●研修会にて
先日もお話ししましたが
新システムの使用説明会に使用者側で参加しました。
冒頭で講師の方が
この新システムを利用することで業務がシンプルになり、効率が良くなります。
って言いきっていました。それを聞いている人は
−−−まだ新システムの仕様について知らされていません。−−−
あーーそうなんだーって思いますよね。
だって、新しいものは良いはずだ!
今使っているシステム以上のものを作ってくれているはずだ!
って思いますものね。
●前提が違う
ただ、講師の方は当社のシステムをご存じないので
グループ他社の運用と同じと思って冒頭の言葉で開始しているわけです。
当社のシステムは今回リリースされた新システムよりも進んでいる
それをご存じない講師の方は、当社でも他社システムと同様の運用をしている
だから、新システム導入によりシンプルで効率が良くなる
と話されたわけです。
要は、前提が全く異なるわけです。
研修参加者は、レベル10のシステムを使用していて
新システムはそれよりもシンプルで効率が良い
きっとレベル12ぐらいなんだって思っちゃって研修を受けます。
でも、講師の方は、他社のレベル5が新システムのレベル8になるから
シンプルで効率が良いって話始められたんです。
●ギャップ
このギャップってかなり深刻ではないかと思われます。
聴く人はレベル12のつもりで
話す人はレベル8のつもりで
もちろん、操作画面は全て GUI なので見た目は華やかです。
配色も落ち着いた感じで目には優しいです。
でも、素早い操作を必要とする業務で
マウスとキーボードを持ち換えて操作するのは・・・
●先入観の影響
研修を受けた方は、
今のシステムより良いものが使えるようになる
って先入観で研修を受けたと思われます。
どんな感じだったでしょう・・・
一昨日三回目の研修に参加した(私は一回目)者から
聞くと・・・
他の研修参加者から一切質問が出なかったとか・・・
これは・・・ショックが大きかったのか