●反応速度確認
新システム稼働を控えて様々な問題が浮上
その中でも致命的なのは
商品ラベルのバーコード体系の相違
新システムの商品ラベルが
当社現行システムの特殊機能(新システムで対応しきれていない)で処理できない
このため、私がその新システムのバーコードを読んで
現行システムの商品バーコードラベルを印刷するプログラムを開発することにした
しかし・・・・急場ではなかなか開発できない
そのため、似たようなプログラムを改造してオプション機能とした
そして、昨日、現場担当者に説明して、評価をしてもらった
ただし、ラベルに印刷する情報や、フォントサイズ、レイアウトなどは
事前に承認してもらっていたので
説明して、動作速度を確認してもらうことが目的だった
●許してもらえなかった・・・
しかし、動作速度だけは許してもらえなかった
要求に比べて遅い・・・と
貼付間違いを防ぐためには
新ラベルのバーコードを読んで、現行ラベルを印刷して、貼付する
これを1個ずつに対して行わなければならない
すると、このスピードでは作業が遅延する・・・から
●高速化を約束
やっぱり・・・
想定はしていたが、やっぱり・・・
バーコードを読んでから、
1秒程度あとにバーコードプリンターからラベルが印刷されて出てくる
この1秒程度でも遅いと・・・いわれる気がしていた
だって、現行システムでは、レスポンスはコンマ何秒の世界
それが1秒もかかっては・・・・
と、言うことで、満足してくれるレベルまで高速化すると約束した
●あれ?
そういえば、新システムの要件定義(要求仕様を決める段階)で
ベンダーが提示してきたレスポンスタイムは 3 秒
3秒以内に応答出来たら Ok だった
当社現行システムになれた現場担当者は 1 秒でも許容してくれない
あれっ?
実際のところ、新システムの要件定義時には現場意見は聞いていない(我が上司の方針)
なので、3秒でも十分と言う判断をしたんだろう
しかし、大量処理をしたことがないシステム開発者の判断に価値があるだろうか?
今回のラベル印刷は、おそらく0.2秒程度にしないと許してもらえないだろう
この0.2秒は、ラベルプリンターが印刷を始めてから終了するまでの時間
つまり、バーコードを読んでから印刷を開始するまでの時間は
0秒程度でホストからプリンターにデータを転送できる機能を開発しなければ・・・
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