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いよいよ診察

このブログを読んでくださっているみなさん、こんにちは。「よそじSE」でございます。ちょっと身内の葬儀がありまして急遽札幌に帰ってドタバタしておりブログ更新できませんでした。楽しみにして下さっている方々、どうもすみませんでした。帰省ついでに観戦に行ったコンサドーレ札幌−ベガルタ仙台戦で劇的な逆転勝利を目の当たりにし、私は至って元気ですのでご安心下さいませ。

では、続けましょう。


いよいよ心療内科を受診する日がやってきます。なにせ初めての事ですので朝から緊張しまくっており吐き気が止まりません。咳も相変わらず酷い状態でした。正直、病院に行くどころか外出もできそうになく、やっぱり行くのやめようかと思ったくらいでした。
が、なんとか体を奮い立たせ、身支度をして出掛けたのです。
その心療内科は、単身赴任先の自宅から徒歩7,8分のところにあります。駅から流れてくる人混みをかき分けるように、ゆっくりと歩を進めていきます。

「あぁ、みんな普通に元気に生活しているなぁ・・・。俺はこれから心療内科に行くんだ。」と言いようのない焦燥感に襲われます。

その病院は駅からほど近い雑居ビルの中にありました。私は予約した時間の10分前にそのビルに到着してしまいました。あまり早く病院に入ってもなぁ、他の患者さんと鉢合わせるかもしれないし・・・と、やることもなくただそのビルの前に突っ立って、時間が過ぎるのを待ちました。

予約していた時間が来て、私は意を決して病院に入りました。

私はそれまで、心療内科って何となくプライバシーが保護されるような、パーティションで区切られたような待合室をイメージしていたのですが、入ってみた待合室は普通の病院と変わりがなく、受付を中心に半円状にソファーが置いてある、まったくオープンな場所でした。内科と何も変わりがありません。ただ、内科特有の薬臭さがまったくなく、あまりにも病院らしくない普通の空気が流れていました。他の患者さんが2,3人順番を待っていました。みんなどんな病気なんだろう?みんなもしかしてうつなのかな?でも見た目みんな普通そうだなぁと思いました。

受付で問診票を書くように言われ、記入しました。何を書いたのか覚えていません。
ただ、書いていると物凄く酷い咳が出てきました。あまりに酷かったため、インフルエンザかと思われたのか受付の女性から「これ、付けて下さい。」マスクを渡されてしまいました。
※私は、先週までかかっていた内科で原因が分からないと言われていたので病原性ではないと判断しマスクをしないで行動していたのですが大失敗でした。
これ以降、私はマスクを買い込み、咳が完全に治まるまで心療内科を訪れるたびに必ずマスクをして行くようになりました。


しばらく待合室で待っていると診察室に通されました。最初は20代に見える若い先生でした。
私は咳が酷いこと、朝起きるといつも具合が悪いこと、足が動かないこと、会社に行くのが困難になっていることなどの症状を、ひとつずつ、ゆっくりと話しました。すると、

「分かりました。では、院長先生に伝えますので、少し待っていて下さい。」

と言われました。程なくして隣の診察室に入ると、院長先生が待っていました。

院長先生は、
「聞いた症状によると、多分うつ病だと思うんだよね。ただ咳が出るっていうのはなんだろうな?うつが原因で咳が出て治療とともに治ったという事例もない事もないけど、すごく稀なんだよね。当クリニックでは分からないかも。」と言われました。

「なんだよ、内科でも原因不明で心療内科でも原因不明じゃどうすりゃいいんだよ。」
と思いましたが、とにかく呼吸器の重篤な病気ではないというのは分かっていましたので、もう咳のことはどうでもいいや、とにかく心の病を治そう、と考えていました。

すると先生は小冊子を使ってうつ病の説明を私にし始めました。

・うつ病は6人に1人の割合で発生する、ありふれた病気であること
・脳の中のシナプスから放出されるセロトニンやノルアドレナリンが減少しているのが原因であること
・薬を飲んでいれば必ず治る病気であること
・治すには、とにかくゆっくり休むこと

などを、早口で説明し、「ウチ(のクリニック)では、最先端の米国治療をやっているので、他の心療内科よりいいと思うよ。」と半分自慢気な事を聞かされました。正直、そんな話はどうでもいいよ、何様のつもりよ?俺はこの苦しみから早く脱出したいんだ、なんとかしてくれよ。

と、半分憤りながら説明を聞いて、
「あぁ、この先生は、この説明を何度もやってるんだろうな。早口で面倒くさそうに話しているもんなぁ。」と感じました。
そして、「とにかくゆっくり休むこと」と書かれたページに描かれていた、女性がゆったりと横たわって眠っているような絵を見ながら、「ゆっくり休むってどうやって休むんだろう?」と考えていました。

院長先生は「一応、心理検査しましょう。検査結果は3日後に出るので、3日後にまた来て」と言われました。院長先生の診察は、ものの5分で終了しました。

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