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いよいよ診察 その2

このブログを読んでくださっているみなさん、こんにちは。「よそじSE」でございます。ロンドン・オリンピックも閉幕し寝不足な皆さんはやっと普通の生活に戻れると安堵されていることと思います。私は病気のこともあり最近は早寝早起きを実践しているため、ほとんどオリンピックを見ずに過ごしました。世間から乗り遅れまくりです。

では、初めて心療内科を訪れた時の話を続けましょう。

「心理検査って何だろう?」と思っていると、差し出されたのはテスト問題集とマークシートのワンセット。こんなものを目にするのは学生以来だなと思ってよく見ると、どうやら心理状態に関する質問に対し、「あてはまる」、「あてはまらない」、「どちらでもない」を答え、マークシートに記入するというものでした。
※後でネットで調べるとMMPI診断(ミネソタ多面人格目録)というものでした。

ざっと問題数を見ると軽く300問はありました。「こんなにやるの?」と軽く目眩がしました。「ゆっくりでいいから、やってみましょう。」と言われ、仕方なく鉛筆でマークシートを埋め始めました。

このMMPI診断の質問内容、細かくは忘れましたが、かなりディープで、ただでさえ「うつ」な状態の私を更に深みに陥れるようなものでした。例えば、
・誰もいない部屋の中で幻聴が聞こえることがある
・誰かが自分を殺しに来るのではないかと不安でたまらない
・人が何かしゃべっていると、自分の悪口を言われているように感じる
などなど、めちゃくちゃ暗いのです。これには参りました。読んでるだけでうつな気分が加速されます。

休み休み、時々ため息をつきながら鉛筆を進めていると、30分くらい経って先生が見かねたのか、「このラインまでで、終わりにしましょう。」と言いました。「このライン」とはマークシートの途中にラインが引かれており、そこに「簡易版はここまで」という記載がありました。問題全部やるのは辛そうなので、簡易版で許してあげようという先生の心遣いだったのかもしれません。休み休み、なんとかそのラインまで終わらせる事が出来ました。

次に先生から処方される薬についての注意点を言われました。
処方された薬はリフレックス錠15mgでした。
・毎日夜寝る前に飲むこと
・最初一日0.5錠から初めて、徐々に量を増やしていって最終的には一日3錠まで増やし、回復が見られたらまた徐々に減らしていくこと
・薬を飲んでいる間は禁酒すること
・絶対に昼寝をしないこと
などを言われ、私はただ、ハイ、ハイ、と答えていました。MMPI診断のおかげで疲れきっていました。他にも色々言われたような気がしますが、もう私の頭には入りませんでした。

「診断書、いるでしょ?次来た時に(診断書)出しておくから。」
と言われ、私は初診を終えたのです。

薬局で薬を受け取り、帰宅しました。私はもう疲れきっていました。

持ち帰ってきた領収書などの紙に混じって、薬についての注意点が書かれた紙を頂きました。そこには更に、
・コーヒーなどのカフェインを含む飲み物は脳を刺激するので出来るだけ避けること
・副作用として口が乾く、ボーっとする、頭痛がするなどがあるので、気をつけること
などが書かれていました。

「あー酒飲めないのかー。参ったなー。」
私は酒は強い方ではありませんが寝酒にウィスキーをロックでそこそこ嗜む程度の晩酌はしてました。が、精神系の薬と酒の組み合わせは本能的にヤバイと感じ、酒はもう飲まないようにしようと思いました。
(昔、ちょっとしたブームになった「完全自殺マニュアル」という本で、睡眠薬自殺の際、睡眠薬の効果を高めるためにアルコールと同時服用する、というのを読んだことがあったので、どんな事になるのか恐ろしかったのです。)

MMPI診断の結果が出るまでの3日間、私の闘病生活が始まりました。

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