●こないだの記事
1秒でも遅い? 現場の感覚とシステム開発者の感覚のギャップ
でお話ししましたが
この機能を高速化しました
●お披露目
その遅いと評価した現場責任者に
高速化したから、満足できるものかどうか確認してほしい
と伝えたところ、新システムのバーコードでテスト出来るのか?と返答
●彼の懸念
@新システムのバーコードを読んで、現行システムのバーコードラベルが印刷できること
A印刷速度が満足いくこと
の二点
それはわかる
しかし、現在、新システムのバーコード情報を現行システムに取り込む方法が無いことが分かった
新システムの開発担当者に変更要請を上げている
それが実現したら@は必然的に可能となる
残りはAだ
昨日、高速化して、試してほしいと依頼したが
@の方ばかり気にしている
これが現場とシステム開発者のギャップでもある
どちらを先に解決しても、結果的に両方解決できればいい事だ
しかし、現場責任者の優先順位は @ > A
システム開発者として、技術的難易度が高いのは A の方だ
なので、Aをクリアしていれば、@の方はお茶の子さいさいなのだ
●高速化結果確認の再要請
現場から出される要求は、ロジカルな事は少ない
どういうことかと言うと、
これでは遅すぎる。もっと早くしてくれ!
システム開発をする上で、もっと早くって言われると
どのくらい早く?ってなる
バーコードリーダーでバーコードを読み取った時にピッと音が鳴ってから
バーコードラベルが印刷完了するまで
0.5秒?
0.7秒?
もともとは1.0秒だから
0.9秒でもいいのか?
って関係性が悪かったら、こうなる
私は現場に負荷をかけたくないので
技術的に困難な高速化を最速で実装した
けれど
テストをしてくれない
確認してくれない
●後の祭り
現在の高速化レベルで満足してもらったらOk
もっと高速化しろと言われたら、次の手は考えている
しかし、次の手は結構複雑で高度なため数日かかる
現在の過密スケジュールの中で数日作り出すことなんて出来ない
テストや確認をすぐにしてくれない
実際にテストするのは5分程度で行えるのに
モチベが激減するね
タグ:グループ統合システム