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短時間の出勤

このブログを読んでくださっているみなさん、こんにちは。「よそじSE」でございます。
どんどん続けます。


2/7(火)朝になりました。
8:00頃ベットから起き上がり、椅子に座ると、もうそこから動けません。
立ち上がろうとすると、動悸が激しくなります。

そこから、何をしていたのか、あまり覚えていません。
多分、ただひたすら、ボーっとしていたのだと思います。
会社にちょっとだけでもいいから行かないと、と思っても体が動きません。

15:00になり意を決して会社に行く事にしました。
家を出て歩き出すと、また足が前に出ない、まるで足に錘がついているような上体でした。
なんとか気力を振り絞って電車に乗り、会社の最寄り駅まで着いて歩き出すと、更に足の錘が重たくなりました。一歩一歩が、ものすごい重く、ゆっくりとしか歩けません。
それでもなんとか会社に16:00頃到着し、2週間ぶりに自分の席に座ると、私はゼーゼーと喘いでいまた。まるで短距離走で全力疾走した後のようです。

とりあえず自分のPCを立ち上げ、溜まっていたメールを読み込みます。
ロクに仕事は出来ませんでした。ただただ、溜まっている未読メールを眺めることだけ。
キーボードの上に両手を上げていることすら、シンドいと感じていました。
1つ2つ、最重要なメールだけ返信を返し、後はボーっとしていたと思います。

17:30になり、私は帰宅することにしました。出勤時間はたったの1時間半。
重たい足を引きずって自宅になんとか辿り着きました。

次の日も、その次の日も、同じように1,2時間だけ出勤する事を続けました。

ある日、何も出来ずボーっと席に座っていると、同僚がある案件で困っているのが聞こえてきました。
私はその答えの在り処を知っていました。

「〇〇の資料を調べたら答えが分かるはずだ。あのフォルダに資料が入っているはず・・・。」
頭の中では、同僚を助けてあげたい気持ちで一杯なのですが、右手がまったく動きません。右手はマウスを握る事を拒むように、だらりと肩から垂れ下がっているだけでした。

「調べてあげたいけど・・・助けてあげたいけど・・・ごめん。無理だ。本当にごめん。」
私は心のなかで、そっと同僚に謝りました。


2/10(金)になりました。
私はまた夕方1時間だけ出社しました。
席に座っても、力が出てこない。腕すら上がらない。なんとか体に力を入れようと全身を強ばらせようとすると、顔がしかめっ面になります。それでも、力が入りませんでした。
それを見ていた私の上司は、業後に会議室に来るように促しました。

会議室に入ると、上司は、
「お前、やっぱりメンタルの病気だと思うよ。今週出来る範囲で出勤してもらったけど、やっぱり辛そうだよ。ちゃんと専門の先生に診てもらった方がいいよ。こんな事になったのは(上司の)マネジメントの責任だよ。すまん。とにかく仕事より体のほうが大事だ。体のほうを大事にしないと。」
と諭してくれました。

私は話を聞きながら、会議室で号泣してしまいました。
会社で、仕事で泣いたことなんて、これまで一回もありません。
最後に泣いたのはいつだったか思い出せないくらい、久しぶりの事です。
自分でもびっくりするぐらい、涙が溢れて止まりません。
泣きながら、私はひたすら謝りました。

「こんな事になってすいません。マネジメントの責任だなんて思ってません。自分のどこか弱いところがあったんだと思います・・・。」

謝りながら、これでどこか気持ちが吹っ切れていきました。もう精神科を受診するしかないんだと。

自分の意志で初めて精神科を受診する事って、かなりハードルが高い事だと思います。
少なくとも私は、自分の意志では決められませんでした。
もし自分で、うつかな?と思ったら、それを言ってもらえるような間柄の方に「病院行ったほうがいいかな?」と相談すると良いと思います。会社の上司でもいいですし、同僚でも家族でもいいと思います。私の場合、単身赴任していたので家族はあまり気付いてなかったのだろうと思います。妻は何も言いませんでした。幸いなことに上司がメンタルヘルスについて知識を持っていたので、上司が背中を押してくれたのです。本当に背中を押してくれた上司に感謝しています。


「やっぱり俺、病気なんだ。認めたくなかったけど、やっぱりうつなんだ・・・。」

と深く深く理解し、明日、精神科の病院を探そうと決心をつけました。


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