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原因が分からない・・・

このブログを読んでくださっているみなさん、こんにちは。「よそじSE」でございます。昨日は友人と食事をしてきたのでブログ更新できませんでした。楽しみにしてた方ごめんなさい。なるべく毎日更新できるように頑張りますので、どうぞ気長にお付き合い下さい。

では続けましょう。


「・・・自分は、どうして、うつになったんだろう・・・?」

「原因」という、病気に対する一番根本的な疑問が湧き上がりました。


私は自問自答を繰り返しました。いくつか仮説を立てて、それぞれ考えてみました。

(仮説1)残業、休日出勤等で長時間労働していたから
システムエンジニアという仕事の性質上、長時間労働はある程度あります。
このブログの「SEという仕事」の中でも触れた通り、私は20代、30代の頃は長時間労働は幾度となくやってきました。
しかし、40代を迎えた頃から、時々無茶な仕事をすれば、どこか代わりに手を抜く、
つまり長時間労働明けは意図的に(例え半日でも)休みを取るようにしないと体力的にもたないと本能的に分かっていましたので、ちょくちょく休みを取るようにしていました。ですので、週平均や月平均で残業時間を見ると、さほど多く残業していたとは言えない状態でした。この仮説は「No」でした。

(仮説2)会社の人間関係に疲れていた
上司・部下・同僚などの関係に悩み、心を病んでしまうケースはよく見聞きします。
「自分は人間関係に悩んでいただろうか?」と考えてみると、上司は20年来の気心の知れた間柄でしたし、同僚も多様な人々で様々な関係はありましたが、「誰それがイヤ」というような感情はまったくなく、原因が思い当たりませんでした。むしろ、自分は人当たりのよい方とされ、人当たりが良いと周りの人からも良くしていただける事が多かったように思います。ですのでこの仮説も「No」でした。

(仮説3)大きな山場を越えた後にがっくりと力が抜ける、いわゆる「燃え尽き症候群」だった。
これも「No」です。私の参加しているプロジェクトはまだ進行中であり、残り1年弱を残していました。まだ山場を越えたとは言えない時期でした。燃え尽きている場合ではなかったのです。

(仮説4)単身赴任の生活に疲れていた
これも「No」です。私は単身赴任をもう4年以上続けており、症状が出始めたのはごく最近でした。家族と離れる寂しさは当然あるものの、逆に(こんな事を言うと妻には大変申し訳無い気になりますが)一人の気楽さというものも正直あります。
また、寂しさはほぼ毎週末札幌に帰り家族とのコミュニケーションを取る事で埋めていました。
「毎週東京と札幌を往復する移動に疲れたんじゃないの?」という声も聞こえてきそうですが、私、もともと飛行機が大好きなので慣れていましたし、むしろ楽しんでました。
私はJALやANAの多頻度利用旅客に与えられる高待遇、いわゆる「エリート会員」になるのが楽しくてしょうがない、そういう性分だったのです。

このように、二日間、いくら自問自答しても原因らしいものを私は見つけることができませんでした。


そんな時、今の上司とは違う、かつての古い上司だった方から連絡を頂きました。私のただならぬ状況を聞きつけ、食事に誘ってくれたのです。わざわざ、私の単身赴任先の自宅近くまで来ていただき、ご馳走してくれました。(あいにく体調が悪かった私は大して食べられませんでしたが。)
久しぶりに会うかつての上司とテーブルを囲み「原因は何なの?」と聞かれ、私は困ってしまいました。

「分からないんです・・・自分ではまったく、思いつきません・・・。」
と私が言うと、意外な反応が返ってきました。

「そうなんだよなぁ、そういう(心の病を負った)奴って、みんな原因分からないって言うんだよなぁ〜。」
とおっしゃったのです。

私は、それまで原因が分からず悩んでいたのが、少しバカバカしい気持ちになりました。「そうか、みんな原因ってなかなか分からないものなんだな、じゃあいいや別に原因で悩む必要なんてないや。」と少し気持ちが軽くなりました。

そしていよいよ、精神科の門をくぐる日がやって来ます。

※結果から言うと、私の場合は、原因は後で自然と分かるようになりました。(それはまだ明かしません。)もし今、病気かな?と思われている方、療養中の方で「原因が分からない」という方がいらっしゃいましたら、

「原因を探すことに躍起になってもすぐには見つからない。いつか自然に分かるようになる。それが、必ず復調のキッカケになる。」

という言葉を贈りたいと思います。


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