなると、どうやら定位置の基本稽古の際は、やはりこの「自分の正中線の延長線上を突く」という方法で指導されることが、空手の基本的な動きを身につけるのには最適なのかもしれません。
ただ、あまりに形に拘るあまり、もしかしたら自分の持つ本来の突きの威力を出せていないかもしれないというのも、おかしなことだと思います。
こんな天邪鬼なブログを読んでくださっている方にあっては、いらぬアドバイスかもしれませんが、たまにはいつもと違う意識で基本動作を稽古してみると、色々と発見があって楽しいですよ。
というとりとめのないお話でありました。
あくまでソースのない、未熟者かつおの思いつき程度の内容ですので、もし違う角度からのご指摘等あれば、ぜひぜひコメント欄にお寄せくださいませ。
_____________________
ブログランキングに参加中です。
お陰様で、ランキング10位以内を常にキープして運営出来ております。
忌憚のないご意見、ご感想をお待ちしております。今後、より有意義なブログ運営を行なっていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
ポチッとして頂けると励みになります♪
バンバン(ノシ 'ω')ノシ
ブロトピ:ブログ更新しました
ブロトピ:ブログ更新通知をどうぞ!
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/8225449
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック