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SEという仕事 その1

このブログを読んでくださっているみなさん、こんにちは。「よそじSE」でございます。

「どうか気長にお付き合いください。」と宣言しながら、出来れば早め早めにブログをアップしたいなと考えてはいるのですが、今、色々チャレンジしていることのバックログが溜まってまして、案の定3日も開いてしまいました。どうもスミマセン。
ここで敢えてうつのNGワードを吐いておきます。「頑張ります!

では、参りましょう。前回SEを志した訳までお話しました。

専門学校を卒業した私は、とあるベンダー系ソフトウェアハウスに就職のために上京しました。世は1990年代に入りバブル景気まっさかり。売り手市場で就職活動にはまったく困りませんでした。
私はまだ新入社員でしたのでバブル景気の恩恵はあまり受けることが出来ませんでしたが、覚えているのは、先輩と飲みに行った帰りにタクシーを捕まえるのが新入社員の私の仕事でしたが、手を上げてもタクシーが全然捕まらずアッチコッチと走り回った事です。当時はタクシー側が客を選べる状態で、(例えワンメーターの距離でも)1万円札を手に持ってヒラヒラさせないと止まってくれなかった、という都市伝説があったくらいです。
今では手を一本あげたら3台のタクシーが争うように同時に止まった、というあながち嘘とも言えなさそうな状況ですから、バブル景気は本当に異常な感覚でした。

仕事の方はと言うと、90年初頭のIT技術業界はまだ大型汎用機が幅を利かせており、
COBOL/FORTRANでのプログラミングが中心でした。
最初に配属された部署ではFORTRAN文化が根強く、配属時たまたま新しく導入するシステムがCOBOLも30%程度使用しようという方針になっており、先輩方がCOBOL初心者で戸惑っておられる中、学生時代からCOBOLにも親しんでいた新人の私は、「あいつCOBOL出来るらしいでぇ」と先輩たちの間で瞬く間に噂になり、あっちこっちのお手伝いに駆り出され大変重宝されていました。
3年目くらいになるとリーダ補佐ぐらいになり、5年目くらいには本当のリーダは形だけで「実質リーダ」を任せていただき、順調にステップアップしました。

ちょうど世間でWindows95が発売された頃、「もうこれからはPCの時代だ。ホストはレガシー化していく。俺もPCの仕事がしたい!Windowsのスキルアップをしたい!」と上司に直談判し、ちょうどプロジェクトの切れ目に当たる幸運もあり、Windowsでの開発を扱う部署に異動させてもらいました。
最初はVisualBasic、その後Delphi(当時Delphiはいち早くオブジェクト指向を取り込んだ画期的な言語でした。Pascalベースだと言うのも言語体系がスッキリしていてBasicに比べたら開発効率が良く、実行スピードも速いので大好きでした。Borlandのゴタゴタで見放され、今では見る影もありません。残念です。)をベースにしたWindowsアプリケーションの開発に従事し、少人数プロジェクトのリーダを任されたりしていました。
この頃、私は日本各地を飛び回り地方の小さなお客様にSEサービスするという貴重な経験を積ませてもらいました。

SEという仕事は、かつて3K(きつい、きたない、危険)などと呼ばれており、長時間労働の代名詞のような仕事でした。今でもそうかもしれません。
私も月200時間ぐらい働いていた事もありましたし、徹夜徹夜が連続する事もありました。
残業代が月の基本給を超えてしまう、というおかしな現象になったことも何度もあります。
そんな中でも、私はタフに仕事をこなしてこれました。まだ若かったから、というのもあるかもしれません。

SEという仕事がどういうものか、他の業界や一般の方だとよく分からないと聞きます。
私の両親の世代ですと、「どうせパソコンの前で一日中座ってんだろ?けっ!そんな仕事よくやってられんな!」ぐらいの認識しかありません。見えない「システム」を設計するという概念が理解できないようです。また、パソコンのハードウェアそのものを設計してるんだろ?という意味のことも言われました。ソフトウェアの概念がどうしても理解できないので、説明にいつも苦労します。

ところ「ブラック企業に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない」という2ch発のお話があり、映画化もされましたが、あのお話は中小ソフトウェアにはじめて勤めた元ニートだった青年が奮闘し、個性豊かな周りの人たちと色々関わりあいながら仕事を成功させていくストーリーです。多少誇張はあるもののIT業界の方なら「あるある」と思える内容ですので、SEという仕事(と言っても描かれてる仕事内容は少しプログラマ寄りなお仕事のようです。)がどういうものか興味がある方や、家族親戚に説明する必要のある方は、一度ご覧になる事をおすすめします。


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